それによると、父と子と聖霊は神で一体であるとされています。
その教理は古代バビロニアやエジプトの異教の神々と同じであり、ユダヤ教やキリスト教のものではありません。
ユダヤ人は唯一真の神YHWHを信じており、周囲の異教の多神教の三位一体の神を信じていませんでしたし、そのような意味不明、説明不能な概念は聖書中にはありません。
イエスの弟子たちは、キリストの復活の証人としてキリストの復活を宣べ伝えたのであり、インチキ三位一体などではありません。➡ 王たちの前での使徒パウロの証言をみてください。
三位一体を信じている人々は、その教えをあえて聖書から説明しようとしますが、その説明は真実のボリュームのない言葉の「こじつけ」となっています。
例えば、
創世記 1:26
26 次いで神は言われた,「わたしたちの像に,わたしたちと似た様に人を造り,彼らに海の魚と天の飛ぶ生き物と家畜と全地と地の上を動くあらゆる動く生き物を服従させよう」。
ここで、神は「わたしたち」と書かれているので一人ではなく三位一体であると言っていますが、人間が神の創造の初めではない事実を自分たちの教理に都合よく無視しています。
人間の創造に先立ち、神は既に幾億もの霊の子たちを創造していました。
神が最初に創造した霊の子は、天と地の他の全てのものの創造のために神と共に働きました。この最初の神の霊の子は神がお一人で直接創造した神の長子でした。
ですから、神はアダムの創造の際にこのご自分の長子に向かって「わたしたちの像に」と語りかけていました。
この神の長子は、後日人類の救出のために地上に遣わされてイエス・キリストとして知られるようになります。
イエスは、自らを「神」ではなく神から遣わされた「神の子」として紹介しています。
イエスに関する聖書の記述
■ まず、悪魔とイエスとのやり取りから「神」と「神の子」の違いを識別してください。マタイ 4:3-10
3 さらに,誘惑者が来て,彼にこう言った。「あなたが神の子であるなら,これらの石に,パンになるように命じなさい」。4 しかし[イエス]は答えて言われた,「『人は,パンだけによらず,神の口から出るすべてのことばによって生きなければならない』と書いてあります」。
6 こう言った。「あなたが神の子であるなら,身を下に投じなさい。『[神]はあなたに関してご自分の使いたちに指図を与え,彼らはその手に載せてあなたを運び,あなたが石に足を打ちつけることのないようにする』と書いてありますから」。7 イエスは彼に言われた,「『あなたの神エホバを試みてはならない』とも書いてあります」。
9 こう言った。「もしあなたがひれ伏してわたしに崇拝の行為をするならば,わたしはこれらのすべてをあなたに上げましょう」。10 その時,イエスは彼に言われた,「サタンよ,離れ去れ!『あなたの神エホバをあなたは崇拝しなければならず,この方だけに神聖な奉仕をささげなければならない』と書いてあるのです」。
マタイ 8:29
29 ところが,見よ,彼らが絶叫してこう言った。「神の子よ,わたしたちはあなたと何のかかわりがあるのですか。わたしたちを責め苦に遭わせようとして,定められた時よりも前にここに来たのですか」。
マルコ 3:11-12
11 汚れた霊たちさえ,彼を見るたびに,その前に平伏して叫び,「あなたは神の子です」と言うのであった。12 しかし[イエス]は,ご自分のことを知らせないようにと彼らに幾度も厳しく言い渡された。
マルコ 5:7-8
7 そして,大声で叫んでから,こう言った。「至高の神の子イエスよ,わたしはあなたと何のかかわりがあるのですか。わたしを責め苦に遭わせないことを神にかけて誓ってもらいます」。8 これは[イエス]が,「その男から出て来なさい,汚れた霊よ」と命じておられたからであった。
ルカ 4:40-41
40 しかし,日が沈みかけたころ,さまざまな疾患で病む者たちをかかえる人々がみな,[その病人たち]を彼のもとに連れて来た。[イエス]はそのひとりひとりの上に手を置いて,彼らを治されるのであった。41 悪霊たちもまた,叫び声を上げ,「あなたは神の子です」と言いながら,多くの者から出て来るのであった。しかし[イエス]は,彼らを叱りつけ,語ることを許そうとはされなかった。[イエス]がキリストであることを,彼らが知っていたからである。
■ 神のみ使いはイエスを「神の子」として紹介しています。
ルカ 1:35
35 み使いは答えて言った,「聖霊があなたに臨み,至高者の力があなたを覆うのです。そのゆえにも,生まれるものは聖なる者,神の子と呼ばれます。
