Thursday, November 19, 2015

背教(Apostasy)


キリスト教は背教者によって全世界に拡大しました。



世界の畑の中で、小麦は雑草の中に姿を消し収穫のときまで小麦と雑草は一緒に育つことになるとイエスは教えました。

本物のクリスチャンと偽物の識別はキリストが戻る収穫のときにハッキリします。

偽物は集められて焼かれ、
本物はみ使いたちにより天に収穫されます。


偽物のキリスト教は、鳥の宿る巨大な木になり、
本物はひとりの羊飼いに従う小さな群れとなるとイエスは教えました。


キリスト教を自称する宗教組織は沢山の枝のある巨大な木のようです。
偽物のクリスチャンは宗教組織の一員となり、人間の指導者の声に従います。
キリスト教を宗教組織に見出そうとする人たちはサタンの提供する偽キリスト教で満足するでしょう。
とはいえ、神やキリストを代表する人間や組織は地上に存在しません。
キリストの代表を自任する人や組織に従う人はキリストの羊ではありません。



一方、キリストに従う本物のクリスチャンは羊飼いの声を知っている羊のようにキリストの声に従います。
たとえ宗教組織のなかで聖書を学んだにしてもキリストの声を識別する羊たちはキリストの声に従い宗教組織のいいなりにはならないでしょう。やがて巨大な木のような宗教組織がサタンが備えた偽物であることに気付きバビロンを去るでしょう。



キリストは3年半の地上の宣教活動で真理を確立し贖いを備え人類の救出を成し遂げられました。
キリストの弟子たちのクリスチャン会衆は真理の柱としてローマ帝国の全域で真理を証しし擁護しました。

その真理とは、
世界とその中の全てのものを造られた神が存在すること
この方は天の父のように人類の福祉を気遣っておられること
神はご自分の独り子の命で全人類の罪を贖われたこと
死にゆく人類に将来の命の回復があること
すべての悪の裁きと終わりがあること
などです。

また上記の真理を支えている基礎的な真理は、
神はエホバという名を持つ唯一の至高者であること
人の子として地上に使わされたイエスは至高者の独り子であり至高者そのものではないこと
死はアダムの罪により生じたもので神が意図してたものではないこと
死の状態は眠りと同じで無意識無活動で物理的存在の消滅であること
死者には復活の希望があること
などです。


真のキリスト教はこれらの真理を証しし擁護します。

ですからこれらの基本的な真理からの逸脱は背教へと繋がります。

全てのものの創造者、至高者である唯一真の神からの逸脱
神の独り子による贖いからの逸脱
死者の復活の希望からの逸脱
キリストの死による律法契約の終了からの逸脱
クリスチャンの兄弟関係からの逸脱

などによりキリスト教からの背教が生じました。


ユダヤ人の作り話、系図、人間の伝統や哲学、諸国民の宗教、ユダヤ教、知識とよばれるものなどにより三位一体、霊魂不滅、宗教権威の正当化、復活はないとか復活は既に起きたとか、キリスト教の真理からの背教が起きました。


背教者の教理は、聖書の裏付けを欠き、証明不能なことの正当化のためのこじつけや意味不明の複雑な論議(インチキ)により支えられています。

初期クリスチャンたちは、そのような真理からの逸脱に巻き込まれないように警告されています。



西暦 50-52

ガラテア 1:7-9
7 しかしそれは別の[たより]ではなく,ただ,あなた方を煩わせ,キリストについての良いたよりをゆがめようとしている者たちがいるというだけのことなのです。8 しかし,たとえわたしたちや天からのみ使いであろうと,わたしたちが良いたよりとして宣明した以上のことを良いたよりとしてあなた方に宣明するとすれば,その者はのろわれるべきです。9 わたしたちが上に述べたとおりのこと,それをわたしは今もう一度言います。あなた方が受け入れた以上のことを良いたよりとしてあなた方に宣明している者は,だれであろうとのろわれるべきです。

ガラテア 2:4-5
4 むしろ,それはこっそり連れ込まれた偽兄弟たちによるのです。その人々は,わたしたちがキリスト・イエスと結ばれて持っている自由をうかがうために忍び込んで来たのであり,わたしたちを完全に奴隷にしようとしているのです― 5 そのような人たちに対してわたしたちは屈服して譲歩したりはしませんでした。そうです,一時といえどもです。それは,良いたよりの真理が引き続きあなた方のもとにとどまるようにするためでした。

