1965~1975 ハルマゲドンフィーバー JW急増の10年
レイモンド・フランズの調査により「ものみの塔」協会の会長の権限が「統治体」へ移される。フレッド・フランズ1975年の世の終わりを煽る。全世界でハルマゲドンフィーバーによるエホバの証人の急増の10年1965年
➡ レイモンド・フランズ (Raymond Franz) 20年奉仕したカリブ海から世界本部入り執筆部門で働く。ギレアデ学校の教訓者 ➡ エド・ダンロップ (Edward Dunlop) たちと聖書辞典「聖書理解の助け」の執筆編集にあたる。その結果、ものみの塔協会の運営の仕方が聖書的でないことが分かり、指摘される。印刷出版業務を行う商用法人と宗教団体エホバの証人の関係が聖書的でないことが指摘される。また考古学上の証拠は、古代バビロンによるエルサレムの滅亡が紀元前607年ではないことも指摘される。これらの2点は、ものみの塔協会の権威や聖書解釈を再検討するように促した。
70年代に印刷出版業務を行うものみの塔協会の会長が全権を持つ体制から宗教団体エホバの証人の統治体への権威の移行が、感情的なバトルを伴って行われてゆく。また期待はずれの1975年以降、個別にものみの塔協会の予言の解釈の再考がなされるようなる。
しかし、協会の組織改革は信者に自由をもたらさず、むしろ自由な聖書研究は抑圧され、異なる意見や見解は排斥の対象とされるようになる。
1966年
Life Everlasting in Freedom of The Sons of God 発刊。 1975年に人類史の6000年が終わることが指摘される。著者はフレッド・フランズ (Fred Franz)、1975年ハルマゲドンフィーバーが始まる。
1971年 聖書理解の助け (Aid to Bible Understanding) 出版される。 レイ・フランズおよび他3人統治体入り。 |
1974年
人類史の6000年が1975年9月に終わると称しハルマゲドンの可能性を煽る。
多くのJWは家や事業を売り開拓奉仕へ。
日本支部の監督 ➡ ロイド・バリー (Lloyd Barry) 統治体入り。
1975年
ハルマゲドンを見込んで聖書研究は6ヶ月となり、その間に進歩しない研究生は援助を打ち切られる。
1976年からの10年 異なる意見のクリスチャンの粛清の10年
統治体の中でレイモンド・フランズ良心の危機に直面する。ものみの塔協会と異なる見方する者を背教者とみなし真のクリスチャンたちを世界本部から追放し強権支配を推し進め協会の取り決め以外の聖書研究を禁止する。1976年
感情的なバトルの末、統治体と法人組織会長職の分離。表面上の組織改革がなされる。
1977年
6月 組織改革の感情的バトルにもまれた当時の会長ノア癌で亡くなる。代わりにフレッド・フランズが会長となる。
1979年
組織改革後つかの間の自由な雰囲気が世界本部に見られ、本部職員の間で個別の聖書研究グループができ独自の聖書研究が行われるようになる。しかしその年の終わりまでに、協会と異なる意見や見解は抑圧されるようになる。
1980年
世界本部で粛清が始まる。5月レイ・フランズ統治体解任、世界本部から追放される。 エド・ダンロップ排斥される。その他多くの本部職員が追放、排斥処分となる。当時の世界本部の様子はレイ・フランズの「良心の危機」に詳しく書かれています。
1981年
3月 長老ピーター・グレガーソン (Peter Gregerson) は調査の末、エホバの証人を辞める。
ものみの塔協会の集会以外での個別の聖書研究は禁止される。(w 8/15 p28-29)
レイ・フランズ排斥のために断絶の扱いが変更される。(w 9/15)
11/25 断絶者ピーター・グレガーソンと食事をしたとの理由でレイ・フランズ排斥される。
1982年
スウェーデンの長老カール・オルフ・ジョンソン (Carl Olof Jonsson) 1914年の信憑性の再検討をものみの塔協会に促したために排斥される。
1983年
カール・オルフ・ジョンソン (Carl Olof Jonsson) ものみの塔協会の予言の解釈の誤りを指摘する「異邦人の時再考」 (The Gentile Times Reconsidered) 発刊。
レイ・フランズ「良心の危機」発刊。
1985年
バプテスマの際の質問が変更され、「エホバの証人のひとりとして、神の霊により導かれる組織の一員となることを理解していますか。」と問われるようになる。(w 6/1 p30)
6月 日本支部からの手紙の通達から北海道広島会衆の事件が始まる。
1990年代 JWインサイダーの声が拡散した10年
宗教活動への税金の徴収が始まったため完全寄付性を導入。ものみの塔協会と国連と連携する。インターネットの普及に伴い80年代に排斥されたエホバの証人たちの証言により覚醒する人々が増加してゆく。ものみの塔協会は不都合な事実を隠せなくなりました。1989年