■ バプテスマのヨハネはイエスを「神の子」と証ししています。
ヨハネ 1:34
34 そしてわたしは[それを]見たので,この方こそ神の子であると証ししたのです」。
■ イエスの弟子たちは、イエスを「神の子」とみなしていました。
マタイ 14:33
33 その時,舟にいた者たちは,「確かにあなたは神の子です」と言って,敬意をささげた。
マタイ 16:16
16 シモン・ペテロが答えて言った,「あなたはキリスト,生ける神の子です」。
ヨハネ 1:49
49 ナタナエルは彼に答えた,「ラビ,あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です」。
■ イエスご自身、みずからを「神の子」と述べています。
ヨハネ 10:36
36 あなた方は,父が神聖なものとして世に派遣されたわたしが,自分は神の子だと言ったからといって,『[神を]冒とくしている』とわたしに言うのですか。
ヨハネ 11:4, 27
4 しかしそれを聞いて,イエスはこう言われた。「この病気は死のためのものではなく,神の栄光のため,神の子がそれによって栄光を受けるためのものです」。
27 彼女は言った,「はい,主よ。わたしは,あなたが神の子キリスト,世においでになるはずの方であることを信じてまいりました」。
■ イエスを神のキリストとして受け入れなかった宗教指導者たちもイエスを「神の子」として訴えています。イエスは「神の子キリスト」であり「神」ではありませんし、またご自分を「人の子」とも表現しています。
マタイ 26:63-64
63 しかしイエスは黙っておられた。それで大祭司は言った,「生ける神にかけて誓って言え,あなたは神の子キリストなのかどうか」。64 イエスは言われた,「あなた自身が[そう]言いました。それでも,あなた方に言っておきますが,今後あなた方は,人の子が力の右に座り,また天の雲に乗って来るのを見るでしょう」。
ルカ 22:70
70 すると,彼らはみな言った,「それでは,あなたは神の子なのか」。[イエス]は彼らに言われた,「あなた方自身,わたしがそうだと言っています」。
ヨハネ 19:7
7 ユダヤ人たちは彼に答えた,「わたしたちには律法がありますが,その律法によれば,彼は死に当たる者です。自分を神の子としたからです」。
■ 人々は十字架のイエスを「神の子」と言ってののしっています。
マタイ 27:40-43
40 こう言った。「神殿を壊して三日でそれを建てると称する者よ,自分を救ってみろ! 神の子なら,苦しみの杭から下りて来い!」41 同じように祭司長たちも,書士や年長者たちと一緒に彼を愚弄しはじめて,こう言った。42 「ほかの者は救ったが,自分は救えないのだ! 彼はイスラエルの王だ。今,苦しみの杭から下りて来てもらおうではないか。そうしたら我々も彼を信じよう。43 彼は神に頼ったのだ。[神]が彼を必要とされるのなら,いま[神]に救い出してもらうがよい。『わたしは神の子だ』と言ったのだから」。
■ イエスの死の際の出来事によりローマの士官たちは、イエスを「神の子」と認識しました。
マタイ 27:54
54 しかし,士官および共にイエスを見守っていた者たちは,地震と起きている事柄とを見て非常に恐れ,「確かにこれは神の子であった」と言った。
マルコ 15:39
39 その時,そばで彼を前にして立っていた士官は,このようにして息を引き取られたのを見て,「確かにこの人は神の子であった」と言った。
■ イエスに関する聖書の記録は圧倒的に彼が「神の子」であることを示しています。
ヨハネ 20:30-31
30 確かにイエスは,弟子たちの前でほかにも多くのしるしを行なわれたのであるが,それはこの巻き物には記されていない。31 しかし,これらのことは,イエスが神の子キリストであることをあなた方が信じるため,そして,信じるゆえにその名によって命を持つために記されたのである。
神のキリストは神ではありません。
神のキリストは、天と地とその中のすべてのものの創造に神と共にあずかった神の長子です。
神と共に全てのものを創造した神の長子に関する聖書の記述
唯一の至高者YHWHの初子は、神が直接創造した唯一の神の子です。その神の長子は神の創造の初めであり神の栄光の反映そのものでもあります。
箴言 8:22-31
