日本の山寺で見つかった1000年前の世界地図
その1000年前の世界地図は、北極を中心に大陸が地の四方の果てに広がっているように描かれています。1907年1月11日のハワイ新聞の記事
中部日本の山の寺で見つかった世界地図の写しがホノルルでよく知られた日本人の外科医の小林氏のもとへ送られてきました。Dr. 小林はその地図が中国人僧侶よって1000年前に作られたと見ています。
その地図は、北極を中心に北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オーストラリアがメルカトル図法で描かれています。
その地図は日本の山寺で自分の弟が見つけたとDr. 小林は述べています。ずっと昔にそのような地図は国家により破棄されたでしょうから、それは昔と同様今日でも国家権力から隠されてきました。手紙によると地図の原本は仏教の僧侶により中国からもたらされこの寺に隠されたということです。
10年前、弟は肺病でした。わたしは医師ですが、彼は薬による治療を望まず、山寺で自分で治すことにしました。そこに10年いますが、自分の意思の力で治療しようとしています。今は健康です。その山寺にいたときに、この地図を見つけました。
彼は、その地図から地が球体であることを示す現代の事実にもかかわらず「平らな地」の持論を発展させました。この持論は彼の人生の目的となっています。
彼は芸術家で、「平らな地」を実証するために機械的、天文学的、工学的な手法を使って美しい図面や景色を描いています。とても魅力的です。
The Hawaiian gazette., January 11, 1907, Page 2, Image 2
オーギュスト・ピカード (Auguste Picard) の発見
スイスの物理学者であり冒険家のピカードは人類で初めて上空16,000m上空の成層圏から地球を眺めた人物です。Dr. ピカードは1931年5/27に宇宙線やオゾンを研究するために自ら設計した気球で上空へ上りました。
地上に戻った彼は次のように報告しています。
最初の30分、気球は時速9マイル (15km) で上昇し、窓から見える地は赤銅色から青みを帯び、霞んで見え、淵がそり立つ平らな円盤のようでした。10マイル (16km) 上空では空は深い暗青色となりました。
Dr. ピカードの気球による上空観測の記録は、1931年のポピュラー・サイエンス誌に掲載されています。
August 1931 Popular Science
ピカード博士の証言はNASAが提供する球体の地球の写真と相容れませんが、聖書の地の描写と完璧に一致しています。
イザヤ 40:22
22 地の円の上に住む方がおられ,[地]に住む者たちは,ばったのようである。その方は天を目の細かい薄織りのように張り伸ばしておられ,それをその中に住むための天幕のように広げ,
地を覆う上空の透明のシールド(保護幕)は、高度100kmのカーマンラインから始まりバンアレン帯に及ぶ何層ものプラズマ(電離した粒子)の層です。
バンアレン帯は、高度10,000kmを超える上空 (10,000 - 40,000km) に存在しているプラズマの厚い層です。科学者によると少なくとも内側と外側の2つの層が存在しています。最近の発見では3番目の層も存在するようです。
バンアレン帯は強力な放射線領域で生物は生きることはできません。宇宙飛行士はバンアレン帯を死なずに通過することはできません。アポロ11号の月面着陸も、火星や土星などの惑星探査ロケットもすべて作り話です。
スペースシャトル、人工衛星、宇宙ステーションは高度400kmくらいにあります。そこは宇宙空間ではなく地の大気圏に属します。地を覆うバンアレン帯のプラズマ・シールドはそのはるか上空にあります。
10,000 - 40,000km バンアレン帯
6,000 - 9,000km 太陽や月の高度
100 - 400km (熱圏)スペースシャトル、宇宙ステーション、人工衛星
100km カーマンライン the Karman line、電離層とも呼ばれるプラズマ天蓋シールド (firmament) の最初の層
10-50km(成層圏)ジェット機
0 - 10km(対流圏)旅客機
* 宇宙ステーションや人工衛星は存在しません。これらはNASAのインチキです。
高度100kmあたりのカーマンラインが大気圏と宇宙との境界とされています。その辺りから電離層となり大気圏と密度の異なる組成となっています。そこに透明のシールドが存在しています。
地を覆う透明のシールド、カーマンライに向かう稲妻
Red sprites 2015 ESO
Red sprites 2015 ESO
ハルマゲドンに向かう諸国民
人類は1960年代から始まる宇宙開発競争に入る前に、1950年代に南極で地に降り立つ天蓋シールド (firmament) の存在を確認しました。地に降り立つ透明のプラズマ・シールドは地が平らであることと天と地の創造者である聖書の神の存在の物的証拠です。1940年代
米軍は「高飛び作戦」 (Operation High Jump) で南極を調査した際、地に降り立つ天蓋のシールドに直面したと思われます。神の存在を物語る証拠を前に、8ヶ月の予定が組まれていたオペレーション・ハイ・ジャンプをわずか6週間で打ち切り南極から撤退。
1958年
ジェームス・バンアレン (James Van Allen) とアイオワ大学の研究チームは、バン・アレン帯として知られるようになる地を覆うプラズマ・シールドを発見。
1959年
日本を含む12の先進国は南極条約 (Antarctic Treaty) を締結し南極を実質的に探検禁止としました。
1960年代
米ソによる宇宙開発競争が演出され「存在しない宇宙」で人々を騙し今日に至っています。米ソは地を覆う上空のプラズマ・シールドの調査と軍事目的として電離層(100-400km)に核ミサイルを撃ち込む実験を繰り返す。
科学者は上空のプラズマ・シールドについて学び、それに合わせてスペース・シャトルを設計しシャトルの先端を耐熱タイルで覆っています。高度100kmにあるカーマンラインを超えて電離層のプラズマの層を飛行するときの高温に耐えるためでしょう。
以下は南極探検から宇宙開発競争までのイベントです。
1947年 米軍の南極調査「高飛び作戦」 (Operation High Jump)
1958年 バンアレン帯の発見、NASA設立
1959年 諸国家の南極協定 (Antarctic Treaty)
1960年代 米ソの高高度核実験、アポロ計画
1980年以降 スペースシャトル、国際宇宙ステイション
1928年 - 1953年
海軍大将バード (Admiral Richard E. Byrd) 南極大陸を探検
1947年 (第二次世界大戦終戦2年後)
