YHWH 神の名の発音

2024/06/16 1

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聖書の神 YHWH (JHVH) の発音が失われた歴史的背景を書きます。

神 (YHWH) は、わたしたちの命の源なので、全ての人がこの方の名前を知るべきですが、その正確な発音は失われ神を信じている人々でさえ、その正確な発音を知りません。これは神を否定するサタンの世に予想できる出來ことですが、経緯を振り返ってみましょう。
アダムの創造から、ノアの時代の洪水を経て、地の最初の権力者ニムロデのバベルの塔の建設まで約1,800年、人々はヘブライ語を話していました。神が言語の混乱によりバベルの塔の建設を挫折させてから、地上には7,000ほどの異なる言語が存在するようになりました。

言語は、同じ系統の言語でも、時代、地域、人々により、同じものを表す単語や発音が変化します。
人の名前のような固有名詞でも、発音の仕方には多くの変異 (variation) があります。
言語の違いにより、聞き取れない音や発音できない音もあります。

ヘブライ語の子音で書かれた神の名前YHWHの発音についても変異があり幾つかの意見があります。

古代の人々は日常的に神の名YHWHを使っていました。

聖書の中で最初にYHWHが出てくる個所は、創世記 2:4 です。

創世記 2:4
4 これは,天と地が創造されたとき,YHWH神が地と天を造られた日におけるその歴史である。

そして、聖書中で神の名前YHWHは、7,000回近く出てきます。

創世記を書いたモーセや、それ以前の人々は、神の名前の発音を知っていましたし、日常的に使っていました。

  • エバは、カインを生んだ時、「わたしはYHWHの助けでひとりの男子を産み出した」と述べました。(創 4:1)
  • セツの子エノシュの時代に、人々はYHWHの名を呼ぶこと始めました。(創 4:26)
  • ノアは、YHWHの名を用いて神を賛美しました。(創世記 9:26)
  • ニムロデは、YHWHに敵対する狩人として知られていました。(創 10:8)
  • アブラハムは、祭壇を築いてYHWHの名を呼び求めました。(創 12:8)
  • アブラハムは、YHWHの名を用いて誓いました。(創 14:22)
  • アブラハムは、YHWHの名を用いて神に祈っています。(創 15:2)
  • サラは、YHWHの名を用いて夫アブラハムを非難しました。(創 16:5)
  • アブラハムは、YHWHの名を用いて神のみ使いに呼びかけています。(創18:3)
  • アブラハムは、YHWHの名を用いて神に尋ねています。(創 18:27,30,31,32)
  • ロトは、YHWHの名を用いて神にお願いしています。(創 19:18)
  • ゲラルの王アビメレクは、YHWHの名を用いて神に呼びかけています。(創 20:4)
  • アブラハムは、YHWHの名を用いて誓っています。(創 24:3)
  • アブラハムは、YHWHの名を用いて神の処遇を語っています。(創 24:7)

人々は、日常的に神の名を使っていました。神の名の発音は不明ではありませんでした。
しかし、イスラエルの背教のためこの状況は変化しました。

2269 BC
バベルで言語が混乱し、多言語世界が始まる。

1943 BC
アブラハム ニサンの14日にユーフラテス川を渡り、神との契約(アブラハム契約)に入る。

1513 BC
エジプトのイスラエル人 ニサンの14日に過ぎ越しを行い、出エジプトし、アラビアのシナイ山で律法契約に入る。

1473 BC
ヨルダン川を渡り、イスラエル人カナンの地に入る。

1077 BC
ダビデ ユダのヘブロンで王となる。

1027 BC
ソロモンの神殿完成 ソロモンは晩年に背教する。

背教のイスラエルは、異教の神秘主義の影響を受け神の名を消し去る。

997 BC
王国が北と南に分裂する。北はイスラエルの10部族、首都はサマリア、南は、ユダとマナセの2部族、首都はエルサレム。

西暦前7世紀-6世紀
10部族のイスラエル人たちは、YHWHの崇拝より異国の神を崇拝するようになり、異教の神々の地でYHWHの発音や崇拝を忘れました。異教のアッシリアやバビロンで、神秘主義や迷信の影響を受けた律法学者たちは、モーセの律法 (Torah) のより詳しい解説と称して 口伝律法(Oral Law) をつくりました。口伝律法はユダヤ教の伝統として口承で伝えられいましたが、西暦2世紀末ごろバビロニア・タルムード (Babylonian Talmud) として書物として編纂されました。

ラビ (rabbi) と呼ばれる律法学者や宗教指導者、教師の律法解釈によるユダヤ教を発展させ、パリサイ派 (Pharisees) のラビによるラビ的ユダヤ教 (Rabbinc Judaism) が始まる。
ラビ的ユダヤ教は正統派ユダヤ教となります。

サドカイ派 (Sadducees) はレビ族の祭司やレビ人が多く神殿における儀式の権威でしたが、パリサイ派は律法学者で、両者は互いに律法解釈の違いで対立していました。