22 「エホバご自身が,その道の初めとして,昔のその偉業の最初[として]わたしを産み出された。23 わたしは定めのない時から立てられた。始めから,地よりも前の時代からである。24 水の深みもなかったときに,わたしは産みの苦しみを伴うかのようにして生み出された。それは水のみなぎる泉もなかったときである。25 山々が固く定められる前に,もろもろの丘に先立って,わたしは産みの苦しみを伴うかのようにして生み出された。26 [神]が地も,空地も,産出的な地の塵の塊の最初の部分をもまだ造っておられなかったときに。27 [神]が天を備えられたとき,わたしはそこにいた。[神]が水の深みの表面の上に円を定められたとき,28 上方の雲塊を固くされたとき,水の深みの泉を強くされたとき,29 海のために水がご自分の命令を越えないようにとの布告を置かれたとき,地の基を定められたとき,30 そのとき,わたしは優れた働き手として[神]の傍らにあり,[神]が日々特別の親愛の情を抱く者となった。わたしはその前で常に喜び,31 その地の産出的な土地を喜んだ。そして,わたしが親愛の情を抱く事柄は人の子らに関してであった。
神の長子は、神の傍らで優れた働き手として天地創造の業にあずかりました。
イエスは、天地創造の業にあずかった神の長子です。神(YHWH)ご自身ではありません。
コロサイ 1:15-17
15 彼(イエス)は見えない神の像であって,全創造物の初子です。16 なぜなら,[他の]すべてのものは,天においても地においても,見えるものも見えないものも,王座であれ主権であれ政府であれ権威であれ,彼によって創造されたからです。[他の]すべてのものは彼を通して,また彼のために創造されているのです。17 また,彼は[他の]すべてのものより前からあり,[他の]すべてのものは彼によって存在するようになりました。
啓示 3:14
14 「また,ラオデキアにある会衆の使いにこう書き送りなさい。アーメンなる者,忠実で真実な証人,神による創造の初め(the beginning of the creation by The God)である者がこのように言う。
神についての聖書の記述
創世記 1:11 初めに神は天と地を創造された。
神と訳されているヘブライ語は、エロヒーム ('elohiym)で複数形が用いられています。
エロヒームの意味は、「強力な者たち」です。
また、複数形は尊厳の強調のためにも用いられますので、必ずしも神が複数いることを意味していません。
ユダヤ人はYHWHを複数の神とみなしてはいません。
エロヒームは、至高者だけでなく、み使い、人間の支配者、裁き人、その他強力な者たちをあらわすためにも聖書中で用いられています。
聖書中のエロヒームの用例
至高者についての聖書の記述
「至高の神」という表現は、聖書の創世記14章に初めて出てきます。創世記 14:18-20
18 また,サレムの王メルキゼデクはパンとぶどう酒を携えて来た。彼は至高の神 (the Most High God) の祭司であった。19 そして彼は[アブラム]を祝福してこう言った。
「アブラムが祝福されるように。
至高の神,天地を作り出された方によって。
20 至高の神がほめたたえられるように。
あなたを虐げた者をあなたの手に渡されたその方が」。
イスラエル人は、YHWHを至高の神と信じていました。
イスラエル人は、神のメシアについての約束を信じていましたがメシアが何者なのか理解していませんでした。
それで、神のメシアであるイエスを退け殺害しました。
YHWHは至高者であり、
イエスはその方のメシア(キリスト)です。
双方ともエロヒーム(強力な者)といえます。
YHWHは至高の神であり、イエスは神の子(神の長子)です。
人の子が人であるように、神の子はある意味で神と言えます。
また、子が親と同一でないように、神の子は至高の神と同一ではありません。
み使いたちも人間もイエスと同じように「神の子」と言われています。
イエスは「神の長子」であり、至高の神の相続人とも言われています。
イエスも、み使いたちも、アダムの子であるわたしたちも至高の神(YHWH)の家族の一員として創造されました。
それで、イエスを受け入れた人々をイエスは自分の兄弟たちと呼んでいます。
ヘブライ 2:11
11 神聖にしている者も神聖にされている者たちも,みな一人の方から出るのであり,このゆえに彼(キリスト・イエス)は,彼ら(弟子たち)を「兄弟たち」と呼ぶことを恥としません。
マタイ 12:49-50