米軍による南極調査「高飛び作戦」(Operation High Jump) を指揮する海軍大将バードは、その極寒の地で資源と石炭に富む山などのあるアメリカほどの大きさの大地を発見します。オペレーション・ハイジャンプでは、4,700人の兵士、13艘の軍艦、輸送用軍用機による8ヶ月の学術調査が計画されていましたが、わずか6週間で撤退しています。
1954年
海軍大将バード 「南極の内陸は雪や氷に覆われていない何百万マイルもの膨大な資源がある」と述べる。
1946 Operation Highjump - AMAZING discoveries
Admiral Richard E. Byrd - South Pole Video Interview
1957年
海軍大将バード死去 68歳 イルミナーティであるバードは暗殺されたと思われる。
彼は33階位の最上位フリーメイソンで南極に777ロッジを創設した人物です。
1958年
ジェームス・バンアレン (James Van Allen) とアイオワ大学の研究チームは、バン・アレン帯 (Van Allen belt) として知られるようになる地を覆うプラズマ・シールドを発見。
1959年
南極条約 (Antarctic Treaty)が、日本、アメリカ、英国、フランス、ロシア、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、チリ、ニュージーランド、ノルウェー、南アフリカの12カ国により締結され全ての国は資源の宝庫である南極大陸に関わることを放棄しました。南極大陸は誰も自由に訪問、調査、開発できなくなりました。世界中が合意してその地を封鎖しました。現在世界の約50カ国が加盟しています。
南極で、世界の支配者たちが隠したがる何が見つかったのでしょうか。
それは、広大な果てしない広がりの淵から立ち上がる天蓋 (firmament) の壁でしょう。
彼らは南極で地が平らで天蓋で覆われた巨大な空間であることを発見し、聖書の神の存在を物語る強力な証拠と直面しました。
つまり、諸国民は天地の創造者YHWHの存在を突きつけられたために、その地を封鎖しました。
1960年代
平らな円盤状の地を覆う天蓋 (firmament) の存在の確認を受けて米ソは「存在しない宇宙」開発競争インチキを行うようになる。
スプートニク、アポロ11、スペースシャトルなどを用いたソ連とアメリカの宇宙開発競争は、人々の思いを南極からインチキ宇宙へ向けるためでした。
ここから、NASAの月着陸、衛星写真、スペースシャトル、宇宙ステーション、GPS、UFOなどのインチキオンパレードが始まります。
中国、日本などの宇宙ロケットもインチキ宇宙に行けませんよ。
国際宇宙ステイションも存在しませんよ。
全部インチキです。
南極へ行けばすべてがバレます。
そこに神の存在の動かない証拠(天蓋による地の境界)が存在するからです。
進化論、太陽中心宇宙モデル (Heliocentric Universe model)、アポロ11号月面着陸、人工衛星、宇宙ステーション、UFOは悪魔崇拝者フリーメイソン作のインチキです。
1960年代
アメリカとソ連は高高度上空で核爆発実験を開始する。
1961-1962年
ソ連のKプロジェクト (K project) 高高度上空核爆発実験開始。
1962年
アメリカ「金魚鉢作戦」 (Operation Fishbowl) 高高度上空核爆発実験開始。
核弾頭爆発実験の最高高度は高度400km
米ソは上空の天蓋 (プラズマ・シールド) の調査、また軍事目的のめに、天に向かって核弾頭ミサイルを撃ち込み人工オーロラを観察しています。
Journey to Find the Dome Ch IV Nuking the Dome
神に挑戦したニムロデのような世の支配者たちの愚考により地が破壊されることはありません。
地を破滅する者たちを破滅に至らせる定めのときがやがて到来するでしょう。
啓示 11:18
18 . . . 地を破滅させている者たちを破滅に至らせる定められた時が[到来しました]」。
人類はハイテク時代に入り電磁波や核爆弾その他で気象を改変したり地震を起こしたりできるようになりました。最近全世界で生じている異常気象、地震、その他の災害のほとんどはハイテク兵器により人工的に造られています。
また、中国や北朝鮮、トルコ、イランなどの国家を用いた緊張の演出がなされており第三次世界大戦を起こす準備が進んでいます。
全世界的な問題や困難を捏造し地域を越えた救済や管理の必要をつくりだし、超国家による世界統一政府の樹立を世界が歓迎する舞台がやがて訪れるでしょう。
諸国民と神との戦争の準備が整いつつあります。
啓示 16:13-16
13 そしてわたしは,かえるのように[見える]三つの汚れた霊感の表現が,龍の口から,野獣の口から,偽預言者の口から出るのを見た。14 それらは実は悪霊の霊感による表現であってしるしを行ない,また人の住む全地の王たちのもとに出て行く。全能者なる神の大いなる日の戦争に彼らを集めるためである。
15 「見よ,わたしは盗人のように来る。目ざめていて自分の外衣を守り,裸で歩いて自分の恥を人に見られることがないようにする者は幸いである」。
16 そして,それらは[王たち]を,ヘブライ語でハルマゲドンと呼ばれる場所に集めた。
人類は野獣(人間製の超国家)崇拝か天地の創造者の崇拝かの選択を迫られるでしょう。
啓示 13:3-4
3 そしてわたしは,その頭の一つがほふられて死んだかのようになっているのを見た。しかし,その致命的な打ち傷はいえた。それで,全地は感服してその野獣に従った。4 そして彼らは,野獣に権威を与えたことで龍を崇拝し,また,「だれがこの野獣に等しいだろうか。いったいだれがこれと戦いうるだろうか」と言って野獣を崇拝した。
啓示 14:6
6 また,わたしは別のみ使いが中天を飛んでいるのを見た。彼は,地に住む者たちに,またあらゆる国民・部族・国語・民に喜ばしいおとずれとして宣明する永遠の良いたよりを携えており,7 大声でこう言った。「神を恐れ,[神]に栄光を帰せよ。[神]による裁きの時が到来したからである。それゆえ,天と地と海と水のわき出るところとを造られた方を崇拝せよ」。
世界的な大混乱の後に出現する「野獣」で表されている超国家の世界政府を崇拝するか、神を崇拝するかを選択する時が来ます。
世界の支配者たちは、いずれ神と対峙せざる得ないことを承知しています。彼らは人々が天と地を造られた神を信じることを望みません。人々が神の支配を望めば世の支配者たちは自らの立場を失います。
それで、全地が一致して神の存在の証拠を隠し、聖書と正反対の概念を広め、人々が神を信じないように人々を騙しています。
教育機関は、地球は果てしない宇宙空間にあるありふれた天体のひとつに過ぎないとインチキを教え込み、NASAや宇宙開発事業団はインチキ宇宙開発を行い、メディアはインチキ映像で人々を騙します。