ユダヤ教の神殿崩壊の後は、パリサイ派がユダヤ教の主流となっていきました。

740 BC
イスラエル10部族の首都サマリアの滅び 背教のイスラエル10部族 アッシリアに捕囚となる。
アッシリア帝国は、サマリアに各地から異邦人を入植し、現地のイスラエル人たちとの混血児がサマリヤ人となる。

イラクのユダヤ人は、紀元前586年頃のバビロン捕囚の時代から記録されてる。イラクのユダヤ人は、世界で最も古く、歴史的にも重要なユダヤ人社会のひとつを構成しています。スーラ(Sura)は、古代ユダヤの資料ではバビロニアと呼ばれた地域の南部にあった都市で、ユーフラテス川の東に位置して、ブドウ、小麦、大麦などの農産物の産地として知られていました。また、律法学の主要な中心地でもあり、バビロニア・タルムード (Babylonian Talmud) を生み出した重要なスーラ・アカデミー (Sura Academy) の本拠地でした。

587 BC
エルサレムのソロモンの神殿は、ネブカドネザル (Nebuchadnezzar) により破壊され、背教のユダヤ人はバビロンに捕囚となる。

バビロン捕囚のため、ほとんどのユダヤ人たちはパレスチナの地に住んでいませんでした。バビロンで生まれた人たちはヘブライ語は母国語ではなくなりました。

西暦前4世紀
西暦前336 アレクサンダー大王、マケドニア王国の王として即位、その後急激に世界覇権者となり、ギリシャ帝国による世界のギリシャ化 (Hellenization) が始まり、ヘレニズム文化が広まり、コイネー(共通)ギリシャ語が世界共通言語となる。

ヘレニズム文化圏では、コイネ・ギリシャ語により、どこの出身であっても自由に会話ができました。
西暦前3世紀までに、ギリシャ帝国の支配下のエジプトのアレキサンドリアにギリシャ語を母国語とするユダヤ人の社会が形成された。

西暦前3世紀‐2世紀
ヘブライ語聖書をコイネ・ギリシャ語に翻訳したギリシャ語70人訳聖書 (Setuagint) がつくられる。
古い70人訳聖書の断片には神の名YHWHが記録されています。

後代のマソラ本文 (Masoretic Text) の起源と思われる言葉や綴りの細部に重点を置くことは、パリサイ人の間で議論の根拠としてすでに使われていました。

1947年に発見された死海文書の聖書本文、特にマサダから発見されたテキストはマソラ本文 (Masoretic Text) と非常に類似しており、マソラ本文 (Masoretic Text) の祖先が紀元前2世紀には確かに存在していたことを示唆している。

西暦30年
古代ローマ、プトレマイオス朝エジプトを滅ぼしローマ帝国時代が始まる。

西暦70年
ローマ軍によるエルサレムの滅び
この滅びは、ユダヤ人が神のメシアを退け殺したため臨んだ神の裁きであり、律法契約、ユダヤ教の体制は終わりました。エルサレムにあったヘブライ語聖書の写本や系図はほとんど消失し、エルサレムの滅びを生き残った9万人ほどのユダヤ人たちは全地へ散らされ、北アフリカ、地中海沿岸、コーカサス地方(ハザール国)にすでに存在していたユダヤ人社会に融合してゆく。

■ カライ派ユダヤ教 (Karaite Judaism)
ラビの権威と口伝律法 (Oral Law, Talmud) を拒否したサドカイ派 (Sadducees) と類似
多くの現代のカライ派ユダヤ人は、20 世紀後半のカライ派の復活から生まれました。世界カライ派運動 (World Karaite Movement) は、 1990 年代初頭にネヘミア・ゴードン (Nehemia Gordon) とハカム メイル ・レハヴィ (Hakham Meir Rekhavi) によって設立されました。

ネヘミア・ゴードンは、マソラ本文 (Masoretic Text) の発音符号 (ダゲシュ dagesh) から、YHWHの発音はエホバであると言っています。ほとんどのユダヤ人は、神の名前の発音にエホバを用いています。多分、日本とユダヤのつながりのために日本人もエホバを用いています。

■ ラビ的ユダヤ教 (Rabbinc Judaism) パリサイ派 (Pharisees) によるユダヤ教
律法 (Torah) の真の意味を示すためにミドラーシュ (Midrash)、タルムード (Talmud)、その他の情報源で成文化されているサンヘドリン (Sanhedrin) の法的判決(律法学者の伝統)に依存している。

タルムードとカライ派の写本には、ヘブライ語聖書の標準写本が写字生のためにエルサレムの神殿の中庭に保管されていたと記載されています。

クリスチャン・ギリシャ語聖書の大半は、コイネ・ギリシャ語で書かれており、その中でのヘブライ語聖書からの引用は、コイネ・ギリシャ語で書かれた70人訳聖書 (Septuagint) からのものです。

ギリシャ語70人訳聖書 (Septuagint) は、各地に住む多くのユダヤ人、ユダヤ教改宗者たちがクリスチャンになるのを助けました。

ユダヤ教の口伝律法 (Talmud) 信奉者の律法学者 (rabbis) たちはユダヤ教の伝統の維持のためにギリシャ語70人訳に代わるラビ用のギリシャ語聖書の作成を望みました。

