聖書の写本や、聖書学者たちの発見、研究結果について
クリスチャンギリシャ語聖書写本は、古代のどの文献の写本より断然多く保存されています。5,800 以上の全文、または一部欠落しているギリシャ語写本、10,000 のラテン語写本、9,300 の他の言語の写本が発見されています。Biblical manuscript
これらの写本の比較研究をとおして、聖書の内容の純度を上げることができます。それで、誠実な聖書学者たちの努力を高く評価できます。そして、それらの研究結果を評価、判断するのは、聖書を読むわたしたち個人です。
聖書を読み、聖書学者の研究結果を参考にして、聖書中の他の真理との整合性を吟味し、真理に到達する努力をするのは、個人です。他の人が他の人の判断、決定を支配することはできないでしょうし、そうする必要もありません。各々は、提供される情報により自ら判断、決定をすることになり、その様にして自分が蒔くものを、また刈り取ることになります。
マタイがヘブライ語で福音書を書いたとされる証拠があります。
ヘブライ学説 (Hebraism)ヘブライ語らしい用法、特徴を識別する学問です。
少なくとも1人の著者は、新約聖書にヘブライ学説を見出しています。
新約聖書は、元々ギリシャ語ではなくヘブライ語で書かれたと主張しています。
そのような学者の1人ネヘミア・ゴードン (Nehemia Gordon) は、マタイ、マルコ、ルカ、使徒、啓示は、元々ヘブライ語で書かれたと主張しています。ヘブライ学から判断して、ヘブライ語からアラム語、ギリシャ語へ翻訳されたと述べています。
その解説のビデオ (2hもの) はここにあります。
西暦1世紀の初期クリスチャン、使徒ヨハネとの交友があったとされているヒエラポリスのパピアス (Papias of Hierapolis, 60-130CE) による証言によると、
マタイの福音書に関してこう書かれています。
マタイは、福音書をヘブライ語のスタイルで書いたが有能な各自がそれらを翻訳した。
次に使徒 26:13-14 について
使徒 26:13-14
13 わたしは,真昼に路上で,王よ,太陽の輝きより強い光が,天からわたしのまわり,また共に旅をしていた者たちのまわりにぱっと光るのを見ました。14 そして,わたしたちがみな地面に倒れてしまった時,わたしは,ヘブライ語で,『サウロ,サウロ,なぜあなたはわたしを迫害しているのか。突き棒をけりつづけるのは,あなたにとってつらいことになる』と言う声を聞きました。
復活したイエスは、ヘブライ語を用いています。
それで、状況証拠はイエスの弟子たちがヘブライ語を用いていたことを物語っています。
初期クリスチャン書物について
early christian writings
Papias of Hierapolis
初期教会について
early church
臨在 (Parousia) について
iris さんの発言
問題のマタイ24:3の後半は、Today's English Versionでは
"and what will happen to show that it is the time for your coming and the end of the age."と訳されています。
skさんの指摘されている臨在(presence)は、このcomingにあたる部分ではないでしょうか。
はい、仰るとおりです。
エホバの証人は、ものみの塔の解説に頼って、自分で調べようとしません。
それで、そのような人を助けるためには知恵や辛抱が求められると思います。
もちろん、個人の自由意志による決定を尊重し、それによって苛立ったり、失望する理由はありませんね。
まず、ものみの塔協会を神聖視している問題点を気付かせる必要がありますね。
最近の世界各地で公になる協会のスキャンダル、全時間奉仕者などのリストラ、資金不足の兆候などは、JWの覚醒のきっかけになるかも知れません。多くのエホバの証人の皆さんが、ものみの塔協会と、その運営の仕方が一般の多国籍企業と変わらないことに気付くといいですね。
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