アダムの罪の影響(欠陥遺伝子、肉の欲望)について

2015/06/16 0

JW クリスチャン 教理 性道徳

t f B! P L

アダムのつまずきからノアの洪水まで

人は、最初の人間アダムからの受け継いだ罪のために病気になり、老衰し、最後に土に帰ります。
受け継いだ遺伝的な欠陥のせいで、人はそれぞれいろいろな弱さを持っています。ですから、だれでもある程度の不満や不便を抱えて生きていると思います。ある程度の健康と知性に恵まれたとしてもやはり体は老化し90歳前後で死にます。

アダムが罪に陥ってあと、人類の悲哀が始まりました。
長男のカイン、次男のアベル、その他おおくの男女の子供たちが生まれ人類家族が増えていきます。
130年ほど経ってカインは妬みからアベルを殺害します。
そのために神はイブに人類家族の救出の約束の胤の経路となる新たな息子を与えます。

創世記 4:25
25 それからアダムは再び妻と交わりを持ち,それによって彼女は男の子を産み,その名をセツと呼んだ。彼女の言うところでは,「カインがアベルを殺したので,神はその代わりに別の胤を立ててくださった」からであった。

創世記 5:3
3 そしてアダムは百三十年のあいだ生き,そののち自分に似た,自分の像どおりの子の父となり,その名をセツと呼んだ。

やがて、サタンは天のみ使いたちを神から離反させます。
彼らは意図的に肉欲を求める歩みを始めます。
それは、肉体の感覚から生じるセンセイションにふけるためです。
天のみ使い(霊者たち)は肉体(物質の体)を持っていませんので、肉体から生じる楽しみを持つために自らを物質化して地上の降り立ちました。
この事実は、神は当初霊者たちが物質世界に物質の体をまとい地上を訪れることを規制なさっていなかったことを示しています。またみ使いたちには自らを物質化できる能力があることも分かります。
地上に降り立った霊者たちは、食べたり、飲んだり、めとったりを始めました。
彼らの目当ては神の目的の外での性的な快楽追求でした。
自らを男、女に化肉して互いに性行を行い、人間の美しい女性たちとも性行を行い、おそらく獣とも性行を行ったと思います。男も犠牲にされていたかもしれません。
それは、単に性欲の充足だけの極めて利己的な行為でした。
それは、愛ではありません。
それは、神の象からの極めて甚だしい逸脱でした。

その結果、全地が暴虐で満ちました。

創世記 6:1-2, 4-5, 13
6 さて,人が地の表に増え始め,彼らに娘たちが生まれると,2 そのとき[まことの]神の子らは人の娘たちを見,その器量の良いことに気づくようになった。そして彼らは自分たちのために妻を,すべて自分の選ぶところの者をめとっていった
4 その時代,またその後にも,ネフィリムが地にいた。それは[まことの]神の子らが人の娘たちと関係を持ちつづけ,その[娘]たちが彼らに子を産んだころで,それらは昔の力ある者たち,名ある人々であった。
5 そのためエホバは,人の悪が地にあふれ,その心の考えのすべての傾向が終始ただ悪に向かうのをご覧になった。
13 そののち神はノアにこう言われた。「すべての肉なるものの終わりがわたしの前に到来した。彼らのゆえに地は暴虐で満ちているからである。いま,わたしは彼らを地と共に滅びに至らせる。

この先例から、神の目的を嘲笑う性欲追求、また自制を捨てた性欲が何をもたらすか学んでください。
肉の欲望から生じる好意は愛ではありません。
むしろそれは際限なく自己の欲望を満たす貪欲の表れです。

愛は、そのような性欲や貪欲と関係ありません。
ですから、愛のある人は他の人を好色の目でみて自分の肉の欲望の充足のために利用することはありません。

それで、ノアの日に、肉体をまとった霊者たちが行ったことは、神が意図された男女の愛ある結合を、飽くことを知らない貪欲に変えました。

➡ 神は西暦前2370年に当時の貪欲で性欲に狂った暴虐的な世を大洪水で滅ぼしました。

神が動物も滅ばされたことは、堕落した霊者たちのせいで、動物の遺伝子も改悪されたためかもしれません。

同様に今日では、無知で結果責任に無関心な利己的な人間たちが、生物の遺伝子を組換え様々な怪物生物を作り出すようになりました。
モンサントという米国の農事企業は遺伝子組換えトウモロコシ、大豆、綿、その他を作り出してきました。その影響の深刻さを多くの誠実な科学者たちが指摘しています。現状は主に北アメリカと南アメリカ、インド、アフリカでこの怪物食物は栽培され、その地域の生態系を変え生来の植物を駆逐してしまったか、その途上にあります。危険を察知したヨーロッパは、モンサントの遺伝子組換え植物の輸入、栽培を禁止しています。