ガラテア 6:12-13
12 すべて肉において外見を好ましく繕おうとする者たちがあなた方に割礼を強いようとするのです。それはただ,キリストつまりイエスの苦しみの杭のために迫害されないようにするためなのです。13 割礼を受ける者たちでさえ自分では律法を守らず,ただ,あなた方の肉において誇る理由を持とうとして,あなた方が割礼を受けることを望んでいるのです。


テサロニケ第二 2:3-4
3 だれにも,またどんな方法によってもたぶらかされないようにしなさい。なぜなら,まず背教が来て,不法の人つまり滅びの子が表わし示されてからでなければ,それは来ないからです。4 彼は,すべて「神」と呼ばれる者また崇敬の対象とされるものに逆らい,自分をその上に高め,こうして神の神殿に座し,自分を神として公に示します




西暦 55

コリント第一 15:12-19
12 ところが,キリストは死人の中からよみがえらされたと宣べ伝えられているのに,あなた方のうちのある人たちが,死人の復活などはないと言っているのはどうしてですか。13 実際,もし死人の復活ということがないのであれば,キリストもよみがえらされなかったことになります。14 そして,もしキリストがよみがえらされなかったとすれば,わたしたちの宣べ伝える業はほんとうに無駄であり,わたしたちの信仰も無駄になります。15 その上,わたしたちは神の偽りの証人ともなります。[神]はキリストをよみがえらせたと,神に逆らって証しをしてきたことになるからであり,死人が実際にはよみがえらされないのであれば,彼をよみがえらせることもされなかったからです。16 死人がよみがえらされないのであれば,キリストもよみがえらされなかったのです。17 さらに,キリストがよみがえらされなかったのであれば,あなた方の信仰は無駄になります。あなた方はまだ自分の罪のうちにあることになります。18 また,キリストと結ばれて[死の]眠りについた者たちは,実際には滅びてしまったことになります。19 今の命でキリストに望みをかけてきたことがすべてであれば,わたしたちはあらゆる人の中で最も哀れむべき者となります。

コリント第一 11:18-19
18 それはまず,会衆に集まるとき,あなた方の間に分裂があるためだと聞いています。そして,わたしはある程度それを信じます。19 あなた方の間には派もあるに違いないからですが,それは,是認される人たちがあなた方の間で明らかになるためでもあります。



西暦 61-64

テトス 3:9-11
9 しかし,愚かな質問や系図や闘争,また律法をめぐる争いからは遠ざかっていなさい。これらは無益であり,無駄なことなのです。10 分派を助長する者については,一度,またもう一度訓戒した後,これを退けなさい。11 あなたが知っているとおり,そのような人は道から外れて罪をおかし,自責の念を抱いているのです。


テモテ第一 1:3-4
3 自分がマケドニアにたとうとしていた際,わたしはあなたがエフェソスに滞在しているようにと励ましましたが,今また同じようにします。それはあなたが,異なった教理を教えたり,4 作り話や系図に注意を寄せたりしないようにと,ある人々に命じるためです。そうしたことは結局のところ何にもならず,調べるための問題を出すだけで,信仰に関連して神からのものを分かち与えることにはなりません。

テモテ第一 4:1-3
1 しかし,霊感のことばは,後の時代にある人たちが信仰から離れ去り,[人を]惑わす霊感のことばや悪霊の教えに注意を寄せるようになることを明確に述べています。2 それは,偽りを語り,その良心に焼き金によるような印を付けられた者たちの偽善によるのです。3 そうした人たちは結婚することを禁じたり,信仰を持ち真理を正確に知る人が感謝してあずかるために神が創造された食物を断つように命令したりします。


テモテ第一 6:3-5, 20-21
3 もしだれかがほかの教理を教え,健全な言葉,すなわちわたしたちの主イエス・キリストの[言葉]に同意せず,また敬虔な専心にかなう教えに[同意し]ないなら,4 その人は[誇りのために]思い上がっているのであり,何も理解しておらず,疑問をはさむことや言葉をめぐる論争で精神的に病んでいるのです。そうした事から,そねみ,闘争,ののしりのことば,悪意のうたぐりが起こり,5 また,思いが腐って真理を奪い取られ,敬虔な専心を利得の手段と考える人々の,ささいな事をめぐる激しい言い争いが[起こり]ます。

