タラントを増やした忠実で思慮深い奴隷
イエスは、終わりの日の予言の中で「忠実で思慮深い奴隷」は誰でしょうか、と尋ねました。その奴隷にイエスは自分の全ての持ち物がゆだねられると述べています。
マタイ 24:45-47
45 「主人が,時に応じてその召使いたちに食物を与えさせるため,彼らの上に任命した,忠実で思慮深い奴隷はいったいだれでしょうか。46 主人が到着して,そうしているところを見るならば,その奴隷は幸いです。47 あなた方に真実に言いますが,[主人]は彼を任命して自分のすべての持ち物をつかさどらせるでしょう。
人がクリスチャンになると、忠実で思慮深い奴隷となることが期待されます。
キリストの弟子たちは互いを養うことに忠実で思慮深くあるべきです。
神はクリスチャン会衆に人々の賜物を与え、各クリスチャンは神の霊の賜物を互いへの奉仕に用いることになっていました。
ですからキリストの弟子たちは、みな忠実で思慮深い奴隷としての歩みを始め最後まで忠実を保って生涯を終えます。そして各自はキリストが天から戻られるときに報いを受けることが定まっています。
死の眠りにある者であっても、また主人が到来するときに生きている者であっても、王権を確実にしてサタンの世の征服を完了するために到来するキリストから、忠実な思慮深い奴隷の各々は報いを受けるでしょう。
そして、キリストは未だ戻っていません。
忠実なクリスチャンの報いはまだ将来の出来事です。
王国支配の始まり、キリストの再来、報いを受けることはワンセットの出来事です。
キリストの王国は未だ地上で見える形で実現しておらず、それゆえ王国支配の報いを受けたクリスチャンは存在しません。
忠実で思慮深い「王国の子たち」は、やがて王国支配を報いとして受けます。
ルカ 12:32
32 「恐れることはありません,小さな群れよ。あなた方の父は,あなた方に王国を与えることをよしとされたからです。
ルカ 19:15-19
15 「やがて,王権を確かに得て戻って来た時,彼は,銀子を与えておいたこれらの奴隷を呼び寄せるように命令しました。彼らが商取引きをしてもうけたものを確かめるためでした。16 そこで,最初の者が出て来て言いました,『主よ,あなたの一ミナは十ミナをもうけました』。17 それで彼は言いました,『よくやった,善良な奴隷よ! あなたは非常に小さな事において忠実であることを示したから,十の都市に対する権威を持ちなさい』。18 さて,二番目の者が来て言いました,『主よ,あなたの一ミナが五ミナを得ました』。19 彼はこの者にも言いました,『あなたも五つの都市を受け持ちなさい』。
啓示 11:17-18
17 こう言った。「今おられ,かつておられた方,全能者なるエホバ神,わたしたちはあなたに感謝します。あなたはご自分の大いなる力を執り,王として支配を始められたからです。18 しかし,諸国民は憤り,あなたご自身の憤りも到来しました。また,死んだ者たちを裁き,預言者なるあなたの奴隷たちと聖なる者たちに,そして,あなたのみ名を恐れる者たち,小なる者にも大なる者にも[その]報いを与え,地を破滅させている者たちを破滅に至らせる定められた時が[到来しました]」。
啓示 22:12
12 「『見よ,わたしは速やかに来る。そして,わたしが与える報いはわたしと共にある。各々にその業のままに報いるためである。
➡ マタイ 24:45-46 の「忠実で思慮深い奴隷」は誰でしょうか。の記事もお読みください。
「忠実で思慮深い奴隷」詐欺
ものみの塔、モルモン、統一教会、セブンスデー・アドベンチストなどのアドベンチスト派の宗教団体はキリストは見えないさまで戻っており宗教団体経由で王国支配が始まっていると教えて詐欺を働いています。ものみの塔協会は、イエスの述べた「忠実で思慮深い奴隷」は個々のクリスチャンではなく、1つの集合体であるといいます。