天地の創造者を否定する教えは、フリーメイソンにより「科学」と称され、彼らのインチキ学説で全世界は完璧に騙されています。ガリレオやコペルニクス以来の大科学者や思想家の大半はフリーメイソンです。ニュートンやアインシュタインも一味ですよ。
人々が神を信じなければ、世の支配者たちはインチキで人々を支配できます。
世の支配者たちは、人々が神ではなく人間性の超国家機関に頼るように仕向け、みんなで一丸となって勝ち目のない神との戦争をするつもりです。
この世は、真実を隠すための嘘で満ちています。
それで、聖書は「すべてのことを確かめなさい。」と教えています。
海軍大将バードの南極調査 (Operation High Jump) の突然の中止の真相を隠すための嘘もあります。
海軍大将バード (Admiral Richard E. Byrd) が南極大陸で発見したものは、神の存在の証拠ではなく、地下への巨大な穴を出入りするUFOを持つ宇宙人だとか、ナチスのUFO秘密基地だとか、SF小説のような作り話も出回っています。UFOや宇宙人についての作り話やインチキ写真の出所の大半はインチキ製造機関のNASAです。
世界権力を持って真実を隠し嘘を広めている者達はフリーメイソンです。
イルミナーティ(啓発者)やシオニスト、フリーメイソンなどの呼び名は同じ実体を指す異なる表現です。
国際連合や南極条約などをつくり世界を動かす権力者たち
NTI (Nuclear Threat Initiative)
創設者 テッド・タナー (Ted Turner )、理事会共同議長 米上院議員サム・ナン
経済、外交、国際政策立案、安全保証において国際的に影響力を持つメンバーたち、
日本人のメンバーは国際裁判所の判事「小和田恆」 (Hisashi Owada)
資金提供者たち
ウォーレン・バフェット (Warren Buffett)、フレッド・アイスマン (Fred Iseman)、ピーター・G・ピーターソン (Peter G. Peterson)、ジョージ・ラッセル (George Russell)、テッド・タナー (Ted Tuner)などの米国の慈善家たち、及び、カーネーギー財団、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ジョン・D、キャサリン・T・マッカーサー財団、ロックフェラー財団、スコル世界危機ファンド、グーグル財団
フリーメイソンは地が平で透明のシールドで覆われたドームであることを知っています。
彼らのシンボルはそのことを示しています。
フラットアースについて初心者の方は、以下のリンクを参考に読んで下さい。
➡ フラットアース補修授業
➡ つじつまが合わないインチキモデル
➡ すべてのことを確かめなさい。
➡ 夕となり、朝となった
➡ 洗脳の力
➡ インチキの崩壊
➡ インチキに勝算はありません。
➡ 太陽の見かけの動きの再考
➡ 太陽が地を回っています。
➡ 地は平らです。
13 件のコメント:
はじめまして。
元JW2世でyooと申します。
フラットアースやネフィリムについての投稿、私自身も同様に考えておりますので仲間を発見できて嬉しい限りです!
さて、私は「JW完全論破ブログ(https://jwoff.org)」と「全ての宗教2世に捧ぐ答え(https://wisesheep.org/clues)」という2つのブログを運営しつつ、宗教2世被害者のための活動をしております。
それで、もし私のブログに興味を持って頂けたら私のブログに対するご感想、あるいはご批評をsk様のブログにて紹介して頂けないでしょうか??
どちらか一方で構いませんので、、。
ご感想あるいはご批評を頂けたらその内容をしっかりと読ませて頂き今後の執筆や活動に活かしたいと思います。
可能であれば私のXのDMにてご連絡頂ければ嬉しいです。よろしくお願い致します。
yooさん
エホバの証人は、ヘブライ語聖書についてyooさんが書いていること理解しています。またクリスチャンギリシャ語聖書の聖典性も信じています。
クリスチャンギリシャ語聖書の聖典性は、yooさんが書いているように背教したクリスチャン組織のカルタゴ会議で決定されたのではありません。ローマカトリック教会や、それから派生した他の組織宗教が聖書の聖典性を決定したのではありません。サタンが用いるそれらの国家宗教組織は、初期クリスチャンの間ですでに確立されていた聖典を、自らの権威の確立のために追認した(利用した)にすぎません。
また、背教のクリスチャン組織が顕在化する前の、使徒たちを含む初期クリスチャンたちは、神からの霊の賜物を与えられており、霊感のクリスチャンギリシャ語聖書として知られる手紙やキリストについての証の書物を、後代の王国の子たちのために備えました。それで、それらの霊感の手紙類は、yooさんが書いているような単なる「手紙の寄せ集め」ではありません。それは、ヘブライ語聖書と同じ神の霊感の書物であり、王国の子たちの信仰の土台であり、信じる者たちを導く神の力です。
以下の記事を読んでください。
聖書写本
https://bible9.blogspot.com/2015/07/blog-post_14.html
その他のyooさんの記事については、このコメント欄に順次返答いたします。
初期クリスチャン会衆における神の霊の強力な働きについて補足します。
西暦33年のペンテコステの日に、神はご自分の霊を120人のキリストの弟子たちに注ぎクリスチャン会衆を発足させました。
その出来事、またそれに続く使徒たちの宣教の記録は、使徒たちの活動に書かれています。
それで、神の霊の働きを知りたいなら、使徒たちの活動を注意深くお読みください。
そうすれば、パウロやその他の使徒たちが書き残した手紙が霊感の書物であることが分かるでしょう。
使徒たちの活動
https://bible9.blogspot.com/search/label/%E4%BD%BF%E5%BE%92%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%B4%BB%E5%8B%95?&max-results=10
西暦1世紀のクリスチャンたちを導いた神の霊は、コリント第1 12:10に書いてあるように、ある人に「霊感のことばを識別する力」を与えました。
それで、初期クリスチャンの王国の子たちにより、クリスチャンギリシャ語聖書の聖典目録が確立され、当時のクリスチャン社会で流布され活用されていたことが分かります。
コリント第1 12:4-11
