神の名前YHWH

2015/07/08 0

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西暦前587年ごろ書かれたラキシュ文書中の神の名前ヘブライ語のYHWH(テトラグラマトンと呼ばれる4文字)

YHWHの発音

「YHWH」が最初に現れる聖書の箇所は、創世記 2:4です。

創世記 2:4
4 これは,天と地が創造されたとき,エホバ神 (YHWH) が地と天を造られた日におけるその歴史である。

ここで、「YHWH」は神として紹介されています。
ある人は「YHWH」は律法契約を表していると言っていますが、「YHWH」は天と地を創造された神であり、律法契約の象徴ではありません。

出エジプト 3:15
15 そののち神はもう一度モーセに言われた,
「あなたはイスラエルの子らにこう言うように。『あなた方の父祖の神,アブラハムの神,イサクの神,ヤコブの神エホバがわたしをあなた方のもとに遣わされた』。これは定めのない時に至るわたしの名,代々にわたるわたしの記念である

「YHWH」は神の名前です。
それでこの方についてその名を用いることを禁じる理由はありません。

その正確な発音はヤーウェに近いといわれています。
またエホバ、イェホバなども近いと思います。

英語の Jehovah の使用は、13世紀にイタリアのカトリックの修道僧レイモンド・マーチニ (Raymundo Martini) によるヨホア (Yohoua) の発音が、数世紀後にラテン語の「Y」がドイツ語の「J」になり、Jehovah となりました。

英語の聖書に Jehovah が最初に現れたのは、1530年のウィリアム・ティンダル (William Tyndale) 訳の聖書です。

その時代の英語では、神の名前は「IEHOUAH」と綴られていました。ラテン語から英語へ、また英語自体の変化を経て、現在の英語発音 Jehovah に至っています。

西暦2世紀の初期クリスチャン作家アレキサンドリアのクレメント (Clement of Alexandria) はヤーウェ (Yahweh) を用いています。他の初期ギリシャ語写本もヤーウェ (Yahweh) を用いています。

A Detailed History of the name "Jehovah"

それで神の名前の正確な発音はヤーウェに近いと思います。

日本には古代イスラエルの10部族が渡来して、皇室または、古代政府の要人となった形跡があります。
天皇のことを「みかど」とよびます。それでガド族との繋がりがあると言われています。
古代の天皇のことを「すめらみこと」と呼びます。「すめら」とはサマリアの地を意味していると言われてます。
また、京都の祇園祭りなどにその痕跡を見ることができます。
日本語のカタカナはヘブライ語のアルファベットと酷似しています。
さらに、祭りの掛け声のような日本語として意味をなさない発音に神の名前の短縮形の「ヤー」が入っています。

また、日本人特有の慣行として山彦を楽しみます。その際の山に向かって発することばは、「ヤッホー」です。
このことばは日本語として意味をなしませんが、神の名前の短縮形が使われています。
そして、聖書中でエホバは山の神として認識されています。

日ユ同祖論参照

西暦2世紀の初期クリスチャン作家が神の名前の発音を記録している事実は無視できないと思います。
それから推測して、イエスもイエスの弟子たちも神の名前を使用していたと結論付けることは突飛なことではないと思います。

以上の理由で、わたしは、神のお名前エホバ、またはヤーウェを用いることに何の抵抗もありません。
名前の発音以上に大切なことは、その名前が代表する神を知ることと、その方の特質や、目的に調和したクリスチャンの生き方であることを認めます。

クリスチャンギリシャ語聖書の現存する写本の中に「YHWH」が無い点について

まず、西暦1世紀に書かれた聖書の原本は存在していません。

それで、ものみの塔協会、その他の研究グループが主張するように、ギリシャ語聖書の筆者がヘブライ語聖書からの引用をする際「YHWH」をそのまま記載したかどうかを原本で確認することはできません。

現存する新約の聖書写本(2世紀から15世紀)には「YHWH」の記録はありません。
それらは、背教が顕在化した西暦2世紀以降の写本ということです。

しかし、初期クリスチャン作家たちの記録に「YHWH」やその発音の記録を認めることができます。またさまざまな遺跡や発掘物に「YHWH」を確認できます。それらの発掘物はそれが神の名前であることを示しています。

それで、神の名前(固有名詞)が西暦1世紀当時、イエスや弟子たちにより用いられていたことを疑う理由はありません。

また毎年新約の写本が数冊発見されています。
最近の相当数の発見は2008年にありました。アラビアで47冊の新しい発見がありました。少なくともそのうちの17冊は西側の学者たちに未知のものです。
写本の比較研究において、40万の変異がそれら西暦2世紀から15世紀の写本にあると見られています。