遺伝子組換えコーンの危険性について、説明します。
これを食べると確実に体細胞の異常増殖を引き起こします。
モンサントは、GMO食品の販売許可のためにGMO食品による動物飼育実験を90日行い、そのデータで異常なしと報告して許可を得ていますが、ヨーロッパにおける2年に及ぶGMO食品飼育実験では、1年を過ぎると試験用ラットの大半にガンが発生しました。それで、ヨーロッパはモンサントに"No"を突きつけています。

GMO食品は牛や豚や鶏などの家畜の資料としてアメリカはもちろん日本においても使用されています。アメリカでは家畜が不妊になったとして訴えがなされています。
モンサントのGMO食品を巡っては世界各地んで多くの問題および抗争が生じています。
GMO(Genetically Modified Organism)食品ついて
http://satehate.exblog.jp/20279689/
http://waca-jhi.hatenablog.com/entry/2014/06/27/214506
http://matome.naver.jp/odai/2138349326695984101

モンサントはイルミナーティ企業の一つであるマイクロソフトのビルゲイツと彼の妻の財団と提携しています。遺伝子組換え植物が全地を征服してしまうと生来の種はすべて回復不能となります。それで、ゲイツは北欧のノルウェーのSpitsbergen島に『種の箱舟(Global Seed Vault)』をつくり地上の全ての種の保存を行っています。つまり、全てがメチャクチャになったときのリセットために正規製品の、いわゆるOSのバックアップをしています。

世界種子貯蔵庫
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-300.html
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-1050.html

遺伝子工学の進歩を誇る人間達は、こんな馬鹿げたことをしています。彼らの産物は地を汚染し、生態系をメチャクチャにし、生存そのものを脅かし、金持ちだけがリカバリーCDを手にしてこの狂った計画を推し進めています。これらの狂気の歩みの背後にノアの時代に地上で快楽にふけった悪霊たちがいます。やがで人類の悪がピークにいたり、ノアの時と同じように神の介入があるでしょう。
地を破滅するものを破滅に至らせる定めの時が来ます。(啓示 11:18)

ノアの孫カナンから始まる悪事

洪水の翌年西暦前2369年にノアの家族は箱舟を下り、人類の再出発が始まります。
そこで生じたある出来事は、やはり性的な弱さの問題を示しています。
ノアの子供たちには子供が生まれ、ノアは葡萄畑をつくり、生活を楽しんでいました。
ある夜、彼はたくさんのぶどう酒を飲みました。
そして、裸で寝入ってしまいます。
その時、一番末っ子のハムの四男のカナンは祖父の裸を見て、性欲を掻き立てられ、自分の性欲を充足させる行為にいたったと考えられます。
記録は、こう述べています。

創世記 9:20-25
20 さて,ノアは農夫として暮らし始め,ぶどう園を設けるようになった。21 そして彼はぶどう酒を飲みはじめてそれに酔い,そのために自分の天幕の中で身をあらわにした。22 後にカナンの父ハムは自分の父の裸を見,外にいる自分の二人の兄弟にそのことを告げに行った。23 そこでセムとヤペテはマントを取り,それを自分たち二人の肩に掛けて後ろ向きに入って行った。こうしてふたりは父の裸を覆ったが,そのさい顔は背けたままで父の裸を見なかった。
24 ついにノアはぶどう酒[の酔い]から覚め,一番年下の子*が自分に対して行なったことについて知った。25 そこで彼は言った,
カナンはのろわれよ。 自分の兄弟たちに対する最も卑しい奴隷となれ」。

*一番年下の子
この表現は、ヘブライ語のsonの用法から、ハムの一番年下の子カナンであると解釈されています。

性欲をふさわしく制御できなかったカナンから後に11の部族のカナン人が誕生しました。
そして、カナン人は性的に堕落した慣行のために滅ぼされました。
しかし、彼らもキリストの1000年統治の時に復活し、キリストの贖いの恩恵を受けます。