4 さて,賜物はさまざまですが,霊は同じです。5 奉仕の務めはさまざまでも,主は同じです。6 働きはさまざまでも,すべての人の中であらゆる働きをされる神は同じです。7 しかし,霊の顕現は,有益な事柄を目的として各々に与えられます。8 たとえば,ある人には霊によって知恵のことば,ある人には同じ霊にしたがって知識のことば,9 ある人には同じ霊によって信仰,ある人にはその一つの霊によっていやしの賜物,10 さらにある人には強力な業の働き,ある人には預言すること,ある人には霊感のことばを識別する力,ある人には種々の異言,そしてある人には異言を解釈する力が与えられています。11 しかし,これらのすべての働きを同一の霊が行なうのであり,その欲するとおりに各々に分配するのです。
また、バイブル (bible) という言葉の語源は、ギリシャ語のbiblos(ビブロス)の複数形のbiblia(ビブリア)です。
biblos(ビブロス)はパピルスという植物の茎の内皮でものを書く紙で、biblia(ビブリア)は、その小冊子をまとめて本の形にしたものです。
ヘブライ語聖書は、巻物に書かれて、ユダヤ人の会堂に保管され、人々は、会堂で聖書を読んだり、聞いたりしていました。
クリスチャン時代の手紙やキリストの活動の記録は、当初巻物に書かれていましたが、初期クリスチャンたちは、クリスチャンギリシャ語聖書の聖典を各自が写本して保持して活用したため、他の古代の写本と比べ物にならない程多くのクリスチャンギリシャ語聖書の聖典写本がつくられ、今日まで残っています。
また、初期クリスチャンたちは、クリスチャンギリシャ語聖書の聖典写本の携帯を望み、巻物の形から今日の本のような冊子本の形でギリシャ語聖書写本を残しています。
初期クリスチャンの中には「霊感のことばを識別する力」を与えれていた人たちがおり、その神からの力により、当時クリスチャンの間で流布していた手紙や証の書の中から、聖典目録がすでに確立され、クリスチャンたちの信仰の土台となり、今日まで続く本物のクリスチャン活動を導く力となっていました。
ですから、初期クリスチャン各自は冊子本の形で聖典を複写し所有し、当時の世界の隅々に広げることができ、その数の多さは他の古代写本の数をはるかに超えて残っており、今日でもその内容を読むことができます。
次のテーマは、神は人類の所有権を放棄してサタンに渡したという浅薄な主張についてです。
サタンの偽りにより、アダムとエバが罪に陥ったとき、神はアダムの家族を見捨てることはありませんでした。
神は天と地とその中の被造物全てに対する権威(所有権、支配権、その他なんであれ神に属する権威)を放棄なさっていません。そのようなことはあり得ません。罪を犯したアダムの家族(アダムも含めて全人類)は、神のものです。
サタンは、罪を犯したアダムの家族の所有者ではありません。
サタンは、嘘を用いて神のものを強奪しました。
神がだまされたのではなく、神のものである人がだまされ、また偽りに同調してサタンの奴隷となりました。
この出来事は、神が企画して生じたものではありません。
サタンも含めすべての被造物は神の権威の下に存在を許されています。
そして、「すべて自分がまくものを刈り取る」という神の掟の下で神の定めの時に裁きが臨みます。
サタンは、偽りと脅しで機能する自分の世をつくることを許されたに過ぎません。
いずれ、サタンは自らの行為の結果を刈り取ることになります。
神は、サタンにいかなる権威も与えていませんし、ご自分の権威を放棄もしていません。
サタンに渡されているものは、偽りと脅しで自分世をつくる自由であり、それは神から与えられた権威、また罪を犯した人類に対する神が放棄した所有権ではありません。
サタンは、偽りと脅しで人類の世をつくりました。
サタンが持っている権威は、自分の世に対するインチキと脅しで作り上げた権威にすぎません。
サタンの世の権威は、神からの権威ではありません。
サタンの世に住むアダムの家族は、サタンの偽りと脅しの奴隷です。
人類の所有者である神は、西暦1世紀にキリストを用いてサタンの力を砕き、人々をサタンのインチキ権威から解放なさっています。
なぜなら、人類は神のものだからです。神は罪を犯した人類に対する所有権を放棄してなどいません。
サタンの権威は、サタン自身がインチキと脅しで作り上げた自分の世に対するものです。
サタンの世はサタンの権威で機能しています。サタンは、望むものに自分が築いたインチキ権威を与えます。
サタンが、自分の世で築いた権威はサタンのものです。サタンに権威を築くことを神は許されたので、それらの権威はサタンに渡されていると言えます。
サタンは、自分の世の権威と栄光をイエスに提供しています。
ルカ 4:5-6
5 それで彼は[イエス]を連れて上り,またたく間に人の住む地のすべての王国を見せた。6 そして悪魔は言った,「この権威すべてとこれらの栄光をあなたに上げましょう。それはわたしに渡されているからです。だれでもわたしの望む者に,わたしはそれを与えるのです。
サタンが持つ、また提供できる世の権威や栄光は、神が与える権威や栄光ではありません。
サタンの世の権威や栄光は、偽り、脅し、貪欲、不公平、抑圧によって築かれるもので、多くの人々を虐げ、犠牲にします。
サタンの世の権威は被造物を高めるクズであり、サタンの世の栄光は、競争心や妬みによって作られたインチキ栄光でクズです。
そのようなクズをイエスは受け取りませんでした。
サタンは、不法に自分の世をつくりました。
神がそうする権威を与えたのでも、人類の所有権をサタンに譲渡したのでもありません。
キリストは、不法につくられたサタンの世を除去します。
ヨハネ第1 3:8
8 罪を行ないつづける者は悪魔から出ています。悪魔は初めから罪をおかしてきたからです。神の子が現わされたのはこのためです。すなわち,悪魔の業を打ち壊すためです。
サタンの権威は、自分の世に対するもので、世の支配者と呼ばれています。
サタンの権威は、イエスに対して何の力もありませんでした。
ヨハネ 14:30
30 わたしはもう,あなた方と多くは語らないでしょう。世の支配者が来ようとしているからです。そして,彼はわたしに対して何の力もありません。
サタンの権威は偽りと脅しに屈する者たちに対する権威にすぎません。
サタンの偽りと脅しはイエスには何の力もありませんでした。
なぜなら、イエスは真理を知っており、真理を愛し、真理のうちに神とつながって生きていたからです。
ヨハネ第一 5:19 に書いてある「全世界は邪悪な者の配下にある」とはどういう意味でしょうか。
それは、全世界はサタンの偽りと脅しの下におかれているということです。
それが、地に対するサタンの権威であり、サタンの汚れた霊であるということです。
しかし、人がひとたび真理を知ったなら、サタンの権威は力を失います。
エフェソス 2:2
2 あなた方は,この世の事物の体制にしたがい,また空中の権威の支配者,不従順の子らのうちにいま働いている霊にしたがって,一時はそうした[罪]のうちを歩んでいました。
サタンの権威は、真理を知る人に対して力はありません。クリスチャン(王国の子たち)とはそのような人たちです。
神は、罪を犯した人類の世を放棄していません。