口伝律法 (Talmud) の影響の顕在化

西暦2世紀
ユダヤ人の律法学者たち (rabbis) は、ラビの見解や口伝律法 (Talmud) の解釈とより厳格に一致させるため、70人訳 (Septuagint) に代わるラビ的ユダヤ教の聖書のギリシャ語への翻訳を開始。
ユダヤ人ラビ (rabbi) のアキバ (Akiba) の弟子のユダヤ教改宗者アキラ (Aquila) により、ギリシャ語70人訳聖書 (Septuagint) に代わるギリシャ語の律法学者用聖書 (rabbinical Bible) がつくられる。

言葉や綴りの細部に重点を置くことは、パリサイ人の間で議論の根拠としてすでに使われていて、ラビ・アキバ(西暦135年没)はその顕著な律法学者です。子音ベースで神聖化された完全なテキストという考えは、ハラハ(Halakha 宗教法、仕来り、ならわし)、アガダ(Aggadah 口承律法、伝統)に支配されたユダヤ人の思想において、すぐにユダヤ人コミュニティ全体に広がりました。そして、それとともに、たとえ一文字でも逸脱すると律法の巻物が無効になるという厳格な制限がますます強化されました。

律法学者たちが編纂したラビ的ユダヤ教 (Rabbinic Judaism) の聖書はユダヤ教の口伝律法 (Talmud) の影響をより強く受けており、マソラ学者 (Masoretes) として知られるユダヤ教の学者 (rabbi) や書士 (scribe) たちによるマソラ本文 (Masoretic Text) へと発展してゆきます。

マソラ本文 (Masoretic Text、伝統の本文) は、ラビのユダヤ教 (Rabbinic Judaism) のヘブライ語聖書 (Tanakh) の 24 巻の権威あるヘブライ語およびアラム語の本文です。マソラ本文は、ユダヤ教の正典とその正確な文字テキストを定義しており、その発声とアクセントはマソラとして知られています。マソラ本文に関して言えば、マソラとは、特にユダヤ教聖典本文の発音区別符号と、テキストの詳細、通常は単語の正確な綴りを記したタナフ書の写本(およびその後の印刷物)の簡潔な欄外注記のことです。

西暦2世紀末
当時のイスラエルにおけるユダヤ人共同体の長であったユダ・ハナシー(Judah ha-Nasi、ハナシーは称号)が、複数のラビたちを召集し、口伝律法を書物として体系的に記述する作業に着手。その結果出来上がった律法 (Torah) の解釈文書群がミシュナ (Mishnah) と呼ばれ、口伝律法を集めた文書群タルムード (Talmud、「研究」の意) となります。もともと、ユダヤ人の律法の解釈は口頭で伝えられ、世代から世代へと受け継がれてきました。本来、口承で語り継ぐべき口伝律法があえて書物 (Talmud) として編纂された理由は、537BCと70CEの2度の神殿破壊を経験して、ユダヤ教の存続に危機感を抱いたためであるとされています。

西暦5世紀
バビロニア・タルムード (Babylonian Talmud)、古代バビロンのスーラ・アカデミー (Sura Academy) を再建したバビロニアのユダヤ人ラビ・アシ (Ashi) とラヴィナ2世により編纂される。

エルサレム・タルムード (Jerusalem Talmud) は、ミシュナ (Mishnah) として知られる2世紀のユダヤ人の口承伝承 (oral tradition) に関するラビ注釈のコレクション。

西暦6世紀
このミシュナ (Mishnah) に詳細な解説が付されるようになると、タルムードを編纂した律法学校の場所により、エルサレム・タルムード (またはパレスチナ・タルムード)、バビロニア・タルムードと呼ばれ、内容の全く異なる2種類のタルムードが存在するようになる。現代においてタルムードとして認識されているものは後者のバビロニア・タルムード (Babylonian Talmud) のことで、西暦6世紀ごろには現在の形になったと考えられている。

「タルムードは正統派ユダヤ教の聖典である。」という主張は、タルムードをつくったパリサイ派ラビ(教師)の権威の主張であり、その権威を認めないカライ派ユダヤ教などが存在しています。ユダヤ教の各宗派は異なる解釈を持ちながらも、共通の伝統も持っています。現代でもユダヤ教の宗教環境はイエスの時代と同じです。

マソラ本文 (Masoretic Text) によるYHWHの保護(隠蔽)

西暦7世紀-10世紀
マソラ学者 (Masoretes) として知られるユダヤ人のグループによってマソラ本文 (Masoretic Text) がコピー、編集、配布されました。知られている中で最も古い完全なコピーであるレニングラード写本 (Leningrad Codex) は、西暦 11 世紀初頭に発行されたもの。10世紀のアレッポ写本 (Aleppo Codex) は、かつて知られている最古の完本でしたが、1947 年のパレスチナ内戦以降、大部分が消失。

マソラ(Masorah 発音符号や、その他の書き込み)の大部分は、当時の主要なマソラ派 (Masoretes) であったベン・アシェル (Ben Asher) とベン・ナフタリ (Ben Naphtali) の対立により10世紀に終わり、その後のマソラ派による、聖書写本にマソラの追加はほとんどありません。