ソドムとゴモラには、カナン人が住んでいました。
そこはとても肥沃な良い土地でした。
アブラハムの甥のロトの家族もそこに住みました。
そのカナン人たちは同性愛行為を普通に行っていました。
神は、性的な弱さを持つカナンを始めその子孫が命を楽しむことを許されました。

マタイ 5:45に
「[父]は邪悪な者の上にも善良な者の上にもご自分の太陽を昇らせ,義なる者の上にも不義なる者の上にも雨を降らせてくださるのです。」と書かれているとおりです。

しかし、神の辛抱の間、ソドムとゴモラの人たちは堕落を深めてゆきます。

創世記 18:20-21
20 そこでエホバはこう言われた。「ソドムとゴモラについての苦情の叫び,それはまさに大きく,彼らの罪,それはまことに重い。21 わたしは,それについてわたしに達した叫びのとおりに彼らが行動しているのかどうかを見るために下って行こうと決めている。もしそうでないのなら,それも知ることができよう」。

「ソドムとゴモラについての苦情の叫び」と述べられています。
ですから、彼らの行為が他人に危害をもたらしていたことが分かります。
またその程度が極めて深刻であったことも分かります。
「それはまさに大きく,彼らの罪,それはまことに重い。」と述べられています。

では、どの程度だったんでしょうか。

創世記 19:4-5
4 彼らが横にならないうちに,その都市の男たち,すなわちソドムの男たちがその家を取り囲んだ。少年から年寄りまで,民のすべてがこぞって[やって来た]のである。5 そしてロトに向かって呼ばわり,こう言いつづけた。「今夜お前のところに来た男たちはどこにいるのか。我々がその者たちと交わりを持てるように我々のところへ出してくれ」。

少年から年寄りまで,民のすべてが性欲を満たすことをあからさまに要求してきました。

ソドムとゴモラのカナン人たちは性的な弱さを受け継いできた人々でした。しかし制御されない性的な欲望は今やそれ程までに人々を堕落させていました。

全員がリセットを必要としていました。
ですから、都市全体が一瞬のうちに滅ぼされました。

死は無意識無活動ですから、復活までソドムとゴモラの人たちは時間を意識できないでしょう。
復活して、もしそれを望むなら完全な状態に戻されるでしょう。

マタイ 10:15
15 あなた方に真実に言いますが,裁きの日には,その都市よりもソドムとゴモラの地のほうが耐えやすいでしょう。

では、回復不能の最悪状態まで神がソドムとゴモラの同性愛者たちの行為を辛抱したことから何が学べますか。

まず、他の人を巻き込まない同性愛者たちがいたであろうこと、それらの人たちは自分の性的な弱さを制御して、それ以上堕落させないでいられる人たちだったと思います。それらの人々の受け継いだ不利な傾向に神は理解を示され辛抱を働かされたと見ることができます。
仮に、そのような人が親切で憐れみ深い真の神について知ることができ、またそれを望むなら彼らは自分の受け継いだ弱さを克服することができたと思います。

「人は,パン(肉の欲望)だけによらず,エホバの口から出るすべてのことばによって生きなければならない」と言われているとおりです。

しかし、悪がピークに至り、人々の自然な生活や生存そのものが脅かされるよになるとき、神はリセットを行われます。

カナン人の主要な一族のアモリ人の例から、神はカナン人の悪がその頂点に至るまで約400年間辛抱を働かせたことが分かります。神はカナン人の悪が頂点に至ったとき、イスラエル人を用いてリセットを実施なさいました。

