地の曲率からすると、シカゴ市は800m沈むので見えないはず。地は球体ではありません。
角度分解能 (angular resolution)
人の視力には限界があります。どこまでも遠くを見ることはできませんし、遠くにあるものを区別することにも限界があります。たとえば、遠くの車のヘッドライトからの光は1つの光のように見えます。車が近づくにつれそれが2つであることが見えてきます。
また、目の悪い人は、視力検査のC環のどちらが側が開いているかを識別できません。
良く見えるかどうかは、瞳の視角によって決まります。この視角のことを瞳の角分解能 (angular resolution) と言います。
瞳や対物レンズの角分解能 (angular resolution) を上げる(視角を広げる)ことにより、遠くのものはよりはっきり見えるようになります。視角を広げるため、高い位置から見たり、対物レンズの口径を大きくするなどして、より遠くのものを見ることができます。
それでも、光の屈折、屈曲、回析などの性質のため ➡ 光の水平線(電波の horizon)までが角分解能の限界です。それ以上先は見えません。
目や対物レンズの角分解能 (angular resolution) による水平線 (horizon) は、見かけの水平線 (horizon) であり、角分解能 (angular resolution) を上げて(視角を広げて)、見かけの水平線 (horizon) の先を見ることができますが、それができるのは、光の水平線(電波の水平線 horizon)までです。
光の水平線(電波の horizon)で下部が遮られた遠くの映像は、いくら対物レンズの角分解能を上げてズームインしても、下部が遮断された映像が拡大するだけで、その先は見えません。
エアリーディスク (Airy disck)
光には波の性質があるので、目の瞳やカメラや望遠鏡のレンズのような円形開口を通過した光は回折して開口部から離れた観察平面上に同心円状の明暗のパターンをつくります。その中心の最も明るい領域を「エアリーディスク」とよび、その周りを「エアリーパターン」と呼ばれる複数の同心円環がとりまく模様を描きます。ディスクと各円環は暗い同心円環に隔てられます。
この現象はジョージ・ビドル・エアリー (George Biddell Airy) にちなんで名づけられました。1835年、エアリーは「円形開口の対物レンズの回折について」と題する著書でその現象について解説しています。
2つの光源を識別する角分解能 (angular resolution) は、エアリーディスクの重なり具合を決めます。
視角が大きく角分解能が高ければ、エアリーディスクの重なり(光の回析パターンの重なり)はなくなり、遠くの光源や対象物をはっきり区別して見ることができます。
他方、視角が狭く角分解能が低ければ、光の回析パターンは重なり、遠くの光源や対象物を区別することができなくなります。
Physics - Optics: Circular Aperture - Angle of Resolution (6 of 6) Rayleigh's Criterion
遠くのものは、瞳やレンズの視角が小さく(狭く)なり、見えなくなりますが、カメラのズームインにより視角を大きくすれば見えるようになります。
瞳の視角の限界が、見かけの水平線 (horizon) をつくりますが、カメラのズームインにより視角を大きくして角分解能 (angular resolution) を良くすると「見かけの水平線」の先にある物を見ることができます。
電波の水平線 (horizon) は、100 km くらい(大気の状態により影響を受ける)にありますので、そこまでは、角分解能 (angular rezolution) による「見かけの水平線」の先を見ることができます。
フラットテーブル上のコインによる角分解能の実験
フラットテーブルの上にコインを立てて、コインんをテーブルの端から端まで動かして、視角(角分解能 angular resolution)の変化によるその見え方をみてみます。
平らな面上の遠くのものが見えなくなるのは、視角(角分解能 angular resolution)が小さくなるからであり、視角を大きく(ズームイン)して遠くのものを見ることができます。
カメラのズームイン機能は、電波の水平線まで有効で、その先は電波の水平線で対象物の下が切り取られた像が拡大されてみえるだけとなります。
地球-20世紀のプロパガンダ
今日多くの人は、学校教育、新聞、TVのニュース、その他のメディアをとおした洗脳により、大地は球体だと思い込んでいます。
地球(大地は球体)は20世紀のプロパガンダのひとつです。
その教えは、進化論や宇宙といったプロパガンダとともに神(天地の創造者)を否定する世界を作り出しています。
地球、宇宙、進化論は、聖書の記述と調和しない偽りです。
沖へ向かう船が徐々に視界から消えるのは、大地が曲がっているからではありません。
それは、水平な海を船が遠のくにつれ人の視角が小さく(狭く)なるから生じる光学上の現象です。
視界は、視角(角分解能 angular resolution)による「見かけの水平線 horizon」により遮られますが、カメラらのズームインにより視角を広げることにより、その先を見ることができます。
それでも、光の屈折によって生じる電波の水平線までが限界です。
電波の水平線は対象物の下部を遮断するため対象物は垂直に沈んだように見えます。
電波の水平線で対象物が垂直に沈んで見えるのは、大地が曲がっているからではありません。もし曲がっているなら対象物は垂直に沈んでみえるのではく、曲がった方向に傾いて見えるはずです。現実は、すべて垂直に沈んで見えます。
Our eyesight is not limitless.


















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