戸別訪問での雑誌販売に課税されないように、TV伝道師ジミー・スワガート (Jimmy Swaggart) の脱税の問題で、ものみの塔協会は法廷でスワガートを擁護。しかしジミー・スワガート敗訴。宗教活動による販売に課税が確定する。
1990年
1月よりものみの塔協会完全寄付制を導入。
1991年
レイ・フランズ「クリスチャンの自由を求めて」 (In Search of Christian Freedom) を発刊。
ロイド・バリー (Lloyd Barry) 国連NGOに著名し、ものみの塔協会は国連と提携する。
この事実は信者に知らされず、10年後に発覚し多くの現役JWから指摘され国連との関係を解除する。
ロイド・バリーデンマークの中央に位置するシルクボーグ (Silkeborg) 大会ホール(ヨーロッパでは congress hall と呼ばれている) をエホバ神(?)に献堂する。
1992年
12/22 フレッド・フランズ99歳で死去
1993年
ものみの塔協会 自己の歴史書「ふれ告げる」 (Proclaimer) の本を発行。
その中で、2520年におよぶダニエルの7つのときの起源はラッセルより50年前のジョン・アクィラ・ブラン (John Aquila Brown) であること (p134)、およびウィリアム・ヘンリー・コンリー (William Henry Conley) がものみの塔協会の初代会長であったこと (p576) を始めて認める。これらの事実はカール・オルフ・ジョンソンやレイ・フランズなどにより既に何年も前に指摘されており、ネットで公になっていたものです。
1999年
ロイド・バリー ハワイの大会で公演中に死去 83才
2000年
10月 ものみの塔法人の再組織、統治体は法人の取締役を辞任。法人の取締役7人は全て統治体外となる。ドン・アルデン・アダムス (Don Alden Adams) が法人の会長となる。
21世紀の最初の10年 JWの小児性愛者の不適切な扱いが暴露された10年
エホバの証人の小児性愛者による犠牲者たちからの声が上がり始める。心あるJWたちが協会に抗議を始める。英語圏でエホバの証人の小児性愛者の不適切な扱いがテレビ放送で公になる。2001年
JW長老のビル・ボーエン (William H. Bowen)、ものみの塔協会に「2人の証人」の理不尽な方針の改善を求める。同年にサイレント・ラムズ (Silentlambs) を立ち上げ全世界の性的虐待犠牲者の支持と救済を呼びかける。
9/11(火) 米政府の自作自演テロでツインタワー崩壊
10/8(月) イギリスのガーディアン (Guardian) 紙、ものみの塔協会とUN ngoの10年来の提携関係を暴露する。
10/15(月) 偽善的なエホバの証人国連との関係を放棄する。(ガーディアン紙見出し)
2002年
5/28日 アメリカのNBCニュースのデイトライン (Dateline) が、ものみの塔協会の方針の犠牲者たちの実情を全米で放送する。その中で元本部職員のバーバラ・アンダーソン (Barbara Anderson) は事態の改善を訴える。その放映に先立ち5/19日彼女は分裂を起こしたとして排斥される。
NBC DATELINE - Jehovah's Witnesses - Watchtower
- Child Sexual Abuse Settlement
- Child Sexual Abuse Settlement
その放送の2ヶ月後、イギリスのBBCのパノラマ (Panorama) は、1時間のドキュメンタリーを放映する。大会の話しを終え演題から降りた統治体のテッド・ジャラツ (Ted Jaracz) へ「2人の証人」の方針について直撃インタビューをしている。ジャラツはカメラの前で、「わたしたちは、書かれていることを超えません。」 (We will not go beyond the things written.) と答える。
Panorama - "Suffer the little children
Jehovah's Witness child molesation pedophilia exposed
Jehovah's Witness child molesation pedophilia exposed
その後、多くの国でものみの塔協会の理不尽な児童性的虐待方針につてのドキュメンタリー番組が放映される。
2003年
3/22 ミルトン・ヘンシェル (Milton Henschel) 死去 82
2004年
4/7 日本支部の調整者「織田正太郎」べテルで変死 70
べテルの屋上で梯子から落ち、発見が遅れ死亡。そばにあったカメラは無傷。
(憶測 織田兄弟は「も塔」の正体を知り始めていたかもしれない)
2005年
ものみの塔法人
会長 Don A. Adams
副会長 Robert W. Wallen、William F. Malenfant
書記・出納 Richard E. Abrahamson