創世記 15:16
16 しかし四代目に彼らはここに戻って来る。アモリ人のとががまだ満ちていないからである」。

神の見立てのとおり、やがてカナンの地の住人は、ソドムとゴモラと同じレベルに至り、その土地が彼らを吐き出すことになりました。

その時イスラエルは神の刑執行者として用いられましたが、やがて同様に堕落しました。
その結果、やはり土地から吐き出されることになりました。

イスラエル人も同じ弱さをもつ者に過ぎない

神の民であるイスラエル人も同じ弱さをもつアダムの子にすぎないので自らの肉体にある罪の影響力ついて警告が与えられていましたが罪に屈したため神の裁きを受けています。

レビ記 18:1–30
1 エホバは引き続きモーセに話してこう言われた。2 「イスラエルの子らに話しなさい。彼らにこう言わねばならない。『わたしはあなた方の神エホバである。3 あなた方の住んでいたエジプトの地の風習に従ってはならない。また,わたしがあなた方を携え入れるカナンの地の風習に従ってもならない。彼らの法令によって歩んではならない。 4 あなた方は,わたしの司法上の定めを実行し,わたしの法令を守ってそのうちを歩むように。わたしはあなた方の神エホバである。5 それであなた方はわたしの法令と司法上の定めとを守らねばならない。それを守り行なうなら,人はそれによって必ず生きるのである。わたしはエホバである。
6 「『あなた方は,すなわちあなた方のうちのだれも,自分の身近な肉親に近づいてその裸をさらしてはならない。わたしはエホバである。7 あなたの父の裸,また母の裸をさらしてはならない。それはあなたの母である。その裸をさらしてはならない。
8 「『あなたの父の妻の裸をさらしてはならない。それはあなたの父の裸である。
9 「『あなたの姉妹,すなわちあなたの父の娘あるいは母の娘の裸については,同じ家に生まれたにしても外で生まれたにしても,あなたはその裸をさらしてはならない。
10 「『あなたの息子の娘または娘の娘の裸については,あなたはその裸をさらしてはならない。それはあなたの裸だからである。
11 「『あなたの父の妻の娘,すなわちあなたの父の子の裸については,それはあなたの姉妹であるから,あなたはその裸をさらしてはならない。
12 「『あなたの父の姉妹の裸をさらしてはならない。それはあなたの父の血縁である。
13 「『あなたの母の姉妹の裸をさらしてはならない。それはあなたの母の血縁だからである。
14 「『あなたの父の兄弟の裸をさらしてはならない。その妻に近づいてはならない。それはあなたのおばなのである。
15 「『あなたの息子の嫁の裸をさらしてはならない。それはあなたの息子の妻である。その裸をさらしてはならない。
16 「『あなたの兄弟の妻の裸をさらしてはならない。それはあなたの兄弟の裸である。
17 「『女とその娘の裸を共にさらしてはならない。その息子の娘や娘の娘もめとってその裸をさらしてはならない。それらは血縁の関係である。それはみだらな行ないである。
18 「『また,女をその姉妹に加えて,それに張り合う者としてめとり,その裸をあらわにしてはならない。つまり,彼女の生きている間に彼女のほかに[これをめとってはならない]。
19 「『また,不浄である月経の期間中に女に近づいてその裸をさらしてはならない。
20 「『また,あなたの射精をあなたの仲間の者の妻に与え,それによって汚れた者となってはならない。
21 「『また,あなたの子のいずれかをモレクにささげるようなことを許してはならない。あなたの神の名をそのようにして汚してはならない。わたしはエホバである。
22 「『また,あなたは女と寝るようにして男と寝てはならない。それは忌むべきことである。
23 「『また,あなたは獣に対して射精し,それによって汚れた者となってはならない。女も獣の前に立ってこれと交接してはならない。それは自然に背くことである。
24 「『こ れらの事のいずれによってもあなた方の身を汚してはいけない。わたしがあなた方の前から去らせる諸国民はこれらのすべての事によってその身を汚したのであ る。25 そのためにその地は汚れており,わたしはそのとがのゆえにそれに処罰を加え,その地もそこに住む民を吐き出すのである。26 ゆえにあなた方は,わたしの法令と司法上の定めとを守らねばならない。あなた方は,その地に生まれた者もあなた方の中に外国人として住んでいる外人居留者も,これらすべての忌むべき事柄のどれを行なってもならない。27 あなた方より前にいたその地の人々が,これらすべての忌むべき事柄を行なったゆえに,その地は汚れているのである。28 そのようにすれば,その地は,あなた方より前にいた諸国民を必ず吐き出すとしても,それと同じようにこれを汚したことであなた方をも吐き出すということはないであろう。29 だれにせよこれらすべての忌むべき事柄のどれかを行なうならば,それを行なった魂はその民の中から断たれねばならない。30 ゆえにあなた方は,わたしに対する務めを守って,あなた方より前に行なわれていた忌むべき習慣のどれをも行なうことのないようにしなければならない。それによってあなた方の身を汚すことのないためである。わたしはあなた方の神エホバである』」。