20 テモテよ,あなたに託されているものを守り,聖なる事柄を汚すむだ話や,誤って「知識」ととなえられているものによる反対論から離れなさい。21 ある人たちは,そうした[知識]を見せびらかそうとしたために信仰からそれて行きました。



西暦 65

テモテ第二 2:14-18, 23-26
14 これらのことをいつも彼らに思い出させなさい。言葉のことで争わないようにと,証人である神のみ前で彼らに言い渡しなさい。それは聴いている者たちを覆すだけで,何の役にも立たないのです。15 自分自身を,是認された者,また真理の言葉を正しく扱う,何ら恥ずべきところのない働き人として神に差し出すため,力を尽くして励みなさい。16 また,聖なる事柄を汚すむだ話からは遠ざかりなさい。そうした者たちはいっそうの不敬虔へと進み,17 その言葉は脱疽のように広がるからです。ヒメナオとフィレトがその中にいます。18 これらの人たちは真理からそれ,復活はすでに起きたのだと言っています。こうして彼らは,ある人たちの信仰を覆しているのです。

23 さらに,愚かで無知な質問を退けなさい。それが争いを生むことをあなたは知っています。24 主の奴隷は争う必要はありません。むしろ,すべての人に対して穏やかで,教える資格を備え,苦境のもとでも自分を制し,25 好意的でない人たちを温和な態度で諭すことが必要です。神が彼らに悔い改めを授け,真理の正確な知識に至らせてくださるかもしれないからです。26 そして彼らは,悪魔の意志に仕えるべくその者に生きながら捕らえられていたことを知り,そのわなから出て本心に立ち返るかもしれません。


テモテ第二 4:1-5
1 わたしは,神のみ前,また生きている者と死んだ者とを裁くように定められているキリスト・イエスの[み前]にあって,またその顕現と王国とによって,あなたに厳粛に言い渡します。2 み言葉を宣べ伝え,順調な時期にも難しい時期にもひたすらそれに携わり,辛抱強さと教え[の術]とを尽くして戒め,けん責し,説き勧めなさい。3 人々が健全な教えに堪えられなくなり,自分たちの欲望にしたがって,耳をくすぐるような話をしてもらうため,自分たちのために教え手を寄せ集める時期が来るからです。4 彼らは耳を真理から背け,一方では作り話にそれて行くでしょう。5 しかし,あなたはすべての事に冷静さを保ち,苦しみを忍び,福音宣明者の業をなし,自分の奉仕の務めを十分に果たしなさい。


ユダ 17-23
17 愛する者たちよ,あなた方は,わたしたちの主イエス・キリストの使徒たちが以前に語ったことばを思い出しなさい。18 すなわち彼らが,「終わりの時期には,あざける者たちが現われ,不敬虔な事柄に対する自分の欲望のままに進むであろう」とあなた方に言っていたことです。19 これらは分離を起こす者,動物的な[人間]であり,霊性を備えていません。20 しかし,愛する者たちよ,あなた方は,自分の抱く極めて聖なる信仰の上に自らを築き上げ,聖霊をもって祈ることにより,21 自分を神の愛のうちに保ちなさい。そして,永遠の命を目ざしつつわたしたちの主イエス・キリストの憐れみを待ちなさい。22 また,疑いを抱く者たちには引き続き憐れみを示しなさい。23 [彼らを]火の中からつかみ出して救いなさい。しかし,他の人々に引き続き憐れみを示しなさい。それも恐れの気持ちをもってしなさい。それと共に,肉によって汚された内衣をさえ憎みなさい。




西暦 98

ヨハネ第一 4:1-3
1 愛する者たちよ,霊感の表現すべてを信じてはなりません。むしろ,その霊感の表現を試して,それが神から出ているかどうかを見きわめなさい多くの偽預言者が世に出たからです。
2 あなた方は神からの霊感の表現をこれによって知ることができます。すなわち,イエス・キリストが肉体で来られたことを告白する霊感の表現はすべて神から出ていますが,3 イエスについて告白しない霊感の表現はどれも神から出たものではありません。しかもこれは,来るであろうとあなた方が聞いていた反キリストの[霊感の表現]であり,今やそれはすでに世にあるのです。