神は、ご自分の地上の子供たちに対する所有権をサタンに譲渡などしていません。
全人類は、神のものであり、キリストの犠牲により、すべての人は価を持って買い取れれています。
その買取の価は、サタンに支払われたのではあれません。
イエスの贖いの血は神に捧げられました。
アダムが罪に陥った時、神が救出を約束なさったのはなぜでしょうか。
それは、罪を犯したアダムとその家族は神のものだからです。
神は罪を犯したアダムの家族をサタンに放棄などしていません。ご自分の子として救出のために行動なさいました。
マタイ 12:11
11 [イエス]は彼らに言われた,「あなた方のうち,一匹の羊を持っていて,それが安息日に穴に落ち込んだ場合,それをつかんで引き出さない人がいるでしょうか。12 どう考えても,人は羊よりずっと価値のあるものではありませんか。
次のテーマは、神と人についてです。
yooさんは、「聖書の神は人間に似ている」と書いていますが、それは逆です。
人間が神に似ています。
それは、人が神の像に似せて造られたと聖書に書かれているとおりです。
では、神と人との違いは何でしょうか。
それは、神は始まりも終わりもない永遠の存在だということです。
永遠の存在とは何を意味しますか。
それは、神の高貴な神性は不変であるということです。
真実、公正、力、知恵、愛、憐み、美、その他何であれ神の性質は欠けることも崩れることも堕落することもありません。
命の始まりのある人の場合は、神のように変節することない存在になるポテンシャルが与えられています。
神のように変節することのない存在になるためには学ぶべきことがあります。
それは、永遠の存在である神の霊と調和して生きることを学ぶ必要があるということです。
それに失敗するなら、自らの内にある神の像を維持できず堕落して自滅するか、自分と他の者にとって有害な存在となり裁かれて命の恵みから取り除かれます。それがサタン、悪霊、人類に生じたことです。
神の霊に調和して生きることを学ぶ最初のステップは神のことばに従うことです。
神のことばへの一つ一つの従順は、神と共に生きることであり、そのように生きているなら神の霊に調和した存在になれます。こうして、命の始まりのある神の子たちは、神のように変節しない永遠の存在者となります。
霊者も人間も、神の像に似せて造られ、変節しないものになるポテンシャルをもって命を始めます。
そのポテンシャルを生かすかどうかは本人次第です。
神は、霊者や人を変節しないロボットとして造ったのではなく、神ご自身のように「自分が望むものになるもの」として造りました。
つまり、神のように「自分がなるものになる」像に人を造りました。
それで、神の霊と調和して変節しないものになるかどうかは、本人次第ということです。
アダムの場合、サタンの策略に巻き込まれ、神のことばを軽んじ変節しました。
変節したアダムの子孫の人類は、もはや、神の像を反映できません。
神の像から変節した人類は、神のようになるのではなく、神の像から逸脱したものとなりました。
そのような変節した人間に神が似ているという発想は聖書も神も知らない人の発想です。
神のように変節しない永遠の存在になりたいなら、神のことばを侮らないで、そのすべてにおいて神に従うものとなる必要があります。
神と自分を比較して考えれば、自分がいかに神の像から逸脱しているかが分かるでしょう。
人間は神の像に似せせ造られていますので神的ですが、アダムの子孫の現状は、「聖書の神は人間に似ている」などとは言えません。
神の怒り、悲しみ、親切、憐み、慈しみ、妬み、喜び、辛抱、忍耐、侮り、嘲り、その他の感情は人間も持っていますので神の感情を推測できますが、その深さや質において計り知れず人間の感情と比べものにならないでしょう。
人間の限られた、また偏った思いや感情によって全能者を評価したり侮ることはできません。
神は天と地とそのなかのすべてのものの造り主です。
その力と知恵、理解力において人間とは比較になりません。
聖書の神は、神から見てバッタのような人間には似ていません。
この方は、全知全能の全能者であり、この方に達成しえないことはありません。
全地全能の神について軽率に語るなら、それはその人の恥となると思います。
イザヤ 40:20-23
20 あなた方は知らないのか。あなた方は聞かないのか。それは発端からあなた方に告げられなかったか。あなた方は地の基[の時]から理解力を働かせなかったのか。22 地の円の上に住む方がおられ,[地]に住む者たちは,ばったのようである。その方は天を目の細かい薄織りのように張り伸ばしておられ,それをその中に住むための天幕のように広げ,23 高官たちを無に帰しておられ,地の裁き人たちをも実在しないもののようにされた。
ヨブ記 37:14-16
14 ヨブよ,ぜひこのことに耳を向けるように。
立ち止まって,神のくすしいみ業にあなたが注意深いことを示せ。
15 あなたは知っているか。神がそれらに取り決めを課したときのことを。
また,その雲の光を照らさせたときのことを。
16 あなたは雲の釣り合いを保つことについて知っているか。
知識の全き方のくすしいみ業を。
ヨブ記 38:1-5
1 そこでエホバは風あらしの中からヨブに答えて言われた,
2 「計り事を暗くしているこの人はだれか。
知識がないのに言葉によって。
3 どうか,強健な人のように,あなたの腰に帯を締めるように。
わたしはあなたに尋ねてみたい。あなたはわたしに知らせよ。
4 わたしが地の基を置いたとき,あなたはどこにいたのか。
[わたしに]告げよ。もしあなたが確かに悟りを知っているのなら。
5 だれがその度量衡を定めたのか。もしあなたが知っているのなら。
あるいは,だれが測り綱をその上に張り伸ばしたのか。
ヨブ記 40:1-5
1 そしてエホバはさらにヨブに答えて言われた,
2 「とがめだてする者が全能者と争おうとするのか。
神を戒める者がこれに答えよ」。
ヨブ記 42:1-6
1 そこでヨブはエホバに答えて言った,
2 「私はあなたがすべてのことをなし得ることを知りました。
あなたには達成し得ない考えはないことを。
3 『知識がないのに計り事を暗くしているこの人はだれか』。
それゆえ,私は語りましたが,理解していませんでした。
私の知らない,私にとって余りにもくすしいことを。
4 『どうか,聞くように。そうすれば,わたしが話すであろう。
わたしはあなたに尋ねるので,あなたはわたしに知らせよ』。
5 私はあなたのことをうわさで聞いていましたが,
今は,私のこの目があなたを確かに見ております。
6 それゆえに,私は撤回し,
塵と灰の中でまさしく悔い改めます」。
イザヤ 55:8-11