49 それから,自分の弟子たちのほうに手を差し伸べて,こう言われた。「ご覧なさい,わたしの母とわたしの兄弟たちです! 50 だれでも天におられるわたしの父のご意志を行なう人,その人がわたしの兄弟,また姉妹,また母なのです」。
ローマ 8:29
29 ご自分が最初に認めた者たちを,[神]はまた,み子の像にかたどったものとするようにあらかじめ定められたからです。それは,[み子]が多くの兄弟たちの中で初子となるためでした。
ヘブライ 1:1-4
1 神は,昔には,多くの場合に,また多くの方法で,預言者たちによってわたしたちの父祖に語られましたが,2 これらの日の終わりには,み子によってわたしたちに語られました。[神]は彼をすべてのものの相続者に定め,また彼を通して事物の諸体制を作られました。3 彼は[神の]栄光の反映,またその存在そのものの厳密な描出であり,その力の言葉によってすべてのものを支えておられます。そして,わたしたちの罪のための浄めを行なった後,高大な所におられる威光の右に座られました。4 こうして彼はみ使いたちよりも優れた名を受け継ぎ,それだけ彼らに勝る者となられました。
神の長子であるイエスは、至高の神と共に全てのものを創り、また罪に陥ったアダムの家族の救出を成し遂げ、至高の神によりみ使いたちよりさらに高められた存在となっています。
その業績の故に至高の神の長子は被造物からの賛美にふさわしい者とされています。
啓示 5:11-14
11 それから,わたしが見ると,み座と生き物と長老たちの周りにいる多くのみ使いたちの声が聞こえた。彼らの数は数万の数万倍,数千の数千倍であり,12 大声でこう言った。「ほふられた子羊は,力と富と知恵と強さと誉れと栄光と祝福を受けるにふさわしい方です」。
13 そして,天と地と地の下と海の上とにいるあらゆる被造物,およびそこにあるすべてのものがこう言うのが聞こえた。「み座に座しておられる方と子羊とに,祝福と誉れと栄光と偉力が限りなく永久にありますように」。14 すると,四つの生き物は「アーメン!」と言い,長老たちはひれ伏して崇拝した。
至高の神YHWHとその長子イエスが人類の救出のためになさったことを正しく理解している人たちは、意味不明、説明不能の三位一体のインチキを容易に見破ることができます。
そのサタンのインチキ(異教の三位一体の教え)は聖書から立証できませんし、むしろ至高の神とそのメシア(キリスト)による人類の救いの教えを混乱させる障害となっています。
コリント第二 4:3-4
3 そこで,もしわたしたちの宣明する良いたよりに事実上ベールが掛けられているとすれば,それは滅びゆく人たちの間でベールが掛けられているのであり,4 その人たちの間にあって,この事物の体制の神が不信者の思いをくらまし,神の像であるキリストについての栄光ある良いたよりの光明が輝きわたらないようにしているのです。
聖書中に、神、子、聖霊が同時に言及されている箇所はひとつもありません。
三位一体信奉者が追加した箇所が2箇所ありますが、写本の比較研究により、その一つは修正され、もう一つは疑わしい聖句として注意が喚起されています。
ヨハネ第一 5:7-8(口語訳聖書)
7 あかしをするものが、三つある。
8 御霊と水と血とである。そして、この三つのものは一致する。
11世紀の聖書では、8節の霊と水と血は、三位一体信奉者たちにより神と子と聖霊に改ざんされていましたが、写本の比較研究により現在のように原文が回復されています。
残る一つはマタイ 28章の聖句です。
➡ マタイ 28:18-20は疑わしい聖句です。
ことさらに「三位一体」という意味不明の宗教用語を使いたがる人たちについて
クリスチャンの中には、神と子は別の存在であるが完全に一致しているので三位一体だと言い張る人たちがいます。そのような人たちは、ことさらに「三位一体」と言い張らなくても父と子の関係は誰にでもすぐに理解できる当たり前の関係であることを再認識すべきです。
イエスは神を父と教え、人々は神と自分たちとの関係を容易に把握しました。
また、イエスは神に「父」と呼びかけていましたので人々はイエスと父との関係も容易に理解しました。
それで十分であり、異教の宗教用語の「三位一体」をことさらにキリスト教に持ち込む正当な理由などありません。
ですから、神とキリストは別の存在であるけれども「三位一体」だなどと言う人は、全く余計なことをして至高の神とそのキリストの関係を、父と子の関係であると言えばすむことを意味不明、説明不能な複雑怪奇なものにしていることになります。