西暦70年のエルサレムの滅び以降の宗教環境は、ユダヤ人たちは、タルムード (Talmud 口伝律法)や、カバラ (Kabbala ユダヤ神秘主義) により神の名前YHWHを主 (Adonai) や神 (Elohim) に置き換え、その発音を消し去り、キリスト教徒たちは、国家宗教ローマカトリック教会によりラテン語の聖書を読むことや所持することを禁止され神の名前を知ることもなく僧職者(宗教権威)による独裁を受けることになります。

16世紀
1517
マルティン・ルター (Martin Luther) 宗教改革
『95ヶ条の論題』をヴィッテンベルクの教会に掲出しローマ・カトリック教会から分離しプロテスタントが誕生。 プロテスタントにより、宗教権威が独占していたラテン語聖書は、一般の人々が読める言語に翻訳され配布されるようになる。

1518
ドイツのカトリックの書士ピーター・ギャラティン (Peter Gaatin アシュケナージ・ユダヤ人、パリサイ派) ヘブライ語聖書をラテン語に音訳。YHWHをエホバ (JeHoVaH) と訳す。「Je」は、「Ye」のようにエと発音される。ラテン語にない子音「J」は、イディシュ語 (Yiddish) から取られている。

イディシュ語 は高地ドイツで使われているアシュケナージ・ユダヤ人 (ハザール人)のことばです。高地ドイツ語の方言にスラヴ系言語(特にポーランド語)やヘブライ語などが混じり合っています。

1530
ウィリアム・ティンダル訳聖書 ギリシャ語、ヘブライ語からの初の英語訳聖書の出版。YHWHをイホウア (Iehouah) と訳す。

1534
イエズス会 (society of Jesus, Jesuit) 創設
イグナティウス・デ・ロヨラ (Ignatius of Loyola) を中心として、フランシスコ・ザビエル、ピエール・ファーブルら7人によって創設。イグナチオ・デ・ロヨラは、カトリック教会のイエズス会の初代総長。マラーノ(marrano キリスト教に回収したユダヤ人)でカバラ学者 (Kabbalist オカルト神秘主義者) です。

イエズス会は、各地に大学をつくり、社会の支配者層となるエリートの養成を始めます。日本の上智大学 (Sophia University) は、1913年にイエズス会がつくりました。ラサール中学・高等学校、聖マリスト学園中学・高等学校などは、カトリック教会の英才教育機関です。
日本カトリック学校連合会
List of Jesuit educational institutions

イエズス会の目的は、表向きはプロテスタントの宗教改革で失われた宗教権力の回復ですが、単に宗教だけではなく、神聖ローマ帝国の支配権力の回復と拡大です。そのために賄賂、欺き、恐喝、殺人などを駆使して、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア、アフリカと全世界で、革命、クーデター、政府転覆などを画策してきました。

イエズス会は、フリーメイソンと同種の背教ユダヤ人の秘密結社でオカルト悪魔崇拝テロ組織です。新世界を植民地化するために、南米では強制改宗や内乱を起こしてインカ帝国を滅亡させています。 日本には、1549年(天文18年)フランシスコ・ザビエル(Francisco de Xavier)が来日し活動を始め、キリスト教の布教活動の裏で、不正に「金」を大量に持ち出し、奴隷取引(人身売買)や武器の売買を行っていました。その結果、1587年に豊臣秀吉は、「伴天連(ばてれん)追放令」を発しています。
➡ 背教のキリスト教(フリーメイソン、イエズス会)の来日

全世界は、悪魔崇拝者の背教ユダヤ人による欺きと賄賂と脅しと暴力の犠牲となっています。カトリック教会、イエズス会、フリーメイソン、イルミナーティ、アシュケナージ・ユダヤ人、ロスチャイルド、シオニズムなどの背後にいる者たちは聖書の神YHWHの崇拝から背教して全地に散らされたユダヤ人たちです。彼らは、タルムード (Talmud)カバラ (Kabbala) によって導かれているサタンの会堂の者たちです。

神 (YHWH) と主イエス・キリストは、悪魔崇拝者の背教ユダヤ人たちの悪事を知っています。

啓示 2:9
9 『わたしはあなたの患難と貧しさを知っている―しかしあなたは富んでいるのである―また,自分はユダヤ人であると言いながら,[実は]そうではなく,むしろサタンの会堂[に属する]者たちによる冒とくを[知っている]。

イエズス会の悪事は多岐にわたりますが、そのひとつは、ユダヤ人のマソラ学者にならって聖書から神の名YHWHを主 (Lord) や神 (God) に置き換えたり、またラテン語アルファベットに存在しなかった「J」を加えてヘブライ語の「Y」の音を「J」に置き換えました。それで、英語圏では、神の名前が、エホバ (Yehova) ではなく、ジェホバ (Jehovah) となり、イエス (Yiesu) が ジーザス (Jesus) となりました。

1606-1610
ギリシャ語70人訳聖書と同様、ラテン語のヴルガータ (Vulgate) を基にしたカトリックの英語版聖書ドゥーエイ版 (Douay Version) 出版。神の名は、主 (Lord) や神 (God) に置き換えられている。

1611
欽定訳聖書 (King James Version) 出版。
ヘブライ語マソラ本文、ギリシャ語70人訳、ラテン語ウルガタ訳からの最初の英訳聖書。その8割はウィリアム・ティンダル訳、大半は主 (Lord) に置き換えられているが、数か所にテトラグラマトン (YHWH、神の名ジェホバ Jehovah) が使われている。

