新しい契約とバプテスマ

2015/07/10 0

JW クリスチャン バプテスマ 王国の子たち 教理

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人はキリストを信じて水のバプテスマを受け「新しい契約」に入ります。

まず、イスラエル国民が神との律法契約に入った経緯をみていましょう。

律法契約について

アブラハムの生来の子孫であるイスラエル人たちはエジプトで国を形成するほどの人数に達しました。
やがて、イスラエル人たちを奴隷にするファラオが誕生し、彼らはエジプトの地で奴隷となります。
神はモーセを遣わしイスラエル人たちをエジプトの奴隷状態から救出なさいました。

彼らは ➡ アカバ湾の紅海を渡りアラビアのシナイ山まで導かれ、そこで神との律法契約に入りイスラエル国民が誕生しました。


律法契約が成立した紀元前1513年から40年後にイスラエル人たちは約束の地の取得に預かり始めました。それから西暦29年にキリストが出現するまで、彼らは律法契約の下に保護され、やがて現れるキリストを受け入れるために教育されました。

律法契約の目的について使徒パウロは、それが罪を明らかにするためであり、キリストの贖いの犠牲の必要性を悟らせるためであったと教えています。

律法契約は、イスラエル人を罪人のサンプルとして示し、全人類がキリストの贖いの犠牲を必要としていることの根拠を提供しました。

同時に律法契約はキリストの果たすべき役割の雛形を提供し、贖いの取決め全体の理解を助けています。

またその契約によりキリストの追随者の王国の子たちが備えられることになっていましたが、イスラエル人たちの不信仰のために、その目的は達成されませんでした。

受け継いだ罪により、その達成が不可能であることが明らかになったとき、神は、律法契約を廃止し、キリストによる新しい契約を開始することを約束なさいました。

キリストの血にによる新しい契約は功を奏し、必要とされる王国の子たち全員を備え、全人類の救いを達成することになります。

これは、罪に陥った人類を救出するためのシナリオであり聖書の救いの音信です。

創世記3:15の約束の胤は、蛇と蛇の胤を一掃しアダムの家族を死と苦しみ悲しみから開放するでしょう。

この約束の胤に関する目的や働きは律法契約新しい契約により保護され保証され人類の益のために成果を生み出すことになります。

「新しい契約」について

だれがその契約に入りますか。
どのようにしてですか。
新しい契約により何が達成されますか。

ヘブライ 8:7-13
7 もしその最初の契約がとがめるところのないものであったなら,第二のもののための余地が求められることはなかったでしょう。8 ところが,こう述べて民をとがめておられるのです。「『見よ,[その]日が来ようとしている』と,エホバは言われる。『そしてわたしは,イスラエルの家およびユダの家と新しい契約を結ぶ。9 それは,わたしがその手を取って[彼らの父祖たち]をエジプトの地から連れ出した日にその父祖たちと立てた契約によるのではない。彼らはわたしの契約のうちにとどまらなかったからである。そのためわたしは彼らを顧みることをやめた』と,エホバは言われる」。
10 「『これが,それらの日の後にわたしがイスラエルの家と締結する契約なのである』と,エホバは言われる。『わたしは,わたしの律法を彼らの思いの中に置き,それを彼らの心の中に書き記す。そして,わたしは彼らの神となり,彼らはわたしの民となるであろう。
11 「『そして,彼らは決して,それぞれ仲間の市民に,またそれぞれ自分の兄弟に教えて,「エホバを知れ!」とは言わない。最も小なる者から最も大なる者に至るまで,すべての者がわたしを知るようになるからである。12 わたしは彼らの不義の行ないに対して憐れみ深くし,彼らの罪をもはや決して思い出さないからである』」。
13 「新しい[契約]」と言うことによって,[神]は以前のものを廃れたものとされました。そして,廃れたものとされて古くなってゆくものは,近く消えてゆくのです。

注目すべき点
  1. 神は生来のイスラエル国民を世話することをやめた。神はキリストを退けた不信仰なイスラエル国民を用いることをやめて以来、国家のような物理的な組織(取決め)を用いていません。
  2. 神は新しい契約をイスラエルの家と結ぶと述べています、このイスラエルの家は生来のイスラエルと解釈できません。なぜなら神は生来のイスラエル国民を捨てたからです。それで生来のイスラエル国民は神の目的のうちに何の役割もありません。では、このイスラエルの家は何でしょうか。
  3. 新しい契約により罪の許しと神との関係の回復がもたらされます。


まず、2番目のイスラエルの家について考えてみましょう。

答えは、神が「新しい契約」を結ぶイスラエルの家およびユダの家とは、人類の世であることが分かります。

マタイ 19:28
28 イエスは彼らに言われた,「あなた方に真実に言いますが,再創造のさい,人の子が自分の栄光の座に座るときには,わたしに従ってきたあなた方自身も十二の座に座り,イスラエルの十二の部族を裁くでしょう。