ヨハネ第二 9-11
9 先走って,キリストの教えにとどまらない者は,だれも神を持っていません。この教えにとどまっている者は,父も子も持っているのです。10 この教えを携えないであなた方のところにやって来る人がいれば,決して家に迎え入れてはなりませんし,あいさつのことばをかけてもなりません。11 その人にあいさつのことばをかける者は,その邪悪な業にあずかることになるからです。


ヨハネ第三 9-10
9 わたしは会衆に幾らかのことを書き送りましたが,デオトレフェスは,彼らの中で第一の地位を占めたがって,わたしたちからは何事も敬意をもって受け入れません。10 ですからわたしは,自分が行ったら,彼が行ないつづけている業,わたしたちについてよこしまな言葉でしゃべっていることを思い出します。また,彼はこうしたことで満足せず,自分が兄弟たちを敬意をもって受け入れないだけでなく,受け入れようとする者たちを妨害して,会衆から追い出そうとさえします




初期クリスチャンたちが直面していた背教の働きは相当深刻なものでした。
それらの偽使徒、偽預言者、偽クリスチャン、疑いを抱く者たちを扱う方法は、存在する脅威や状況により異なったでしょう。

各クリスチャンは真理に根ざし真理を擁護しつつ論争や愚かな質問を賢く避けたと思います。
使徒パウロの霊感の助言やイエスの教えや模範はそのことを教えています。


とはいえ、背教者の扱いと弱さにより罪に陥った兄弟姉妹たちの扱いを同列に扱うことはできません。

また、弱さによる問題を抱える兄弟姉妹たちに対する「も塔」の懲らしめは、聖書的な根拠が無いでしょう。
注解の制限、会衆内のでの割り当ての制限、その他の懲らしめは人の弱さの克服や霊的な回復と何の関係も無いと思います。むしろ「も塔」組織内の特権意識を印象付けるに過ぎません。


コロサイ 2:20-23
20 世の基礎的な事柄に対してキリストと共に死んだのであれば,なぜあなた方は,世に生きているかのように,21 「手にするな,味わうな,触れるな」といった定めになおも服するのですか。22 これは,用いつくされてすべて滅びるはずのものに関することであり,人間の命令や教えにしたがうものです。23 いかにもそうした事柄は,自ら課した崇拝の方式と[見せかけの]謙遜,すなわち体を厳しく扱うことにおいて,知恵の外見を有してはいますが,肉の満足と闘う点では何の価値もありません





まとめ

背教者の思いは自らを高めるものであり、キリストの教えた真理からの逸脱です。
それは、サタンの働きと真理への愛の欠如の表れです。
それにより、宗教指導者の仕切る宗教組織が出現しました。

偽キリスト教は多くの鳥の宿る巨大な木となりました。


マタイ 13:31-32
31 [イエス]は彼らに別の例えを示してこう言われた。「天の王国はからしの種粒のようです。人がそれを取って自分の畑に植えました。32 実際それはあらゆる種の中で一番小さなものですが,成長したときには野菜のうちで一番大きくて木のようになり,天の鳥たちが来て,その枝の間に宿り場を見つけます」。

啓示 18:1-2
1 これらのことの後,わたしは,別のみ使いが天から下って来るのを見た。彼は大いなる権威を持っており,地は彼の栄光によって明るく照らされた。2 そして,彼は強い声で叫んで言った,「彼女は倒れた! 大いなるバビロンは倒れた。そして,悪霊たちの住みか,あらゆる汚れた呼気のこもる場所,またあらゆる汚れた憎まれる鳥の潜む場所となった









他方、真のクリスチャンは、ひとりの牧者、天のキリストの声を知りキリストにのみ従う羊の小さな群れの成員です。

ヨハネ 10:14, 16, 27
14 わたしはりっぱな羊飼いであり,自分の羊を知り,わたしの羊もわたしを知っています
16 . . . 彼らはわたしの声を聴き,一つの群れ,一人の羊飼いとなります。
27 わたしの羊はわたしの声を聴き,わたしは彼らを知っており,彼らはわたしに付いて来ます

ルカ 12:32
32 「恐れることはありません,小さな群れ。あなた方の父は,あなた方に王国を与えることをよしとされたからです。




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