かって、彼らは、「忠実で思慮深い奴隷」級は西暦33年のクリスチャン会衆の発足から今日までの144,000人のクリスチャンたちで、終わりの日における任命は1919年に見えないさまで戻られたキリストによりなされたと教えていました。
2013年以降、それはニューヨーク・ブルックリンの「統治体」であると解釈変更がなされています。
1976年に「統治体」が存在する以前は、「ものみの塔聖書冊子協会」の会長が全権を振るっており、1919年に「忠実で思慮深い奴隷」の任命が戻られた見えないキリストによりなされたとされていますが、その当時、「統治体」なるものは存在しませんでした。
ものみの塔協会は表向きは宗教団体で、水面下では協会の会長と理事たちが仕切る印刷出版事業、不動産投資事業、株式投資事業を営む株式会社であり、その会長と理事たちをキリストは「忠実で思慮深い奴隷」として任命したのでしょうか。
そして ➡ 1976年、及び2000年に、株式会社「ものみの塔協会」の会長職と理事職は、純粋に宗教団体の「統治体」となるために会長職と理事職を退いたのでしょうか。
ものみの塔執筆委員会のふざけた解釈は、行き当たりばったりで、あちこちでつじつまが合いません。
キリストが戻られるときに、キリストのすべての持ち物の上に任命される、「忠実で思慮深い奴隷」は誰でしょうか。
その答は、キリストの王国支配にあずかる王国の子たちです。
ものみの塔協会のような地上の宗教団体の「統治体」などではありません。
現在、キリストの王国は未だサタンの世の征服のための支配を開始していませんし、天における戦争は未だ生じておらずサタンとその使いたちは未だ天から地へ放逐されてもいません。
王権を確かなものとしたキリストは、天軍を率いてサタンの世を終わらせるために未だ戻っていません。
「忠実で思慮深い」王国の子たちが、現実となった王国支配の報いを受けるときはまだ先のことです。
ですから、クリスチャンはすべて、キリストが報いを携えて戻られるときまで忠実で思慮深く行動する必要があります。そのようにしている者だけが、帰還したキリストから『よくやった,善良な奴隷よ! あなたは非常に小さな事において忠実であることを示したから,十の都市に対する権威を持ちなさい』と告げられるでしょう。
ものみの塔協会の「統治体」は、人を欺く「不実で貪欲な奴隷」であり、その主人は自分たちの来たるべきNWOのためにインチキを広めるシオニスト・イルミナーティ一族の悪魔崇拝者たちです。
19世紀後半から今日まで彼らが行っていることは、潤沢な資金をつぎ込んでインチキ神の王国を全地へ拡大することです。
ものみの塔協会の「統治体」は、サタンの「忠実で思慮深い奴隷」であり、キリストの支配に先走りサタンの世でインチキ支配を始めています。
コリント第一 4:8
8 あなた方はすでに存分に持っているのですか。あなた方はすでに富んでいるのですか。あなた方はわたしたちを抜きにして王として支配しはじめたのですか。
3 件のコメント:
忠実で思慮深い奴隷というのは、王国の子たちを示すもので、統治体ではないという意見に賛成です。
ぴゅう兄弟
こんばんは、コメントありがとうございます。
「ものみの塔」TVに統治体が頻繁に出てきますので、そのカリスマ性が薄らいでいますね。
同じ弱さを持つ不完全な人間がカリスマ性を保ちたいなら、戦前の日本の天皇のように顔や姿を見ないように規制しないとダメですね。ものみの塔の統治体はJW.TVに露出し過ぎで雑巾みたいになりつつありますね。
そもそも雑巾なのでまことに結構なことです。
会衆の前に立つ長老たちも同じですね。
ものみの塔協会の雇われ牧者たちは、みな裸の王様です。
笑ってやってください。
聖書の正しい理解をありがとうございます。これからも続けてください。
コメントを投稿