8 「あなた方の考えはわたしの考えではなく,わたしの道はあなた方の道ではないからである」と,エホバはお告げになる。9 「天が地より高いように,わたしの道はあなたの道より高く,わたしの考えはあなたの考えより[高い]からである。10 降り注ぐ雨,また雪は,天から下り,実際に地にしみ込み,ものを生じさせ,芽を出させ,そして,種が種をまく者に,パンがそれを食べる者に実際に与えられなければ,その場所に帰らない。11 わたしの口から出て行くわたしの言葉も,それと全く同じようになる。それは成果を収めずにわたしのもとに帰って来ることはない。それは必ずわたしの喜びとしたことを行ない,わたしがそれを送り出したことに関して確かな成功を収める。
全知全能の神は、自由意思を持つ者たちの堕落が生じても、ご自分の考えを達成することができます。
自由意思は責任を伴い、責任は裁きを招き、すべてのものは「自分のまくものを刈り取る」ことになります。
サタンや悪霊の堕落、アダムの失敗は、神の目的の達成を妨げることはできません。
サタン、悪霊、アダムがもたらした障害は西暦1世紀にイエスによって取り除かれました。
全地は、神の意図したとおり、アダムの家族の永遠の住みかとなります。
この「救いの知らせ」が聖書のテーマです。
今回のテーマは、祭司についてです。
祭司は、神を代表して人々に神のことばを伝えました。これは祭司職が神の道の教育職であることを意味します。現に、古代イスラエルにおいて、祭司は神の律法の教育係でした。
祭司はまた、人を代表して神に人々の罪の許しを求めました。これは祭司職が人々のためのとりなし役であることを意味します。
モーセの律法が与えられる前、アダム、ノア、アブラハムなどの時代の神の民は、家族の頭が祭司の役割を担っていました。
ですから、祭司職の主要な仕事は、神の道の教育と人々の罪のとりなしです。
それには、病気の癒しや裁きなども付随します。
yooさんは「祭司職は神と悪魔との抗争の調停役」と書いていますが、
それは聖書から立証できません。
なぜなら、神は調停人など必要としませんし、神とサタンの抗争など存在しないからです。
まず、神ご自身が立法者で裁き主なので調停人は不要です。
だれでも、神よって裁かれます。
ヤコブ 4:12
12 立法者また裁き主である方はひとり,それは救うことも滅ぼすこともできる方です。
また、神とサタンとの間に抗争は存在しません。
サタンは犯罪者で神から裁かれ処刑されます。
アダムが罪に陥った時、神は関係者たち(蛇、エバ、アダム)に刑を宣告しました。
それで、罪を犯した者たちはすでに神から裁かれています。
あとは、処刑の執行を待つだけです。
サタンも悪霊たちも、アダムの家族も刑執行まで留置されているに過ぎません。
創世記 3:15
15 そしてわたしは,お前と女との間,またお前の胤と女の胤との間に敵意を置く。彼はお前の頭を砕き,お前は彼のかかとを砕くであろう」。
蛇とその胤は頭を砕かれることになっています。
つまり、サタンと悪霊たち、サタンに同調するアダムの子孫たちへの刑の宣告は滅びです。
犯罪者たちはすでに裁かれて、刑執行まで留置されています。
2ペテロ 2:4
4 まさに神が,罪をおかしたみ使いたちを罰することを差し控えず,彼らをタルタロスに投げ込んで,裁きのために留め置かれた者として濃密な闇の坑に引き渡された
2ペテロ 3:7
7 しかし,その同じみ言葉によって,今ある天と地は火のために蓄え置かれており,不敬虔な人々の裁きと滅びの日まで留め置かれているのです。
刑執行までの留置期間は、それぞれが、言い逃れのできない「腐った実(悪の証拠)」を生み出す時となります。
天と地のすべての神の子たちは、堕落の結果を見て、人間の場合は実際に経験して、神の正しさを学ぶことになります。
最初から終わりを知る神にとって、そのような腐った実を生み出す時間など必要ではありませんが、時間と空間に支配されている神の子たちにとってそれは必要でした。
それで、神は被造物の限界に合わせてことを進めています。
サタンと悪霊たちには救いはありませんが、サタンの策略の犠牲となったアダムの家族には救いの希望が差し伸べられています。
サタンと悪霊たちは、生ける神からの刑の執行に恐れおののいています。
マタイ 8:28-29
28 [イエス]が向こう側に着いて,ガダラ人の地方に入ると,悪霊に取りつかれた二人の男が記念の墓の間から出て来て彼に会ったが,[この二人は]ことのほか狂暴であったので,だれもその道を行ってそばを通る勇気がなかった。29 ところが,見よ,彼らが絶叫してこう言った。「神の子よ,わたしたちはあなたと何のかかわりがあるのですか。わたしたちを責め苦に遭わせようとして,定められた時よりも前にここに来たのですか」。
ヤコブ 2:19
19 あなたは,ただひとりの神がおられることを信じているというのですね。なるほどそれはりっぱです。ですが,悪霊たちも信じておののいているのです。
アダムの子どもたちには救いの希望が差し伸べられているので悔い改めが宣べ伝えられています。
使徒 17:30-31
30 確かに,神はそうした無知の時代を見過ごしてこられはしましたが,今では,どこにおいてもすべての者が悔い改めるべきことを人類に告げておられます。31 なぜなら,ご自分が任命したひとりの人によって人の住む地を義をもって裁くために日を定め,彼を死人の中から復活させてすべての人に保証をお与えになったからです」。
マタイ 16:27
27 人の子は,自分の使いたちを伴って父の栄光のうちに到来することに定まっており,その時,各々にその振る舞いに応じて返報するのです。
神がアブラハムからイスラエル国民をつくり、祭司の王国の約束を与えた目的は、約束の女の胤による祭司の王国をつくるためです。
祭司の王国は、アダムの家族を罪から救出し、犯罪者サタンの世を滅ぼし、神が当初意図しておられた世界を地上につくるために神から権威を与えられた取り決めです。
アブラハムの胤の主要な方はイエス・キリストであり、イエスに従う王国の子たちが副次的な胤としてキリストとともに祭司の王国の成員となります。
アブラハムの生来の子孫のイスラエル人たちは、他の民族と同じ罪人アダムの子孫なので、不信仰に陥り祭司の王国を形成するのに必要な数の王国の子たちを生み出すことができませんでした。
神への信仰は、血肉によって生じるものではありません。
どの民族も血肉のつながりで真の信仰をもつ王国の子たちの祭司の王国の成員を生み出すことはできません。
神は、その点も承知しており、サタンの影響下にある罪人イスラエルに再三にわたり警告、導きを与えておられます。
西暦1世紀に主要な胤イエス・キリストがイスラエル国民の間で「祭司の王国」の活動を開始し、アブラハムの生来の子孫であるイスラエル人の中から王国の子となる信仰のある人々を集めだされました。ですから、祭司の王国はメシアの王国であり、天の王国、神の王国とも呼ばれています。
イエス・キリストの罪のない死により、サタンの処刑は確定し、王国子たちは諸国民からも集められるようになります。それ以来、今日に至るまで、キリスト教は全地に宣べ伝えられ本当の信仰をもつ王国の子たちがあらゆる民族、民、言語の人々から集められてきました。