1947年
クムランで死海文書が発見される。死海文書は、紀元前150年-西暦75年、この期間には統一されたテキストが存在しなかったことを示しています。メナヘム・コーエン (Menachem Cohen) によれば、死海文書は「七十人訳訳 (Septuagint) の基礎となったヘブライ語のテキストタイプが実際に存在し、一般に受け入れられているマソラ本文 (Masoretic Text) とは大幅に異なっていた」ことを示しています。

死海文書の巻物たちは、後代のマソラ本文とも、また相互間の両方で、正書法 (orthography) の多数の小さなバリエーションを示しています。また、死海文書においては、訂正や別の代替案の注記から、筆記者が異なる読み方の間で個人的な好みや裁量に従って自由に選択したことが明らかに分かります。

後代のマソラ本文 (Masoretic Text) の場合は、発音区別符号、母音、句読点、綴り、行間、その他のマソラ (Masorah) の挿入がなされ、厳格に規制された読み方や意味が付与されたラビ的ユダヤ教仕様の聖書(タルムード的聖書)となっています。

、これは、発音符号や表記符号、伝統的解釈などに関する違いであり、聖書の内容そのものの違いではありません。内容についていえば、西暦2-3世紀からマソラ本文が書かれた10世紀までの1,200-1,300年間の間に取り立てて指摘するほどの違いは見られませんでした。それで、1947年の死海写本の発見は、聖書の内容が正確に後代に伝えられたことの証明となっています。)

マソラ本文には「書士(律法学者)の修正」 (Tikkune Soferim) が含まれます。
西暦200年頃の初期のラビの情報源は、聖書のいくつかの箇所に言及しており、古代の読み方は現在のテキストのそれとは異なっていたに違いないという結論を出しています。3世紀のラビ・シモン・ベン・パッツィ(Rabbi Simon ben Pazzi)は、これらの読みを「律法学者の修正」(tikkune Soferim; Midrash Genesis Rabbah xlix. 7)と呼び、律法学者が実際に変更を加えたと仮定しています。

想定される修正には、一般的に次の 4 つのタイプがあります。
  • 神に関して使用される不適切な表現の削除。 たとえば、特定の箇所で ("呪う") を ("祝福する") に置き換えることなど。
  • テトラグラマトン (YHWH) の保護。 たとえば、いくつかの箇所では「YHWH 」の代わりに「 Elohim」または「Adonai 」が使われている。
  • 異教の神々の名前の使用の削除。 たとえば、 「イシュバアル」という名前を「イシュボシェト」に変更。
  • エルサレムにおける神聖な礼拝の統一を守ること。

西暦2世紀以降、テトラグラマトン (YHWH) 神の名がエロヒム(神)やアドナイ(主)に置き換えられました。ですから、イエスが地上で活動された西暦1世紀まで、神の名は日常的に使われていたことが分かります。

ユダヤ神秘主義やオカルト迷信に毒された背教のイスラエル人たちは、西暦70年のエルサレムの滅び以降神の名を使わなくなりました。

子音YHWHに母音を補う試みが、ローマカトリック教会(背教のキリスト教国家宗教)、プロテスタント教会、ユダヤ教においてなされ、神の名前の発音には幾つかのバリエーションがあります。

エホバ (Yehovah)

まず、現代のイスラエル人たちの発音
  • 古代ヘブライ語のアルファベットと現在使われているアルファベットには違いがあります。
  • 古代ヘブライ語のWは、現在はVとなっていて、神の名の子音は、YHVHとつづられています。
  • マソラ本文に付けられた母音符号 (ニクダー nekuda) は、e, o, a (エ、オ、ア) です。
  • YeHoVaH (エホバ) が神の名前の発音です。
  • 日本語のエホバと同じですが、イントネーション(抑揚)が異なります。
  • 日本語は単調ですが、イスラエル人はエホバーの、バーが揚がります。


マソラ本文に使われている母音符号
Sheva の e(エ)
Chowlem の o(オ)
Qamets の a(ア)
e o a (エ、オ、ア) で、エホバ (YeHoVaH) です。
■ YHVHに付けられた母音符号 (ニクダー nekuda)、e, o, a (エ、オ、ア) の役目は、YHVHを読むときに、母音符号を見てYHVHを、主 (Adonai) とか神 (Elohim) と発音させるためです。YHVHに付けらた母音符号をYHVHに挿入してエホバ (Yehovah) と発音するためではありませんでした。
古代ヘブライ語のWは、マソラ本文がつくられた10世紀いはVとなっていました。(言語は時代や地域により変化します。)

しかし、その発音すべきでないYehovah (エホバ) の発音が、YHVHの発音としてユダヤ人の間で使われています。

ヘブライ語アルファベットのYは、YやJがないギリシャ語では「I」となり、ラテン語では西暦6世紀まで「I」、それ以降「J」となり、イエホバ (Iehovah) や、ジェホバ (Jehovah) と発音されます。

6世紀以降、英語圏ではジェホバ (Jehovah) が聖書の神の名前となっています。

その理由は、イスラエル人の名前にそのYehovah (エホバ) 発音が含まれているためです。
エホバ (Yehovah) を支持する学者たちは、ヘブライ語のYeho(エホ)は、YHVH (Yehovah) の名前で、人名の最初に付くことが多いと指摘しています。strong's concordance

