炭素14年代測定

2015/06/25 1

ノアの洪水

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炭素14による年代測定について

C14の自然崩壊時間を用いた時間計測システムです。

この方法には前提があります。

  1. 大気中のC14濃度が生物の体内におけるC14濃度と同じである。
  2. 現在の大気中のC14濃度を基準に用いて、木の年輪から分かる絶対年代と比較し相関グラフ化して過去の大気中のC14濃度を予測する。
  3. C14の半減期は5730年である。それで精度はC14濃度1/2で5730年前のもの、1/4で11460年前のものと判断する。C14の半減期が短い ため10万年、100万年のような時間計測はできない。(長い時間を計測するためには、半減期のもっと長い放射性元素または他の方法が用いられます。)
  4. 上記の制限からC14による年代測定は濃度1/8(17190年)以下の測定で用いるのが実際的といえます。それ以上になるとC14残留濃度割合が低くなるにつれて、その精度は低下してゆきます。結果は誤差が拡大していくということです。


大気中のC14濃度に与えたノアの洪水の影響は、主に水の天蓋の存在からよく説明されています。
大気中のC14は崩壊してN14(窒素14)になります。一方大気中の宇宙線量(太陽からの電磁波)が増えると、N14は太陽からの電磁波によりエネルギーを得てC14に戻ります。太陽からの電磁波を遮断する水の天蓋や他の未知の要素の存在から当時の大気中のC14濃度は低かったとみなされています。
➡ 宇宙のインチキについてはフラットアースの記事をお読みください。

C14による年代計測は人類史の範囲であり、それ以上昔の地球に関する年代決定には使用できません。

C14の半減期は5730年で、
1/8くらいの残量で 5730 × 3 = 17190年くらいまでの時間の測定に用いられます。
炭素14は有史の年代測定で活用できます。

絶対確実な年代測定方法は木の年輪を数えることです。
科学者は木の年輪による絶対年齢とC14による年代で相関グラフをつくり、過去の大気中のC14の濃度を予測しています。


放射性炭素14法の限界

それでは放射性炭素14の限界について見てみましょう。
この方法が使われるのは主に遺跡の年代測定で、古代の年代測定には必ずといっていいほど登場します。具体的には、土器などに含まれる有機物の炭素14を測定して、その土器の作られた時代を特定しています。

その成果はことに日本の考古学で目ざましいもので、これまで紀元前1000年くらいと考えられてきた縄文時代が、それよりも遥かに昔から続いていたことが明らかになってきました。長野県石小屋洞窟遺跡や、神奈川県夏島貝塚から発掘された縄文式土器を炭素 14法で測定したところ、なんと1万2000年前という数字が出ました。更に東京の鈴木遺跡から発掘された磨製石斧は、もっと古い2万5000年前という数字が出ています。

これはエジプト文明やメソポタミア文明、インダス文明そして中国文明といった4大文明の発祥よりも古いものです。しかしちょっと様子がおかしいことに、当の考古学者が、それほど躍起になってはいないのです。

彼らは、古いことは認めるがそのまま信じることはできかねない、というより、本心では全くといっていいほど信じていないようです。なぜなら彼ら事体が、放射性炭素14法そのものに疑問を持っているからです。

これは日本の考古学者に限ったことではなく、海外においては、もっと信用度が低いと見られています。なぜなら、はじき出された数字が明らかにおかしい場合が多々あるからです。

例を挙げると、ある研究機関が現在生きている海のカキの殻を、試しに炭素14法で測定したところ、驚くべきことに2600年前という数字が出てしまいました。さっきまで生きていた生物の体が2600年前のわけはありません。

同様の結果はドイツでもありました。ドイツの高速道路であるアウトバーン沿いの生きている樹木を炭素14法で測定したところ、数千年前と出ました。これらは極端な例ですが、最近の精度はかなり高くなっているようです。

ですが、それでも毎年のように算出方法は修正され続けていると聞いています。なぜこのようなとんでもない年代が出てしまうのでしょうか?

では、具体的に放射性炭素14法の手順を見てみましょう。
まず始めに対象物を実験用のガスバーナーで、対象となる物体の中から不純物を取り除いてクリーニングを行ないます。その後ガイガー計数管に入れて、炭素14が放つ放物線を測定して、その値によって比率を計算し、方程式に則って最終的な年代を出します。当たり前のことですが、放射性炭素14法は対象物に炭素14が含まれていなければ使えません。ということは、

有機物を全く含まない金属や石そのものは、直接的に年代は測定できません。

有史以前の時の算定は、半減期が125億年のカリウム-アルゴン法、やその他の方法で行われています。

また有史前の時の設定は、進化論を前提に決められています。

進化論は生命の誕生、発展のメカニズムの説明ではなく、外見を無意味な膨大な時間で結ぶ心理トリックです。


このビデオ(1h30)で進化論者のワンパターン解説を聞くことができます。
映像は魅力的です。

最初から最後まで、膨大な時間が生き物を環境に適応させ進化させてきたというワンパターン解説をしています。

何十億年の後に突然新たな生き物が現れて来ます。
何十億年もかけてなされる小さな変化の蓄積が新たな生命、種を生み出すという考えは、説明責任のすり替えであり、心理的なトリックです。

