組織について

2015/07/02 0

JW サタンの世 ものみの塔協会

t f B! P L

不完全な人間の組織について

聖書は人々が共に働くことを否定していません。

人々が共同して何かをおこなうことについて、
コリント第一 14:40 は「すべての事を適正に,また取り決めのもとに行ないなさい。」と教えています。

取決めは、秩序と効率と達成に貢献します。

ところが、人間の不完全さは良いものをとんでもない有害なものにすることができます。
例えば、取決めを自分の益のために利用したり、他人を搾取したりなどです。
取り決めを悪用するためには、その取決めをコントロールする立場が必要です。
最初から意図的にコントロールのため一見よささそうな取決めを造る者さえいるでしょう。

不完全な人間が2人集ったときより、10人集ったときの方が、10人より100人、100人より1000人と規模が大きくなるほど、取決めの影響も大きくならざる得ないでしょうし、また不完全さによる誘惑や失敗も多くなるでしょう。

イエスは、あなた方は、教師、指導者、恩恵者と呼ばれてはなりませんと教えました。(マタイ 23:8-10; ルカ 22:25)

教師、指導者、恩恵者から何を連想しますか。
階級制度の上部の人々ではありませんか。

不完全な人間が組織を造りそれを運営すると、立場上誰かが上記の言葉に表されている者になるでしょう。
加えてサタンは能力や美しさに基づく誇りを正当と見なしているので、能力主義の精神を助長するでしょう。

巨大組織の目的は人々を組織に依存させることです。

企業について考えてください。
企業がなにを目指しているか考えたことがありますか。
それは支配です。言葉を変えて表現するとモノポリー(独占)です。それは自らを頂点として、他の全てを自社に依存させることです。自社のサービスや製品に人々を依存させることを目指して企業活動は組織されています。
現在、私たちの眼前で彼らのあからさまな企業乗っ取り合戦が繰り広げられいます。

誰が巨大な資金を用いて国や経済を動かしているかネットで調べてください。
それはピラミッドの頂点にいる一握りの人々です。

つまり、サタンの世はニムロデの時以来世界支配を目指して組織されています。
それは不完全な人間の飽くことを知らない貪欲さのしるしです。
それでサタンの世の人間の組織は本質的に悪を内在しています。

ニムロデシステムは今でも人々を苦しめています。

スライブと題するビデオを見てください。(2hものです)
全てが金を持つものにより統制されていることが分かるでしょう。
(宇宙人につての言及がありますが、それはインチキです。)



エホバ神は人々が家族単位で全地に広がることを望んでおられます。神は、各家族が独占企業や人間の政府などに依存せずに自立して生きることを望んでいると思いませんか。その神のご意思を阻んでいるものが人間性の組織です。

なぜ政府は土地を人々に解放しないのでしょうか。なぜエネルギーの供給を誰かに依存しなければならないのでしょうか。なぜ学校は自立の方法を教えないのでしょうか。なぜ人々は企業や行政に依存しないと生きていけないのでしょうか。

究極的には社会全体がサタンの意図に従って組織されています。それでこの世(サタンの体制)は本質的に民衆を搾取して成り立っています。

ですからエホバ神の義の裁きを招きます。
宗教組織についても同じです。たいていの信者は自分が属している組織に依存します。組織の教えや方針、取決めの外では生きられないと思っています。

そのように思っていないならその人は神の前に自立した人です。神はそのような崇拝者を求めています。真の崇拝者は霊と真理をもって神を崇拝すると述べられています。そこに人間によって考案、運営される組織の入る余地はありません。

エホバ神は人が、他の誰にでもなく、又はグループ、組織にではなくご自分にのみ依存することを望んでいます。神は、人々がご自分のことばに依存して生きることを望んでいます。神のことばは自由に属する完全な取り決めだからです。

わたしたちは神の像に従って造られています。エホバ神は他に全く依存しない自立した存在です。全てのものの根源であられるエホバ神と異なり、わたしたちの場合は、物質や他のものに依存しますが、自由意志の行使に関してはご自分と同じように自立することを可能にしてくださいました。

わたしたち1人1人は思考力と良心とそれ使う自由を神から頂いています。だからこそ人は何であれ自分が蒔いたものを刈り取ることになります。(ガラテア 6:7)ですから心を調べる方にとって、自分の選択や行動について「組織がそのように教えました」という言い訳は通用しないでしょう。

啓示 2:23
わたしが腎と心を探る者であることを知るであろう。そしてわたしは,あなた方一人一人にその行ないにしたがって与えよう。

また、次の聖句の意味をよく考えてください。

詩篇 146:3
3 高貴な者にも,地の人の子にも
信頼を置いては(依存しては)ならない。彼らに救いはない。

詩篇 118:8-9
8 エホバのもとに避難する(依存する)ことは
地の人に依り頼む(依存する)ことに勝る。
9 エホバのもとに避難する(依存する)ことは
高貴な者たちに依り頼む(依存する)ことに勝る。

箴言 3:5-6
5 心をつくしてエホバに依り頼め(依存しなさい)。自分の理解に頼ってはならない。6 あなたのすべての道において[神]を認めよ。そうすれば,[神]ご自身があなたの道筋をまっすぐにしてくださる。

