クリスチャンの中立について

2015/06/29 2

JW クリスチャン 教理

t f B! P L

クリスチャンの中立の問題

ポストに地元のJWが配ったクリスチャンの中立についての自作のメッセージが入っていました。

その要旨は、
イエスは敵を愛するように教えたので、クリスチャンは戦争で敵を殺すことはしない。
エホバの証人は、中立のためにナチの強制収容所やアメリカの刑務所で服役した。
真のクリスチャンは兵役につかない。
というものでした。

沖縄には極東最大のUSミリタリー・ベイスがあり2万人以上の兵士の家族が住んでいます。
こちらのJWの英語会衆は、米兵やその家族にものみの塔の極端な聖書解釈を伝道しています。

武器を所有したり、格闘技を用いる職業をについて

警察の仕事は社会の秩序を維持し犯罪を取り締まることです。
警察官たちは武器の所有が認められ、またそのふさわしい活用方法を習います。また犯罪者を逮捕するために格闘技も習います。

神はその制度を許容なさっています。

ローマ 13:1-4
1 すべての魂は上位の権威に服しなさい。神によらない権威はないからです。存在する権威は神によってその相対的な地位に据えられているのです。2 したがって,権威に敵対する者は,神の取り決めに逆らう立場を取っていることになります。それに逆らう立場を取っている者たちは,身に裁きを受けます。3 支配者たちは,善行にではなく,悪行にとって,恐れるべきものとなるのです。それで,あなたは権威に対する恐れを持たないでいたいと思うのですか。善を行なってゆきなさい。そうすれば,あなたはそれから称賛を受けるでしょう。4 それはあなたの益のための神の奉仕者だからです。しかし,もしあなたが悪を行なっているのであれば,恐れなさい。それはいたずらに剣を帯びているのではないからです。それは神の奉仕者であり,悪を習わしにする者に憤りを表明する復しゅう者なのです。

武器や格闘技を用いて犯罪を抑制する警察の職業は社会の安全のための神の奉仕者と呼ばれています。
では神が許容しているその職業を神に是認されないとして裁くことができますか。

ものみの塔は自らの独善的な基準により神のことばを無視してそのように裁きます。

ここで、質問
警察官は武器や格闘技を自分勝手に使ってよいでしょうか。
そもそも彼らは悪者でしょうか。

答は明らかです。
武器の管理や使用、格闘技の使用はふさわしく規制されていますし、警察官たちも、普通の人と変わらない社会人です。
ではその職業に就く人がクリスチャンになれないことがあるでしょうか。

ものみの塔の解釈では、武器を所有したり格闘技を習うことはクリスチャンの生き方に反するとされ宗教的な制裁を受けます。聖書に直接明示されていないことで制裁を課す権威を神は宗教組織に与えているでしょうか。

軍隊や兵役について 軍隊も警察と同じで武器の管理と格闘技を含む体の訓練を受けます。
通常の彼らの業務は監視業務や、武器弾薬や兵器の維持管理業務です。
兵役期間中に実戦に巻き込まれることのない人たちも沢山います。
彼らの通常は、警察と同じで殺人と無縁な普通の業務に過ぎません。

仮に戦争が始まり、戦線への派遣が生じればその時どうするかを個人的に決めることができます。
宗教は人々をクリスチャンの中立を理由に裁く権威を神から与えられていません。

クリスチャンは、殺人や人を憎むことを神が喜ばれないことを知っています。
また、兵役に就いているいる人たちは殺人を望んでいるのでも敵を憎んでいるのでもありません。彼らは単に国家公務員として国家の目的のために働いているに過ぎません。それは一般の人たちが企業の目的のために働いていることと同じです。

災害救助や治安維持の恩恵を受けていながら、軍隊や警察を無思慮に殺人組織とみなす宗教組織「ものみの塔」の独善的な態度は一貫性に欠き聖書とも調和しません。

どこで働くにしても、殺人、詐欺や不正、偶像礼拝などクリスチャンの良心に添えない事態を避けることは、各クリスチャンの責任であり、宗教組織が裁くものではありません。

ものみの塔は分を超えて自らの独善的な基準で他の人を裁き断罪し、あたかも神であるかのように振舞っています。

マタイ 12:7
7 しかし,『わたしは憐れみを望み,犠牲を[望ま]ない』ということの意味を理解していたなら,あなた方は罪科のない者たちを罪に定めたりはしなかったでしょう。

警察官も兵役に就いている人たちも、一般企業で働く人たちと何も変わらない普通の人たちに過ぎません。

それぞれの職場や境遇のなかでクリスチャンとして生きることは可能であり、仮にクリスチャンの信仰に反する事態が生じれば個人的に「人間より神に従う」ことを選べは良いはずです。