小さな変化が蓄積してどのように無機物を生命体に変えられるのか、またどのように遺伝子の壁を越えて新種に変化できるのかの説明はありません。
また、小さな変化の蓄積で生命を作ったり、ある生き物から別の生き物へ変化させることに、いまだかって成功したことがないのに、知性による制御された力の働きなしでは生じ得ない変化の原動力を目のくらむような膨大な時間にすり替えて、それが起きたとの主張を繰り返しています。

このような説明は変化のプロセスの論理的な説明ではなく希望的観測の表明に過ぎません。
事実遺伝子工学は、人為的な遺伝子操作をしない限り種の壁を越えられないことを教えています。
遺伝子の組み合わせによる変化に限界があることが分かっています。
そうであれば、ある生物が別の種類の生き物に進化することはできません。

自然の摂理のとおり、豚は豚であり、豚がその気になってもライオンにはなれません。何百億年経っても無理です。

マタイ 7:16
16 . . . いばらからぶどうを,あざみからいちじくを集めることなどないではありませんか。

ルカ 6:44
44 木はそれぞれその実によって知られるからです。たとえば,人はいばらからいちじくを集めず,また,いばらの茂みからぶどうを切り取ることもありません。

ヤコブ 3:12
12 わたしの兄弟たち,いちじくの木がオリーブを,ぶどうの木がいちじくを生じさせることはできないではありませんか。

知性により制御された力の働きがない限り、無限の多様性をもつ地球のような惑星、およびその中の多様な生き物は存在しえません。
自然界の背後にある、認知可能な知性は、全てのものをその知恵によって創られた神のものです。

また、生物の多様性は、「その種類にしたがって」という神の定めた限界内で生じます。

創世記 1:11-12, 20-21, 24-25
11 次いで神は言われた,「地は草を,種を結ぶ草木を,種が中にある果実をその種類にしたがって産する果実の木を,地の上に生え出させるように」。するとそのようになった。12 そして地は草を,その種類にしたがって種を結ぶ草木と果実を産する木,その種類にしたがって種が中にあるものを出すようになった。それから神は[それを]良いとご覧になった。
20 次いで神は言われた,「水は生きた魂の群れを群がり出させ,飛ぶ生き物が地の上を,天の大空の表を飛ぶように」。21 そうして神は大きな海の巨獣と動き回るあらゆる生きた魂,すなわち水がその種類にしたがって群がり出させるもの,また翼のあるあらゆる飛ぶ生き物をその種類にしたがって創造してゆかれた。そして神は[それを]良いとご覧になった。
24 次いで神は言われた,「地は生きた魂をその種類にしたがい,家畜と動く生き物と地の野獣をその種類にしたがって出すように」。するとそのようになった。25 そして神は,地の野獣をその種類にしたがい,家畜をその種類にしたがい,地面のあらゆる動く生き物をその種類にしたがって造ってゆかれた。そして神は[それを]良いとご覧になった。

神のことばの真理は論理的で自己矛盾はなく観察される事実と調和しています。また、それはいつでも再現できます。

進化論は外面の類似性から発展させた実質のないトリックです。
ですから、再現できません。

再現による証明が不能なので、その必要がないように、それは何百億年かけてそうなったと言います。

何百億年生きてどうなるか観察できる人などいません。
そのようにして説明責任を逃れています。

聖書から分かる人類の有史、つまりアダムの創造から今日までは、はおよそ6000年程度です。

ものみの塔協会の勝手な年代解釈

「も塔」によると創造の1日の長さが7000年とされています。
現在は創造の第7日が6000年ほど経った時点となります。
そうすると、6 × 7000 + 6000 = 48000
ということで、地球の歴史が48000年となります。

この4万8000年はいろいろな見地でおかしいでしょう。

「も塔」もそれが分かっているので、面白い説明を加えています。
この4万8000年は、神が地球の環境を人が住めるように整え始めたときからカウントするもので、その前に太陽系、地球には長い期間が存在していた言っています。創世記の1章の2節まではその「長が~い時」を表していると述べています。(sk 苦しそうですね。)

創世記 1:1-2
1 初めに神は天と地を創造された。
2 さて,地は形がなく,荒漠としていて,闇が水の深みの表にあった。そして,神の活動する力が水の表を行きめぐっていた。

創造の1日の長さを7000年と決めて歴史を説明しようとするので、多くの矛盾を作り出し人々を混乱させています。

1975年のハルマゲドン騒ぎも、その年がアダムの創造から6000年目であり、その後キリストの1000年統治が始まり、人類の創造の第7番目の7000年が祝福のうちに完了するという教えで世界中が騙され(sk 私もその一人)「も塔」宗教商売が繁盛しました。シュネールソン一味 がほくそ笑んだに違いない。

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プロフィール



1972年にバプテスマを受けてクリスチャンになりました。

その後、エホバの証人として宣教活動を40年ほど行い、長老のときに「ものみの塔協会」の方針と異なる立場をとったために長老を削除されました。

長年のエホバの証人としての人生は「ものみの塔協会」の崇拝の様式とキリストの教えとの不調和を経験することになり、「ものみの塔協会」の始まりからの歴史をインターネットを用いて調査し、この団体がロスチャイルド資本によるシオニズム運動の器として始まったこと、宗教組織を利用したロスチャイルド資本の国際投資企業であること、小児性愛者の不適切な扱い、預言や教理上の破綻などの腐った実を知りました。

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