原本と西暦2世紀以降の写本の間に何かあったのかは、今のところ確定できません。
今後の写本の発掘や研究の結果を待つ必要があります。

おそらく今日エホバの証人が頻繁にエホバの名前を用いるほど、キリストの弟子たちを含む西暦1世紀のユダヤ人や周囲の民は固有名詞エホバを用いずに神を認識していたと思われます。

天地の創造者、命の源を固有名詞のエホバではなく代名詞の「神」ということばで人々は共通意識として認識できたでしょうしそれで十分だったと思います。

ですから、イエスも使徒パウロも宣教の際に固有名詞のエホバに現代のエホバの証人のようなこだわりはなかったと思います。それで彼らの宣教は固有名詞のエホバではなく、ユダヤ人でもギリシャ人でも、だれでも共通に認識できる代名詞の「神」を用いたことを記録は示しています。

イエスは、固有名詞エホバを広める必要はありませんでした。

イエスの場合、固有名詞エホバを広める理由はありませんでした。
ユダヤ人はその名前を既に知っていたでしょう。

彼らに欠けていたのはその神との関係です。
それで、イエスは神を天の父としてユダヤ人を教えました。
また「YHWH」神の性質をご自分の活動により反映されました。

そのようにして、神の名を知らせました。これは、名前の発音を問題にしているのではなく、神の性質や見方、目的の宣明でした。そして人々は神との個人的な関係を求めるよう助けられ励まされました。それで、イエスは神を表現することばとして「天の父」ということばや概念を用いています。

使徒パウロの場合、やはり固有名詞エホバを広める理由はありませんでした。

なぜなら、エホバの証人が強調するような「宇宙主権の論争」など王国の良いたよりのテーマでは無いからです。

パウロは異邦人にキリストの良いたよりを宣べ伝えました。
その救いの音信で強調されるべき点は、「誰が神か」というテーマではありません。それで神の固有名詞エホバをことさら強調する必要はありません。

むしろ異邦人を含め誰もが共通に意識できる「神」が救いを備えられたこと、その救いの主要な代理者がキリストであることがクリスチャンの音信の要点でした。

そのようなわけで、固有名詞エホバにこだわるような理由がありませんので、新約聖書に固有名詞エホバの記述が無いことを理解できます。

それでも、新約に「ハレルヤ」ヤハを賛美せよとの記録があります。
ヤハは神の固有名詞です。
西暦1世紀のクリスチャンたちは「YHWH」とイエスキリストを識別して記録しています。
「YHWH」は神の固有名詞です。

イスラエル人の人名に含まれる「YHWH」は、その発音がヤーウェ、エホバに近いことを物語っています。

イエスは、この方を「天の父」と呼びかけるように教えました。

クリスチャン宣教におけるエホバ

至高者のお名前ですので、わたしは愛着を持っていますが、エホバの名前はキリスト教の宣教において重要ではありません。

クリスチャン宣教においては、聖書中にあるとおり代名詞の「神」で十分でしょう。それで十分意味が通じます。

ものみの塔協会は、存在しない「宇宙主権の論争」を根拠に神の名前エホバを絶対伝えないといけないとの印象をJWに与えています。

いわゆる宇宙主権の論争は、対立軸を設定し「ものみの塔協会」がエホバ神を代表している唯一の組織であると印象づけるためにラザフォードが導入しました。彼は神の民は「エホバの証人」となると教えました。

しかし、聖書は「エホバの証人」は古代イスラエル人たちであり、キリストを受け入れた人々は神慮により「クリスチャン」と呼ばれるようになったと記しています。

使徒 11:25
25 . . . そして,弟子たちが神慮によってクリスチャンと呼ばれたのは,アンティオキアが最初であった。

日本人は、神道というユダヤ教の影響の強い信仰をすでに持っていますので信心深い人たちは「神」という代名詞で至高の存在を意識できるはずです。

神がキリストを人類の命のために備えられたという音信で人々を命の主要な代理者であるキリストに導くことができます。

もちろん、至高者のお名前がヤーウェ、あるいはエホバであることを隠す必要もありませんが、エホバの証人のようにエホバ、エホバ、「エホバの証人」はわたしたちたちだけとはならないでしょう。

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プロフィール



1972年にバプテスマを受けてクリスチャンになりました。

その後、エホバの証人として宣教活動を40年ほど行い、長老のときに「ものみの塔協会」の方針と異なる立場をとったために長老を削除されました。

長年のエホバの証人としての人生は「ものみの塔協会」の崇拝の様式とキリストの教えとの不調和を経験することになり、「ものみの塔協会」の始まりからの歴史をインターネットを用いて調査し、この団体がロスチャイルド資本によるシオニズム運動の器として始まったこと、宗教組織を利用したロスチャイルド資本の国際投資企業であること、小児性愛者の不適切な扱い、預言や教理上の破綻などの腐った実を知りました。

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