ここで、質問
イエスに「偉大な信仰」と評価された人の職業は何でしたか。
エホバがアブラハムの胤として最初に選んだ異邦人の職業は何でしたか。

答は、いわゆる軍人でした。

マタイ 8:5-10
5 [イエス]がカペルナウムに入られると,ひとりの士官がそのもとに来て,懇願して 6 こう言った。「閣下,私の下男はまひして家にこもったまま,ひどく苦しんでおります」。7 [イエス]は彼に言われた,「わたしがそちらへ行った時に治してあげましょう」。8 士官は答えて言った,「閣下,私はあなたに自分の屋根の下に入っていただくほどの者ではありません。ただそのお言葉を下さい。そうすれば,下男はいえることでしょう。9 と申しますのは,私も権威のもとに置かれた人間ですが,私のもとにも兵士がおりまして,この者に,『行け!』と言えば,その者は行き,別の者に,『来い!』と[言えば],その者は来ます。また,私の奴隷に,『これをせよ!』と[言えば],それを致します」。10 これを聞いてイエスはすっかり驚き,自分のあとに従って来る者たちにこう言われた。「あなた方に真実を言いますが,イスラエルの中のだれにも,わたしはこれほどの信仰を見たことがありません。

使徒 10:1-5
1 さて,カエサレアにコルネリオという名の人がいた。イタリア隊と呼ばれる[部隊]の士官であったが,2 篤信の人であり,自分の家の者たちすべてと共に神を恐れ,民に憐れみの施しを多く行ない,絶えず神に祈願をささげていた。3 その日のちょうど第九時ごろ,彼は幻の中で,神のみ使いが自分のところに入って来て,「コルネリオ!」と言うのをはっきり見た。4 この人は彼を見つめ,恐れ驚いて,「主よ,何でしょうか」と言った。[み使い]は彼に言った,「あなたの祈りと憐れみの施しとは記念として神のみ前に上りました。5 それで今,人をヨッパに遣わして,ペテロとも呼ばれるシモンという人を呼びなさい。

警察も軍隊も民間企業と同じで社会を構成する要素であり、そこには武器や格闘技を用いない多くの日常業務があります。

それで、それらの日常業務にあずかる人々を「血の罪のある組織のために働く者、あるいは属する者」として裁く「ものみの塔」は常軌を逸しています。
クリスチャンを含め全ての人はサタンの世に住んでいます。
つまり、全人類が血の罪のある組織のために働いていることになります。
ものみの塔の裁きは道理や合理的な意味を失っています。

ものみの塔の偽善

ものみの塔はランド・カム・エンジン社の株主でした。今でもそうかもしれません。
ランド・カム・エンジン社はUS海軍のディーゼルエンジンコントラクターです。
無人飛行機 (drone) などに用いられるエンジンです。
その50%の株式をものみの塔協会が保有しています。

http://www.sec.gov/Archives/edgar/data/ … orm10k.txt
米国証券取引委員会(SECURITIES AND EXCHANGE COMMISSION)

Rand Cam Engine Corp. is a privately held company whose stock is reportedly owned 50% by The Watchtower Society, a religious organization, 34% by James McCann and the balance by several other shareholders. Mr. McCann has indicated that he donated the shares held by The Watchtower Society to that organization but has retained a voting proxy for those shares. Accordingly, in Notes (3) and (4) above, beneficial ownership of the 5,073,200 shares registered in the name of Rand Energy Group Inc. has been attributed to The Watchtower Society and Mr. McCann. We believe it would be misleading and not provide clear disclosure to list as beneficial owners in the table the other entities and persons discussed in this paragraph, although a strict reading of Rule 13d-3 under the Securities Exchange Act of 1934 might require each such entity and person to be listed in the beneficial ownership table.

WT to Collect Engine Royalties From U.S. Navy's Drones
The Watchtower's benefit from War Production Materials


ものみの塔協会には、機械工学、コンピュータサイエンス、その他の特殊技術を習得したJWがいて色々な機械や、ソフトを開発していますし、おそらく特許も取得していると思います。 また協会は、名前の異なる沢山の会社法人も所有しています。

ですからそられ子会社を用いてJWに気づかれずに色々な産業に投資したり技術を売ったり貸したりできると思います。

ランド・カム・エンジン社との関係は、ものみの塔協会がJWに内緒で何を行っていたか、現在行っているか、またこれから行うかを物語っています。

このインチキ神の組織は、JWに理不尽なまでにクリスチャンの中立を強要しながら自らは隠れて国家の軍事予算から益を得ています。

何ですか、これは。
皆さんはどう思いますか。

マタイ 23:24
24 盲目の案内人,ぶよは濾し取りながら,らくだを呑み込む者たちよ!

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プロフィール



1972年にバプテスマを受けてクリスチャンになりました。

その後、エホバの証人として宣教活動を40年ほど行い、長老のときに「ものみの塔協会」の方針と異なる立場をとったために長老を削除されました。

長年のエホバの証人としての人生は「ものみの塔協会」の崇拝の様式とキリストの教えとの不調和を経験することになり、「ものみの塔協会」の始まりからの歴史をインターネットを用いて調査し、この団体がロスチャイルド資本によるシオニズム運動の器として始まったこと、宗教組織を利用したロスチャイルド資本の国際投資企業であること、小児性愛者の不適切な扱い、預言や教理上の破綻などの腐った実を知りました。

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