エホバの証人は組織依存症です。

ものみの塔協会がいつも強調することは、
1. 自分たちが神とキリストの目に見える代表者で全権を付託されている。
2. 独立の精神は邪悪な動機による。
ということです。

その教えにより大半のJWの兄弟姉妹たちは協会を神格化し、完全に依存するようになっています。

ですから、協会あるいは彼らが企画した活動なしにはクリスチャンとしての生き方ができない、あるいは思いもつかないのだと思います。

宗教指導者たちの教えや意向を気にして自分で判断しなかったイスラエル人たちのように、エホバの証人たちは、ものみの塔協会の見解や意向を気にして自分で判断することができません。

ルカ 12:57
57 なぜあなた方は,何が義にかなっているかをも自分で判断しないのですか。

なぜなら、人々は宗教指導者たちに完全に依存するように社会的にも宗教的にも洗脳 されていた(indoctrinated 教え込まれた)からです。

イエスはそのような人々を当時の神を代表する宗教組織から開放なさいました。
そして、イエスの教えは、マタイ 23:8-11; ルカ 22:24-27にあるように組織的な支配に反しています。

マタイ 23:8-11
8 しかしあなた方は,ラビと呼ばれてはなりません。あなた方の教師はただ一人であり,あなた方はみな兄弟だからです。9 また,地上のだれをも父と呼んではなりません。あなた方の父はただ一人,天におられる方だからです。10 また,『指導者』と呼ばれてもなりません。あなた方の指導者はキリスト一人だからです。11 あなた方の間で一番偉い者は,あなた方の奉仕者でなければなりません。

ルカ 22:24-27
4 ところが,彼らの間では,自分たちのうちでだれが一番偉いのだろうかということについても激しい論争が起こった。25 しかし[イエス]は彼らにこう言われた。「諸国民の王たちは人々に対して威張り,人々の上に権威を持つ者たちは恩人と呼ばれています。26 ですが,あなた方はそうであってはなりません。むしろ,あなた方の間で一番偉い者は一番若い者のように,長として行動している者は奉仕する者のようになりなさい。27 というのは,食卓について横になっている者と奉仕している者では,どちらが偉いのですか。それは,食卓について横になっている者ではありませんか。しかしわたしは,奉仕する者としてあなた方の中にいるのです。

統治体という考えは真のキリスト教には存在しません。
そのような支配を正当化する言葉や考え方は、ものみの塔協会が喜んで用いている欺きに過ぎません。クリスチャン会衆は、サタンの世のピラミッド組織(ニムロデシステム)ではありません。それはキリストを信じる人々の兄弟関係です。その支配は聖書によるものであり、トップダウンの命令系統など存在しません。

聖書にない制度を持ち込んで他の人を支配することは正当化できません。
使徒パウロはクリスチャンの自由のために戦いました。
以下のパウロの言葉をよく考えてください。

ガラテア 2:4-5
4 むしろ,それはこっそり連れ込まれた偽兄弟たちによるのです。その人々は,わたしたちがキリスト・イエスと結ばれて持っている自由をうかがうために忍び込んで来たのであり,わたしたちを完全に奴隷にしようとしているのです. . 5 そのような人たちに対してわたしたちは屈服して譲歩したりはしませんでした。そうです,一時といえどもです。それは,良いたよりの真理が引き続きあなた方のもとにとどまるようにするためでした。

コリント第二 10:12, 18
12 わたしたちは,自己推薦をするある人々と自分を同列に置いたり,その人々と自分を比べたりはしないのです。彼らは,自分によって自分を量り,自分を自分と比べる点でいかにも分別がありません。
18 自分を推薦する者が是認されるのではなく,主の推薦される人が[是認される]のです。

ものみの塔協会がしていることは、
「忠実で思慮深い奴隷は私たちです」と名乗り出ていることです。
また雑誌や出版物をとおして、「なぜなら1919年に目に見えない臨在のキリストから任命を受けました . . . . 云々」と自己推薦しています。

ものみの塔協会は、世界中で活動している800万人近くの信者をもつ国際的な組織です。
そして、この世の政府、国際機関、企業、宗教組織と同じピラミッド組織構造をもっていますし、その組織運営の仕方も同じです。

これらの人間性の組織は、巨大で印象的かもしれませんが神の取り決めではありません。
キリストの弟子たちのクリスチャン会衆ではありません。

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プロフィール



1972年にバプテスマを受けてクリスチャンになりました。

その後、エホバの証人として宣教活動を40年ほど行い、長老のときに「ものみの塔協会」の方針と異なる立場をとったために長老を削除されました。

長年のエホバの証人としての人生は「ものみの塔協会」の崇拝の様式とキリストの教えとの不調和を経験することになり、「ものみの塔協会」の始まりからの歴史をインターネットを用いて調査し、この団体がロスチャイルド資本によるシオニズム運動の器として始まったこと、宗教組織を利用したロスチャイルド資本の国際投資企業であること、小児性愛者の不適切な扱い、預言や教理上の破綻などの腐った実を知りました。

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