取締役 Danny L. Bland、Philip D. Wilcox、John N. Wischuk
ものみの塔協会は天的クラスが運営しているのではありません。記事の執筆を監督しているのはいわゆる大群衆のクラスの人たちです。統治体はできた記事を承認する役割だそうです。
彼らはキリストの代理ではなく、偽物の一団です。
2006年
目ざめよ誌 月1発行となる。
2007年
サイレント・ラムズ「ロンの強姦犯人」 (Ron's Rapists) と題する記事を掲載。
内容はものみの塔協会英国ベテルの調整者ロナルド・ドレィジ (Ronald Drage) に関する隠蔽の詳細についてです。
7年前(2000年)から英国慈善委員会 (UK Charity Commission) は、ものみの塔協会の児童虐待の実態について調査を始めていた。
ロン・ドレィジ (Ron Drage) の友人マイケル・ポーター (Michael Porter) に関する英国慈善委員会によるミルヒル (Mill Hill) 会衆調査報告書(2007年8月)
エホバの証人のミルヒル会衆は放免されますが、ものみの塔協会の管財人たちは警告を受ける。
9/27 慈善委員会はものみの塔英国支部の管財人たちと会合。
ものみの塔協会英国支部の代表者たちは児童虐待を扱う方針を持っていること、およびマイケル・ポーターの件をどのように扱ったかを告げる。
ものみの塔協会英国支部は7年前に児童虐待方針を変えるようにはっきりと警告を受けており、そうするように働いていると主張していたが、現実は何もしていなかったことが判明する。
ものみの塔協会英国支部は、エホバの証人の全ての会衆に実行される児童保護方針を作るように警告される。
2009年
12月 オーストラリアのスティーブン・アンサンク (Steven Unthank) 兄弟は断絶し、後にトララルゴン会衆の虐待の被害者たち(子供たち)を保護するために一人でものみの塔協会と統治体を相手に訴訟を起こす。
2010年から今に至る訴訟の10年
オーストラリア、アメリカ、イギリスでエホバの証人の犠牲者たちによる「ものみの塔協会」への訴訟が始まる。英語圏で小児性愛者の扱いについて国による聴聞が始まる。ものみの塔協会は聴聞に非協力的。2010年
1月 ブルックリン世界本部の現役ベテル奉仕者ジョニー (Johnny the Bethelite) が組織の内部事情をリークし始める。
6/2 レイ・フランズ死去 88
6/9 テッド・ジャラツ死去 85
12/4 ジャック・バー死去 97
2011年
4/19 スティーブン・アンサンク、オーストラリアの児童保護法を守るようにものみの塔協会を告訴。
10/11 ものみの塔オーストラリア支部は各会衆にオーストラリアの児童保護法に従うように促す手紙を送る。
2012年
6月キャンディス・コンティ (Candace Conti)、児童虐待の方針をめぐってものみの塔協会を訴訟。
その後、アメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダなどで児童虐待の犠牲者の訴訟が増加。
2014年
児童虐待に関わったものみの塔協会英国支部の主要メンバーが解任される。
英国慈善委員会の調査が始まる。
ものみの塔協会は、
慈善団体として児童保護のために改善を再度警告される。
慈善団体の資格に関わる調査がなされる。
ものみの塔協会 英国の高額で有名な法律事務所を雇い英国慈善委員会の調査に対し上訴する。しかし裁判所は2度ものみの塔の上訴を棄却している。
2015年
7月 キャンディス・コンティ訴訟 1億8,000万-2億4,500万円で結審。
7/27-8/14 ものみの塔協会の児童保護方針について、オーストラリア王立委員会の聴聞。
統治体のジェフリー・ジャクソン (Geoffrey Jackson)、およびものみの塔協会の責任者たちの答弁は、問題の本質や重大性への認識の欠如を表しています。ものみの塔協会はこれまで20年近くにわたる同胞からの忠告を聞き入れてきませんでした。
イギリスにおいても同種の聴聞がはじまる。
英語圏の主要メディアがものみの塔協会の児童保護方針の問題を取り上げ、社会の注目を集めるようなり、現役のJWたちの覚醒が加速している。
一般配布用の『ものみの塔』と『目ざめよ!の両誌が隔月配布になる。
児童保護訴訟対策のためか神権学校廃止となる。
ものみの塔協会の態度は極めて傲慢ですね。
彼らの背後には司法権に対抗できるほどのイルミナーティ権力があるのでしょう。
今、ものみの塔が期待していることは、1914年の時と同じように、第3次世界大戦の勃発でしょう。
それで、全てのスキャンダルを吹き飛ばし、終わりの予言で再び人々を誤導できると思っているでしょう。
世界はイルミナーティの謀により第3次世界大戦へ向かっていると思います。
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