エホシャファト  Yehoshaphat (Jehovah is Judge、エホバは裁き主) strong 3092
エホヤチン  Yehoyakin Jehoiachin (Jehovah has firmly established、エホバは堅く立てられた) strong 3078
エホヤキム  Yehoiaqim Jehoiakim (Jehovah Raises Up、エホバは立ち上がる) strong 3079
エホツァダク  Yehotsadaq Jehozadak (Jehovah pronounces righteous、エホバは義と宣言する) strong 3087
エホナダブ  Yehonadab Jehonadab (Jehovah is noble、エホバは高貴な方) strong 3082
エホナタン  Yehonathan Jehonathan (Jehovah has given、エホバは与えてくださった) strong 3083
ヨナタン  Yonathan Jonathan (Jehovah has given、エホバは与えてくださった) strong 3129, 3083
エホラム  Yehoram Jehoram (Jehovah is high、エホバは高められる) strong 3088
エホザバド  Yehozabad Jehozabad (Jehovah Has Endowed、エホバは恵みを与えた) strong 3075
エホヤダ  Yehoyada Jehoiada (Jehovah knows、エホバが知っておられる) strong 3077
エホハナン  Yehochanan Jehohanan (Jehovah Has Shown Favor、エホバは好意を示してくださった) strong 3076
エホアハズ  Yehoachaz Jehoahaz (Jehovah has grasped、エホバは理解しておられる) strong 3059


イエス(ギ語 Iesous,イエースース)という名前は,ヘブライ語のヨシュア(または,より完全な形ではエホシュア)という名前に対応しており,その意味は「エホバは救い」です。
エホシュア  Yehoshua (Jehovah is salvation、エホバは救い) strong 3091
ヨシュア  Joshua (Jehovah is salvation、エホバは救い) strong 3091


yeho* 先頭にエホが付く人名

西暦11世紀のマソラ本文のレニングラード写本B-19Aは、母音符号でテトラグラマトンをイェワ (Yehwah)、イェウィ (Yehwih)、イェホワ (Yehowah) と読むように指示しています。ギンズバーグ (Ginsburg’s edition) のマソラ本文の母音符号では、神の名前が「イェホワ」Yehowah と読まれることを指摘しています。(創3:14)

ヤーウェ (Yahweh)

ラビ的ユダヤ教でないヘブライ語の学者は、一般的に最も可能性の高い発音として「ヤーウェ、ヤハウェ」Yahweh を支持しています。

彼らは、詩篇89:8のヤハ (Yah、ラテン語化した形ではJah) や、ハレルヤ (Ha-lelu-Yah、ヤハをほめたたえよ!のYah) という表現にあるように、神の名前の省略形がヤー (Yah、ラテン語化した形ではJah)であることを指摘しています。(詩篇104:35、150:1、6)

この問題に関して学者の間で意見が一致しておらず、ヤフワ (Yahuwah)、ヤフア (Yahuah)、イェフア (Yehuah) など他の発音を支持する学者もいます。

ヤフワ (YaHuWaH)

YHWHに挿入する母音符号は、
Qamets の a(ア)
Kubutz の u(ウ)
Qamets の a(ア)
a u a (ア、ウ、ア) で、ヤフワ (YaHuWaH) となります。

ヤフワ (YaHuWaH) を支持する学者たちは、ヘブライ語のヤフー(Yahu)は、ヤフワ (YHWH Yahuwah) の名前で、人名の最後に付くことが多いと指摘しています。

エレミヤ    イリミヤフー (Yirmeyahu, Yah loosens、エホバは緩める) strong 3414
イザヤ   エシャヤフー (Yeshayahu, salvation of Yah、エホバの救い) strong 3470b
アドオニヤ  アドニヤフー (Adoniyyahu, my Lord is Yah、私の主はエホバ) strong 138
ウジヤ ウジヤフー (Uzziyyahu, my strength is Yah、エホバは私の力) strong 5818
シマヤ  シマヤフー (Shemayahu, Yah hears、エホバは聞く) strong 8098
ヨシヤ  ヨシヤフー (Yoshiyyahu, Yah supports、エホバは支える) strong 2977
トビヤ トビヤフー (Tobiyyahu, Yah is my good、エホバは私の良いもの) strong 2900
ネタヌヤ  ネタヌヤフー (Nethanyahu, given of Yah、エホバから与えられた) strong 5148


ネタニヤフー Netanyahu (Yah/God has given)
*yahu 最後にヤフーが付く人名

YHWHの発音をヤフア (Yahuah) とする古代ヘブライ語を導きとする試み

YH ヤー (Yah) は、YHWHの短縮形として単独で45回、聖書中で使われていますが、YHWHの中では、イェ (Yeh) となることもあります。YHWH の名前は、短縮された yah, yahu, yeho のかたちでイスラエル人の名前の中で使われています。

■ 古代ヘブライ語 (Paleo-Hebrew) には、子音「J、V」はありませんので、ジェホバ ( Jehovah) やエホバ (Yehovah) は、アダムやモーセやイエスが使っていた古代の発音ではありません。