列王第一 14:21-24
21 一方ソロモンの子レハベアムは,ユダで王になっていた。レハベアムは治めはじめたとき四十一歳で,エホバがご自分の名を置くためにイスラエルのすべての部族の中から選ばれた都,エルサレムで十七年治めた。そして彼の母の名はナアマといって,アンモン人の女であった。22 そして,ユダはエホバの目に悪いことを行ない続けたので,その父祖たちが自分たちの犯した罪によって行なったすべてのことに勝って[神]にねたみを起こさせた。23 そして彼らもまた,自分たちのために,すべての高い丘の上や,すべての生い茂った木の下に,高き所や聖柱や聖木を建て続けた。24 それに,この地には神殿男娼さえいた。彼らは,エホバがイスラエルの子らの前から追い払われた諸国民の,すべての忌むべきことをならって行なった

歴代 第二 28:3
3 そして彼は,ヒンノムの子の谷で犠牲の煙を立ち上らせ,エホバがイスラエルの子らの前から追い払われた諸国民の忌むべきことにならって,自分の子らを火で焼くようになった。

詩篇 106:34-38
34 彼らは,エホバが自分たちに[そう]言われたのに,もろもろの民を滅ぼし尽くすことをしませんでした。
35 そして,諸国民と混じり合い,彼らの業を学ぶようになりました
36 また,その偶像に仕えつづけ,それらは彼らにとってわなとなりました。
37 また,自分の息子や娘を悪霊に犠牲としてささげてゆきました。
38 こうして,罪のない血を,彼らの息子や娘の血を流しつづけました。それらの者を彼らはカナンの偶像に犠牲としてささげたのです。その地は流血で汚されることになりました。

誰でも、神の義の基準を侮り不完全な肉の欲望のままに歩むなら、自分のみならず他の者たちも害し、その悪の結果を刈り取ることになるでしょう。

神の助けを求めて悪を征服しなさい。

神の辛抱を侮ることをせず、また「自分はこの様に生まれた」などと言い訳をして拒むのではなく、むしろ神の辛抱に感謝して答え応じ、自分の意志で自分の不完全な肉の欲求をコントロールする方が優れていると思います。

神はそのようにする人を喜んで受け入れ必要な助けを備えてくださいます。
神とともに歩む人は、自分の受け継いだ弱さがどんなものであれ必ずそれを征服するでしょう。

ペテロ第二 3:14-15
14 それゆえに,愛する者たちよ,あなた方はこれらのものを待ち望んでいるのですから,最終的に汚点もきずもない,安らかな者として見いだされるよう力を尽くして励みなさい。15 さらに,わたしたちの主の辛抱を救いと考えなさい

コリント第二 6:1-2
6 この方と共に働きつつ,わたしたちはまたあなた方に懇願します。神の過分のご親切を受けながらその目的を逸することがないようにしてください。2 「受け入れることのできる時にわたしはあなた[のことば]を聞き,救いの日にあなたを助けた」と言っておられるのです。見よ,今こそ特に受け入れられる時です。見よ,今こそ救いの日なのです

多くの人々がうめいていますけれど人類の悪はまだそのピークに至っていません。
ですから今はまだ「救いの日」です。
誰でも神の助けを期待できます。
誰でも神とキリストに信仰を働かせてアダムから受け継いだ負の遺産を克服できます。
神はそのための助けを与えると約束なさっています。