本物のクリスチャンは、王国の子たちであり、キリストと共に祭司の王国の成員となり、サタンの業を打ち砕き、アダムの家族の回復の仕事にあずかります。
アダムとエバについて学んでください。
https://bible9.blogspot.com/search/label/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%83%90?&max-results=10
「王国の子たち」について学んでください。
https://bible9.blogspot.com/search/label/%E7%8E%8B%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%81%9F%E3%81%A1?&max-results=10
詳しい返信に感謝いたします。近い世界観を持った方と繋がることができてとても嬉しいです。
> サタンが用いるそれらの国家宗教組織は、初期クリスチャンの間ですでに確立されていた聖典を、自らの権威の確立のために追認した(利用した)にすぎません
これに関しては完全に同意です。私のブログは一般的な元JWの思考に寄り添った内容にしておりますのでご指摘周りの事情には触れていません。
> 初期クリスチャン会衆における神の霊の強力な働きについて補足します
紛いなりにも私はクリスチャンですので1世紀当時の聖霊の働きに関してもsk様に同意です。「寄せ集め」は少し語弊がありましたね、、
> 人類の所有権をサタンに譲渡したのでもありません
この表現は少し過激だったようですね。より正確に言えば「この世の権威と栄光はサタンに譲渡されている」でしょうか、、。いずれにせよ、神が現在の世界に積極的な影響を及ぼしていないことは確かでしょう。
> 神は調停人など必要としませんし、神とサタンの抗争など存在しない
この点は確かに際どいですね。祭司の役割について的確に把握した上で議論すべきテーマだと思います。少なくとも神はルシファー、堕天使たちを含め、全人類の裁きを「子」に委ねてますよね?
ただ「神とサタンの抗争など存在しない」は無理がありませんか?神と悪魔の抗争は割とキリスト教圏ではメジャーな思想だと思いますが。
色々と丁寧に聖句も交えながら教えて頂き感謝です。引き続きsk様のブログでお勉強させていただきますね。また何かありましたら色々と教えて下さい。
yooさん
こんばんは、
■ 「神が現在の世界に積極的な影響を及ぼしていないことは確かでしょう。」について、
すべては「まくものは刈り取る」の原則によって営まれているのだけで、神が無関心ということではないと思います。
神は、サタンの世のなかで、真理と希望を与える聖書を備えてくださいました。
これは、神の積極的な影響だと思います。
聖書には、それと分かる神の際立った行動の記録が書かれています。
今、神がだれでも分かるような仕方で行動なさっていないからといって、神が積極的に人類と関わっていないとは言えないと思います。ただ、人が神の関わりを深く意識できないだけであり、王国の子たちにとって神の人類の世に対する変わらぬ関心の深さを疑う理由はありません。
神は、アダムのとき以来、ずっと変わらず人々と深く関わっています。
「神が現在の世界に積極的な影響を及ぼしていない」のではなく、「サタンの世を打ち砕くために目に見える行動を起こしていない」だけです。
目に見える神の行動がない時でも、神のアダムの家族に対する積極的な影響、関心は、アダムの反逆以来同じだと思います。
マタイ 5:45
[父]は邪悪な者の上にも善良な者の上にもご自分の太陽を昇らせ,義なる者の上にも不義なる者の上にも雨を降らせてくださるのです。
マタイ 10:29-30
29 すずめ二羽はわずかな価の硬貨ひとつで売っているではありませんか。それでも,あなた方の父の[知ること]なくしては,その一羽も地面に落ちません。30 ところが,あなた方の頭の毛までがすべて数えられているのです。31 それゆえ,恐れることはありません。あなた方はたくさんのすずめより価値があるのです。
使徒 17:26-28
26 そして,一人の[人]からすべての国の人を造って地の全面に住まわせ,また,定められた時と[人々]の居住のための一定の限界とをお定めになりました。27 人々が神を求めるためであり,それは,彼らが[神]を模索してほんとうに見いだすならばのことですが,実際のところ[神]は,わたしたちひとりひとりから遠く離れておられるわけではありません。28 わたしたちは[神]によって命を持ち,動き,存在しているからであり,あなた方の詩人のある者たちも,『そはわれらはまたその子孫なり』と言っているとおりです。
ローマ 8:19-22
19 創造物は切なる期待を抱いて神の子たちの表わし示されることを待っているのです。20 創造物は虚無に服させられましたが,それは自らの意志によるのではなく,服させた方によるのであり,それはこの希望に基づいていたからです。21 すなわち,創造物そのものが腐朽への奴隷状態から自由にされ,神の子供の栄光ある自由を持つようになることです。22 わたしたちが知るとおり,創造物すべては今に至るまで共にうめき,共に苦痛を抱いているのです。
「神の子たちの表し示されること」がまだ起きていないからといって、それを神の関心の尺度にするべきではないと思います。
■ 裁きを「子」に委ねてますよね?
はい、裁きは抗争ではありませんよ。
そもそも、立法者で裁き主である方に立ち向かっても争いになりません。
裁かれて処刑されるだけです。
イエスは刑執行人です。
■ 「神とサタンの抗争など存在しない」は無理がありませんか?
最初から終わりをご存じの方(始めも終わりもない方)にとって、脅威となる抗争の相手が存在すると思いますか。
サタンのインチキを神が脅威と思うでしょうか。
わたしには、そのようなことは想像できません。
サタンのインチキは、サタンがそのインチキを思いついた時点で、「まくものを刈り取る」法則に従い消え去ることが決まっています。つまり、インチキがバレ、裁かれて消え去るのです。
箴言 12:19
19 永久に堅く立てられるのは真実の唇であり,偽りの舌はほんの一瞬にすぎない。
わざわざご返信ありがとうございます。勉強になります。
> 神が無関心ということではないと思います
もちろんです。当然ながら私も、神は人類に対して大きな関心を持っていると考えています。
私が言いたい点は「マンションの管理」に置き換えると分かりやすいと思います。
神がこの世界(マンション)の管理人であれば、この世界(マンション)の清掃や管理は行き届いているはずです。
現在、この世界が清掃されておらず管理が行き届いていないのは「管理人」が神ではないからですよね?