Hebrew Alphabet Chart

ヤフア (Yahuah)

YHWH の4つの文字はヘブライ語の文法によれば母音子音であることが分かっています。
つまり、Y,H,W,H の文字がそれぞれ発音可能な母音を提供しているということです。
ヘブライ alphabet 英語 alphabet 子音、母音
Yad Y y, ee
Hey H h, ah
Waw W w, o, u
Hey H h, ah


子音 綴りのバリエーション
YH yah yah yeh yeh
YHW yahu yahu yehu yehu
YHWH yahuah yahuWah yehuah yehWah
発音 ヤフア (Yahuah) ヤフワ (YahuWah) エフア (Yehuah) エフワ (YehuWah)

子音や母音、綴りの変異を追加したりして発音のバリエーションを増やせます。基本綴りのYahuahに、子音Wを加えてYahuWahにしたりとかです。➡ 西暦11世紀のマソラ本文レニングラード写本B-19A、イェホワYehowah

古代のヘブライ語を使うと、マソラ学者の母音符号がなくてもヘブライ語を発音できます。
YHWHの崇拝から背教したイスラエル人たちのユダヤ神秘主義や迷信に汚染されたシステムに頼るより、より直接的に神の名前の発音に近づけます。

YHWHの発音は人によって異なっても、人々は同じ聖書の神、天地の創造者を意識しています。
YHWHの発音消失の背景をふまえて、各自は自分の思いの中で得心すると良いでしょう。
ヘブライ語の正しい発音を知ることや広めることは良いことですが、強要は行き過ぎでしょう。

古代ヘブライ語アルファベットを用いると、YHWHはヤフア (Yahuah) で、イエス (Jesus) はヤフシャ (Yahusha) と、正確さは別として、誰でも簡単にヘブライ語発音を回復できます。

人々は、マソラ学者やキリスト教世界が広めた名前で神やイエスを認識していますので、それをヘブライ語発音に変えるように人々に要求することは実際的ではありません。個人で誤りを訂正して自分の聖書をつくることや、必要な時にYHWHのヘブライ語発音について説明することはできますが、福音を伝えるときは、使徒パウロがしたように、人々がすでに受け入れている名前や概念を使う方が、共通の立場に立って神と神の救いの手立てについて伝えられるので実際的です。

使徒パウロは、ギリシャのアレオパゴスで神とキリストについて宣べ伝えた時、YHWHの名前やイエスの名前を使いませんでした。むしろ、人々が持つ共通の概念を用いて論議を展開しています。

使徒 17:24-31
24 世界とその中のすべてのものを造られた神,この方は実に天地の主であり,手で作った神殿などには住まず,25 また,何かが必要でもあるかのように,人間の手によって世話を受けるわけでもありません。ご自身がすべて[の人]に命と息とすべての物を与えておられるからです。26 そして,一人の[人]からすべての国の人を造って地の全面に住まわせ,また,定められた時と[人々]の居住のための一定の限界とをお定めになりました。27 人々が神を求めるためであり,それは,彼らが[神]を模索してほんとうに見いだすならばのことですが,実際のところ[神]は,わたしたちひとりひとりから遠く離れておられるわけではありません。28 わたしたちは[神]によって命を持ち,動き,存在しているからであり,あなた方の詩人のある者たちも,『そはわれらはまたその子孫なり』と言っているとおりです。 29 「したがって,わたしたちは神の子孫なのですから,神たる者を金や銀や石,人間の技巧や考案によって彫刻されたもののように思うべきではありません。30 確かに,神はそうした無知の時代を見過ごしてこられはしましたが,今では,どこにおいてもすべての者が悔い改めるべきことを人類に告げておられます。31 なぜなら,ご自分が任命したひとりの人によって人の住む地を義をもって裁くために日を定め,彼を死人の中から復活させてすべての人に保証をお与えになったからです」。

キリスト教世界の人々が、イエスの名前を使っているなら、イエスの名を使って証言できますし、エホバの証人がエホバやJehovahを使っているなら、そのことばを用いて良いたよりを伝えられます。始めからYHWHの発音について議論したりするなら、救いの音信を混乱させ人々の耳を閉ざすことになるでしょう。

2テモテ 2:14
14 これらのことをいつも彼らに思い出させなさい。言葉のことで争わないようにと,証人である神のみ前で彼らに言い渡しなさい。それは聴いている者たちを覆すだけで,何の役にも立たないのです。

YHWHの正確な発音は救いに必要か

YHWHの発音を正確に知っていることが救いの条件であるかのように主張する人々がいますが、それは間違っています。救いの条件は、だれも聞いたこともない神の名前の正確な発音や、その他の正確な知識ではなく、その人が憐みぶかいかどうかという点です。

間違いは、分かった時(十分納得した時)に改めればOKです。
何十億の人々は神の名前を知らずに死んでいますが、復活により神の名前とその救いの手立てを正確に知るように助けられます。
神を知らない人、無神論者、パリサイユダヤ人の影響により間違った発音を使っている人も何十億人います。神はそれらの人々にだれも聞いたことない神の名前YHWHの正確な発音を求めるでしょうか。