ローマ 7:14-25
14 わたしたちが知っているとおり,律法は霊的なものであるからです。しかしわたしは肉的であって,罪のもとに売られているのです。15 わたしは自分の生み出しているものを知らないからです。自分の願うところ,それをわたしは実践せず,かえって自分の憎むところ,それを行なっているのです。16 しかし,自分の願わないところ,それがわたしの行なうところとなっているなら,わたしは,律法がりっぱなものであることに同意しているのです。17 しかし今,それを生み出しているのはもはやわたしではなく,わたしのうちに住む罪です。18 わたしは自分のうち,つまり自分の肉のうちに,良いものが何も宿っていないことを知っているのです。願う能力はわたしにあるのですが,りっぱな事柄を生み出す能力はないからです。19 自分の願う良い事柄は行なわず,自分の願わない悪い事柄,それが自分の常に行なうところとなっているのです。20 では,自分の願わない事柄,それがわたしの行なうところであるなら,それを生み出しているのはもはやわたしではなく,わたしのうちに宿っている罪です。
21 そこでわたしは,自分の場合にこの法則を見いだします。自分では正しいことをしたいと願うのに,悪が自分にあるということです。22 わたしは,内なる人にしたがえば神の律法をほんとうに喜んでいますが,23 自分の肢体の中では別の律法がわたしの思いの律法と戦い,わたしをとりこにして肢体の中にある罪の律法へと引いて行くのを見ます。24 わたしは実に惨めな人間です! こうして死につつある体から,だれがわたしを救い出してくれるでしょうか。25 わたしたちの主イエス・キリストを通してただ神に感謝すべきです! こうして,わたし自身は,思いでは神の律法に対する奴隷ですが,肉においては罪の律法に対する[奴隷]なのです。

ローマ 8:5-8, 13-17
5 肉にしたがう者は自分の思いを肉の事柄に向けるのに対し,霊にしたがう者は霊の事柄に[向ける]からです。6 肉の思うことは死を意味するのに対し,霊の思うことは命と平和を意味するのです。7 肉の思うことは神との敵対を意味するからです。それは神の律法に服従しておらず,また,現に[服従し]えないのです。8 それで,肉と和している者は神を喜ばせることができません
13 肉にしたがって生きるなら,あなた方は必ず死に至るからです。しかし,霊によって体の習わしを殺すなら,あなた方は生きるのです。14 神の霊に導かれる者はみな神の子であるからです。15 あなた方は,再び恐れを生じさせる奴隷身分の霊を受けたのではなく,養子縁組の霊を受けたのであり,わたしたちはその霊によって,「アバ,父よ!」と叫ぶのです。16 霊そのものが,わたしたちの霊と共に,わたしたちが神の子供であることを証ししています。17 さて,子供であるならば,相続人でもあります。実に,神の相続人であり,キリストと共同の相続人なのです。ただし,共に栄光を受けるため,共に苦しむならばです。

ガラテア 5:16-24
16 むしろわたしは言います。霊によって歩んでゆきなさい。そうすれば,肉の欲望を遂げることは決してありません。17 肉はその欲望において霊に逆らい,霊は肉に逆らうからです。これらは互いに対立しており,それゆえにあなた方は,自分のしたいと思うそのことを行なえないのです。18 さらに,霊に導かれているのであれば,あなた方は律法のもとにはいないのです。
19 さて,肉の業は明らかです。それは,淫行,汚れ,みだらな行ない,20 偶像礼拝,心霊術の行ない,敵意,闘争,ねたみ,激発的な怒り,口論,分裂,分派,21 そねみ,酔酒,浮かれ騒ぎ,およびこれに類する事柄です。こうした事柄についてわたしはあなた方にあらかじめ警告しましたが,なおまた警告しておきます。そのような事柄を習わしにする者が神の王国を受け継ぐことはありません。
22 一方,霊の実は,愛,喜び,平和,辛抱強さ,親切,善良,信仰,23 温和,自制です。このようなものを非とする律法はありません。24 さらに,キリスト・イエスに属する者は,肉をその情欲や欲望と共に杭につけたのです。

それで、壊れた遺伝子のせいで生じる内面と外面のアンバランスがどんなものであれ、神の目的と基準へ自分の思いのフォーカスを合わせて、神への信仰のうちに自分の弱さとの戦いを立派に戦い抜き征服者となってください。

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プロフィール



1972年にバプテスマを受けてクリスチャンになりました。

その後、エホバの証人として宣教活動を40年ほど行い、長老のときに「ものみの塔協会」の方針と異なる立場をとったために長老を削除されました。

長年のエホバの証人としての人生は「ものみの塔協会」の崇拝の様式とキリストの教えとの不調和を経験することになり、「ものみの塔協会」の始まりからの歴史をインターネットを用いて調査し、この団体がロスチャイルド資本によるシオニズム運動の器として始まったこと、宗教組織を利用したロスチャイルド資本の国際投資企業であること、小児性愛者の不適切な扱い、預言や教理上の破綻などの腐った実を知りました。

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