そのような人はキリスト教の救いの音信を理解していません。
クリスチャンが宣べ伝えるべき王国の音信を強調すれば、おのずと神とキリストの関係は明らかとなり三位一体のインチキを暴くでしょう。
三位一体にしがみついている人たちは、キリストに祈っていますが、キリストは天の父(至高の神)に祈るように弟子たちを教えたことを無視します。
マタイ 6:6, 9-10
6 しかし,あなたが祈るときには,自分の私室に入り,戸を閉じてから,ひそかなところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば,ひそかに見ておられる父があなたに報いてくださるでしょう。
9 「そこで,あなた方はこのように祈らなければなりません。
「『天におられるわたしたちの父よ,あなたのお名前が神聖なものとされますように。10 あなたの王国が来ますように。あなたのご意志が天におけると同じように,地上においてもなされますように。
イエス・キリストは地上にいたとき至高の神YHWHの崇拝を促進したのであって自己崇拝を確立したり励ましたりしたのではありません。
ヨハネ 4:22-24
22 あなた方は自分の知らないものを崇拝しています。わたしたちは自分の知っているものを崇拝しています。救いはユダヤ人から起こるからです。23 とはいえ,真の崇拝者が霊と真理をもって父を崇拝する時が来ようとしています。それは今なのです。実際,父は,ご自分をそのように崇拝する者たちを求めておられるのです。24 神は霊であられるので,[神]を崇拝する者も霊と真理をもって崇拝しなければなりません」。
ヨハネ 5:30
30 . . . わたしは,自分の意志ではなく,わたしを遣わした方のご意志を求めるからです。
ヨハネ 6:38
38 わたしは,自分の意志ではなく,わたしを遣わした方のご意志を行なうために天から下って来たからです。
ヨハネ 7:16-18
16 それに対し,イエスは彼らに答えて言われた,「わたしの教えはわたしのものではなく,わたしを遣わした方に属するものです。17 だれでもこの方のご意志を行ないたいと願うなら,この教えについて,それが神からのものか,それともわたしが独自の考えで話しているのかが分かるでしょう。18 独自の考えで話す者は自分の栄光を求めています。しかし,自分を遣わした方の栄光を求める者,これは真実な者であり,そのうちに不義はありません。
ヨハネ 14:28
28 わたしは去って行き,そしてまたあなた方のもとに[戻って]来る,とわたしが言ったのを,あなた方は聞きました。もしわたしを愛するなら,わたしが父のもとに行こうとしていることを歓ぶはずです。父はわたしより偉大な方だからです。
ヨハネ 16:28
28 わたしは父のもとから出て世に来ました。そしてまた,世を去って父のもとに行こうとしています」。
全てのものの源は、至高の神YHWHであり、
至高者の長子がイエスです。
イエスは創造物の初子でありすべてのものの相続者です。
イエスは常に至高者YHWHの崇拝を促進しました。
キリストの弟子であるクリスチャンも自分たちの主イエスのように至高の神の崇拝を促進します。
ヨハネ 17:25-26
25 義なる父よ,確かに世はあなたを知っていませんが,わたしはあなたを知っており,これらの者たちも,あなたがわたしをお遣わしになったことを知っております。26 そしてわたしはみ名を彼らに知らせました。また[これからも]知らせます。それは,わたしを愛してくださった愛が彼らのうちにあり,わたしが彼らと結びついているためです」。
3 件のコメント:
三位一体ほど不要な概念はありませんよね。イエスは神とか金太郎飴状態で一般教会はイエスを神格化したがりますが、「第二のアダム」とか「油注がれたもの」「御使いよりも勝った名を与えられた」とか「創造物の初子」と至る箇所でイエスは神の最初の被造物であることは顕著ですよね。
旧約聖書中でイエスはミカエルとして登場していましたし、ユダの書でも「御使いの頭ミカエルがモーセの体について論じあった」とあるように過去の旧約時代においてはイエスは御使いの頭ミカエルとして認識されていることは明らかですね。
黙示録でもサタンが龍として描かれるのだから、イエスがミカエルとして描写されています。ミカエルはセラフィムもケルブすらも総指揮する御使いの軍勢の将軍であり、ヨシュアから礼拝をかつて受けたわけですから、通常の礼拝を受けてはならない天使ではないんですよね。三位一体信者はミカエルを冒涜してその旧約時代のイエスの働きを軽んじています。