> イエスは刑執行人です。
もちろん、究極的には神が「立法者であり裁き主」ですが、最後の審判で裁判/刑執行を行うのはみ子と花嫁たちですよね?「父はだれひとり裁かず、裁くことをすべて子にゆだねておられる(ヨハ5:22)」と考えます。
> サタンのインチキを神が脅威と思うでしょうか。
この点は確かに際どいテーマになると思います。私の聖書観は聖書外典、ギリシャ神話、日本神話も参考にしていますが、つまりサタンといえど、反逆する前は神の愛する息子、大切な家族でしたよね?
もちろん神ですから被造物など脅威ではないでしょう。しかし、人間と同様、悪魔や堕天使たちも神の大切な息子たちでしたから、息子たちの反逆は間違いなく父にとって心痛だったでしょう。愛していたから脅威ともなり得るのではないでしょうか?私は天界で「お家騒動」が起きており人類はそれに巻き込まれていると考えています。
さて、些細な意見の相違はあると思いますが、お互いキリストを主人と認め、主の帰還を待ち望んでいるクリスチャン仲間だと思います。引き続きsk様のブログ読ませて頂きますね。ブログ執筆も応援しておりますね。
yooさん
■ マンション管理人のたとえについて
アダムの家族に対する神の関心の深さと、マンション管理のたとえはつながりません。
神は、地の管理をすべて果たしておられます。
サタンの世が神の地所を壊しているのに、それを神のせいだとは言えません。
神は、地を破滅させているものたちを破滅に至らせる定めの時をお持ちです。
啓示 11:17-18
17 こう言った。「今おられ,かつておられた方,全能者なるエホバ神,わたしたちはあなたに感謝します。あなたはご自分の大いなる力を執り,王として支配を始められたからです。18 しかし,諸国民は憤り,あなたご自身の憤りも到来しました。また,死んだ者たちを裁き,預言者なるあなたの奴隷たちと聖なる者たちに,そして,あなたのみ名を恐れる者たち,小なる者にも大なる者にも[その]報いを与え,地を破滅させている者たちを破滅に至らせる定められた時が[到来しました]」。
今は、その定めの時ではないのでサタンの世を終わらせる神が行動が見られないだけです。
それは、神の積極的な関心と関係ありません。
特定の時のための神の行動がないからという理由で神は無関心などとは言えませんし、積極的に関与していないとも言えません。
命は神からのものですし、命を支えるものもすべて神からいただいています。
加えて、将来の救いの希望も与えられています。
信仰のある人は、これらの事実を神の積極的な関与と見ます。
世が悪いのは神の積極的な関与がないからとは言えません。
アパートが荒れているのは、管理人のせいではなく、住人が邪悪だからです。
ヨハネ 3:19-21
19 さて,裁きの根拠はこれです。すなわち,光が世に来ているのに,人々が光よりむしろ闇を愛したことです。その業が邪悪であったからです。20 いとうべき事柄を習わしにする者は,光を憎んで,光に来ません。自分の業が戒められないようにするためです。21 しかし,真実なことを行なう者は光に来て,自分の業が神に従ってなされていることが明らかになるようにします」。
■ 神の裁きについて
イエスは神の裁きの刑執行人なので、神が裁きを子にゆだねたという表現と矛盾しません。
イエスは「自分が聞くとおりに裁く」とも宣べています。
ヨハネ 5:30
30 わたしは,自分からは何一つ行なえません。自分が聞くとおりに裁くのです。そして,わたしが行なう裁きは義にかなっています。わたしは,自分の意志ではなく,わたしを遣わした方のご意志を求めるからです。
■ 愛していたから脅威ともなり得るのではないでしょうか?
心痛と脅威は無関係です。
自分の愛する子供の堕落は心痛となるでしょうが、そのせいで神がおびえる(動揺する)ことなどありません。
申命記 32:4-6
4 岩なる方,そのみ業は完全,
そのすべての道は公正である。
忠実の神,不正なところは少しもない。
義であり,廉直であられる。
5 彼らは自ら滅びとなることを行なった。
彼らはその子供ではない。その欠陥は彼ら自らのもの。
曲がってねじけた世代よ!
6 エホバに対してあなた方はこのように行なってゆくのか。
愚鈍で知恵のない民よ。
それはあなたを生み出した父,
あなたを造り,あなたに安定を与えた方ではないか。
度々のご返信ありがとうございます。
聖書について話し合うことができてとても嬉しいです♪
若輩者ではありますが丁寧にご指導いただき感謝いたします。
yooさん
こんにちは、
神のことばによる推論を柔和に聞いてくだりありがとうございます。
信仰は聞くことから生じます。
聖書にそう書いてあります。
ローマ 10:17
17 ですから,信仰は聞く事柄から生じるのです。一方,聞く事柄はキリストについての言葉によるのです。
キリストは、神を父と呼び、神は自分より偉大ですと言っています。
キリストは神を崇拝しています。
崇拝は、神だけがに示される最高の敬意です。
つまり、敬意の極致が崇拝です。
敬意は敬意の対象を過小評価したり、侮ることはありません。
それで、組織宗教の指導者や聖書学者、その他の専門家と呼ばれる人が書く、あるいは話す、神に関する評価が全能者に対して示されるべき最高度の敬意を少しでも低めるものなら、それはその人が聖書も神も知らないことを表しています。
そのような人の解説は、神の崇拝において何の益にもならないでしょう。
その種の聖書解説本を読むより、敬意をこめて、聖書を読み、神についての理解を神に求めた方が神との関係を改善し深められます。
> 神のことばによる推論を柔和に聞いてくだりありがとうございます。
こちらこそ勉強と自己吟味の機会を与えて下さり非常に感謝しております。ありがとうございます。
> 崇拝は、神だけがに示される最高の敬意です。つまり、敬意の極致が崇拝です
本当にそうですよね。この視点は新鮮でした。ありがとうございます。
> 神に関する評価が全能者に対して示されるべき最高度の敬意を少しでも低めるものなら、それはその人が聖書も神も知らないことを表しています。
sk様の神とみ言葉に対する敬虔さがよく伝わってきます。私も今後とも極めて神聖なみ言葉を慎重に学びかつ扱っていこうと気持ちを新たにできました。ありがとうございます。
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