イエスのたとえ話は、神の名前を正確に知ることより、神は憐れみ深さに注目していることを教えています。
祭司も、レビ人も神の名前の正確な発音を知っていたでしょう。一方、異邦人との混血であるサマリヤ人のYHWHの発音はユダヤ人とは異なっていたでしょう。

記録によるとサマリア人は、YHWHをヤーベ (Yave) と発音していました。後代の聖書学者はその発音にもとづいてヤーウェ (Yahwey) という発音を神の名前の発音として広めました。現在、人々は自国語の発音で、聖書の神をヤーウェ (Yahwey)、エホバ (Yehovah)、ジェホバ (Jehovah)、ヤフワ (Yahuwah)、ヤフア (Yahuah)、などと発音しています。

イエスのたとえ話しから、神の見方を学んでください。

ルカ 10:30-37
30 イエスは答えて言われた,「ある人がエルサレムからエリコに下って行く途中で,強盗たちに襲われました。彼らはその衣をはいだうえに殴打を加え,その人を半殺しにして去って行きました。31 さて,たまたま,ある祭司がその道路を下って行くところでしたが,その人を見ると,反対側を通って行ってしまいました。32 同じように,ひとりのレビ人もまた,そこまで来て彼を見ると,反対側を通って行ってしまいました。33 ところが,その道路を旅行していたあるサマリア人がやって来ましたが,彼を見て哀れに思いました。34 それで,その人に近づき,その傷に油とぶどう酒を注いで包帯をしてやりました。それから彼を自分の畜獣に乗せ,宿屋に連れて行って世話をしたのです。35 そして次の日,デナリ二つを取り出し,それを宿屋の主人に渡して,こう言いました。『この人の世話をしてください。そして,何でもこれ以外にかかるものがあれば,わたしがここに戻って来たときに返しますから』。36 これら三人のうちだれが,強盗に襲われた人に対して隣人になったと思いますか」。37 彼は言った,「その人に対して憐れみ深く行動した者です」。するとイエスは言われた,「行って,あなたも同じようにしてゆきなさい」。

マタイ 5:7
7 「憐れみ深い人たちは幸いです。その人たちは憐れみを受けるからです。

ヤコブ 2:13
13 憐れみを実践しない人は,憐れみを示されることなく[自分の]裁きを受けるのです。憐れみは裁きに打ち勝って歓喜します


啓示の書では、野獣崇拝に向かう世界で、み使いたちが全地に神の崇拝を呼びかけていますが、多言語の世界に彼らは神の固有名詞を用いて神の崇拝を呼びかけていません。その必要がないからです。み使いは、「天と地と海と水のわき出るところとを造られた方を崇拝せよ」と呼びかけています。

啓示 14:7
7 大声でこう言った。「神を恐れ,[神]に栄光を帰せよ。[神]による裁きの時が到来したからである。それゆえ,天と地と海と水のわき出るところとを造られた方を崇拝せよ」。

王国の子たちは、人々を「宗教組織」や「真理回復運動」ではなく「天と地と海と水のわき出るところを造られた方」に導きます。

アダムも含め、アダムの家族は、正確な知識によって救われるのではありません。救われてから、救をくださった神について正確に知ることになります。

1テモテ 2:4
4 [神]のご意志は,あらゆる人が救われて,真理の正確な知識に至ることなのです。

すべての人は救われて、それから真理の正確な知識に至ります。

神の名前を知っている人でも、その発音は正確でないかもしれません。また、他にも知らないことや、誤って信じていることもあるでしょう。それでも、心を見られる神はご自分を求めている人に救いを差し控えません。

神を求める人を神が退けることはありません。

マタイ 7:7-11
7 「求めつづけなさい。そうすれば与えられます。探しつづけなさい。そうすれば見いだせます。たたきつづけなさい。そうすれば開かれます。8 だれでも求めている者は受け,探している者は見いだし,まただれでもたたいている者には開かれるのです。9 実際,あなた方のうち自分の子からパンを求められるのはだれでしょうか―その人は石を渡したりはしないではありませんか。10 あるいは,[子]は魚を求めるかもしれません―その人は蛇を渡したりはしないではありませんか。11 それで,あなた方が,邪悪な者でありながら,自分の子供たちに良い贈り物を与えることを知っているのであれば,まして天におられるあなた方の父は,ご自分に求めている者に良いものを与えてくださるのです。

イエスもYHWHと同様でご自分を求めるものを退けることはありません。

ヨハネ 6:37
37 父がわたしにお与えになるものは皆わたしのもとに来ます。そして,わたしのもとに来る者を,わたしは決して追いやったりはしません。

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プロフィール



1972年にバプテスマを受けてクリスチャンになりました。

その後、エホバの証人として宣教活動を40年ほど行い、長老のときに「ものみの塔協会」の方針と異なる立場をとったために長老を削除されました。

長年のエホバの証人としての人生は「ものみの塔協会」の崇拝の様式とキリストの教えとの不調和を経験することになり、「ものみの塔協会」の始まりからの歴史をインターネットを用いて調査し、この団体がロスチャイルド資本によるシオニズム運動の器として始まったこと、宗教組織を利用したロスチャイルド資本の国際投資企業であること、小児性愛者の不適切な扱い、預言や教理上の破綻などの腐った実を知りました。

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