「大いなる君」「イスラエル(クリスチャン)の守護天使」「ガブリエルを助けてペルシャの君、世界強国の君なるサタンを打ち負かすのはミカエルのみ」とする数々の聖句がミカエルがメシア君主でありクリスチャンを見守るナザレ人イエス(ヨシュア)であることは明白です。ミカエルよりも聖霊を重んじることは降霊術に近いでしょうね。三位一体にこだわる人たちは三位一体について議論すると行き止まるので捨て台詞を吐いてきますよ。
pjさん
コメントありがとうございます。
ダニエル10:5 目を上げて見ると,そこに,亜麻布をまとい,ウファズの金を腰に帯びたひとりの人がいた。6 そして,その者の体は貴かんらん石のようであり,その顔は稲妻の現われのようであった。その目は燃えるたいまつのようであり,その腕と足の立つ所とは磨き上げた銅を眺めるようであった。その言葉の響きは群衆のどよめきのようであった。(啓示1:13−15のイエスと同じ風貌をしたミカエル)
13 しかし,ペルシャの王土の君たちが二十一日間わたしに逆らって立ちつづけた。すると,見よ,主立った君のひとりミカエルがわたしを助けに来た。そのためペルシャの君たちに優勢になり,突破できたのだ。 14 そして今,末の日にあなたの民に臨む事柄をあなたに悟らせるためにやって来た。それはなお[来たるべき]日々にかかわる幻なのである」。 15 さて,彼がこのような言葉をわたしに話した時,わたしは顔を地に向けたまま口がきけなくなっていた。 16 すると,見よ,人の子らに似た者(アダムのベンにデムス)がわたしの唇に触れるのであった。それでわたしは口を開いて話しはじめ,自分の前に立っていた者にこう言った。「我が主よ,その現われのために,わたしのもだえはわたしの内に生じ,わたしは何の力も保っていませんでした。 17 それで,この我が主の僕はどうしてこの我が主とお話しできたでしょうか。そしてわたしには,今なお何の力もとどまっておらず,息さえ全く残っていないのです」。 18 すると,地の人のような姿をした者(アダムのマレ、男の姿をしている人)が再びわたしに触れて,わたしを強めてくれた。
この聖句ではガブリエルが男の姿をしている者、そしてミカエルが人の子に似た者と原語的に表現されて登場しています。ガブリエルがダニエルに「見よ、これがお前の君主ミカエルだ」と紹介している様子です。
ちなみにセブンズデーの教えでもなくてあの有名なマシューヘンリーも普通にミカエルはキリストと認めてるし初代教父たちもヘルマスの牧者だったか本を編纂してるヨハネの直弟子らもキリストはミカエルとその中で認めてるようですね。
でも神は心を見てミカエルがキリストであることを受け入れられない人がいても救うでしょう。でも明らかに分かってて敢えて違うと吹聴する人は危うくなるかもしれません。
多くの聖書翻訳は13節のヘブライ語を間違って訳しているのでエホバの証人ですらミカエルがキリストであることを証明できないのです。切り札となる聖句を間違って翻訳してるので証明できてないのですが、該当箇所はNKJVの翻訳が正確かあるいは上記で書き上げた意訳が正解ですね。
ダニエルは神に愛された預言者だったので、ミカエルの正体を明かされたと考えられます。ちなみにskさんもちゃんとミカエルがキリストであると昔からそこは普通に受け入れておられます。良くありがちなエホバの証人の全てを否定したいがためにミカエルがキリストであってくれると困る心理状態になり必死でミカエルがキリストとするのは間違いだとか言う人はいますが、残念ながらミカエルはキリストです。だからこそ聖書でそこまでミカエルが謎めいた存在として何度も登場しているのです。パズルみたいなもんですね聖書は。
ダニエル12:1「そして,その時に,あなたの民の子らのために立つ大いなる君(大いなるサー)ミカエルが立ち上がる。そして,国民が生じて以来その時まで臨んだことのない苦難の時が必ず臨む」
この聖句の立ち上がるも「創設する」の意味がありますので、やはりミカエルが王国を樹立するのだからキリストでしょう。
イエスご自身がみ使いの頭の声で再臨しその声で死者は復活する、王国を樹立する、ミカエルはイエスと同じ姿をしていて原語的に人の子で同じ称号で呼ばれる、ミカエルは神のようだを意味する最強天使長、ミカエルがサタンを天から落とす。もうチェックメイトです。
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