王国の子たちによって裁かれるイスラエルの十二部族とはだれでしょうか。

コリント第一 6:2
2 あるいは,あなた方は,聖なる者たちがを裁くことを知らないのでしょうか。それで,世はあなた方によって裁かれることになっているのに,あなた方はごくささいな事柄を審理することもできないのですか。

イスラエルの十二部族は、人類の世を表していることが分かります。
加えて、王国の子たちは、イスラエルの十二部族から取られます。

啓示 7:4
4 そしてわたしは,証印を押された者たちの数を聞いたが,それは十四万四千であり,イスラエルの子らのすべての部族の者たちが証印を押された。

啓示 5:9-10
9 そして彼らは新しい歌を歌って言う,「あなたは巻き物を受け取ってその封印を開くにふさわしい方です。あなたはほふられ,自分の血をもって,あらゆる部族と国語と民と国民の中から神のために人々を買い取ったからです。10 そして,彼らをわたしたちの神に対して王国また祭司とし,彼らは地に対し王として支配するのです」。

ですから、人類の世はイスラエルの十二部族と見ることができます。
(ひょっとしたら、古代に不信仰なイスラエル人たちは神に裁かれて国を追われ全世界に散らされ、世界中の民や部族の中に溶け込んでしまっているので、その意味においても全人類をイスラエルの十二部族とみなせるかもしれませんね。日本文化は背教したイスラエルのガド部族、エフライム部族の影響を受けているといわれています。天皇のことをミカドと呼ぶのは、そこから来ているといわれています。)

では、象徴的なイスラエルの十二部族が全人類を表していることの意義は何でしょうか。

それは、罪の許しと、失われた神との関係の回復、および永遠の命の祝福の回復のために、アダムの家族は全て神との新しい契約に入る必要があるということです。

キリストの犠牲の血によって成立した「新しい契約」は王国の子たち(「天にあるもの」)のためだけのものではありません。それはまた、「地上のもの」のためでもあります。

コロサイ 1:20
20 また,苦しみの杭の上で[彼の流した]血を通して平和を作ることにより,地上のものであれ天にあるものであれ,[他の]すべてのものを彼を通して再びご自分と和解させることを[よしとされた]からです。

ヨハネ第一 2:2
2 そして彼はわたしたちの罪のためのなだめの犠牲です。ただし,わたしたちの[罪]のためだけではなく,全世界の[罪]のためでもあります。

新しい契約と水のバプテスマ

キリスト教の水のバプテスマは罪の許しのために「新しい契約」に入るためになされます。

バプテスマを受けたクリスチャンの立場についてパウロは律法契約の生来のイスラエル国民にたとえて説明しています。

コリント第一 10:1-5, 6
1 さて,兄弟たち,あなた方に知らずにいて欲しくないことですが,わたしたちの父祖はみな雲の下にあり,みな海の中を通り,2 みな雲と海とによってモーセへのバプテスマを受けました。 3 そして,みな同じ霊的な食物を食べ,4 みな同じ霊的な飲み物を飲みました。彼らはいつも,自分たちに付いて来た霊的な岩塊から飲んだのです。その岩塊はキリストを表わしていました。5 それにもかかわらず,彼らの大多数に対して,神はご自分の是認を表明されませんでした。彼らは荒野で倒されたのです。
6 さて,これらの事はわたしたちに対する例となりました。それは,わたしたちが,彼らが欲したように害になる事柄を欲する者とならないためです。



生来のイスラエル人たちは紅海の水をくぐりシナイ山で律法契約に入りました。
それは、モーセへのバプテスマと表現されています。

同様に、クリスチャンはキリストへの水のバプテスマにより、キリストをとおして「新しい契約」に入ります。

新しい契約により、王国の子たち(「天にあるもの」)への招待は、全ての国民、国語、部族に差し伸べられていますが、選ばれるものは少ないと聖書を述べています。

どういう意味でしょうか。

「新しい契約」に入っているバプテスマを受けたクリスチャンの中から、王国の子たち(「天にあるもの」)が神のご意志によって選ばれます。

王国の子たちのへの召しはキリストの地上の宣教活動から始まりキリストの帰還(return)まで続きます。

西暦1世紀以来多くのクリスチャンが生み出されてきました。そして王国の子たちは、それらのクリスチャンの中から神により選ばれます。

聖書によれば、全世界でバプテスマを受けたクリスチャンは多いけど、王国の子たちとして神から選ばれる人たちは少ないということです。

クリスチャンの水のバプテスマは「新しい契約」に入ることの象徴です。
そして、「新しい契約」は全人類のためのものです。
その中から、王国の子たちが選ばれます。

王国の子たちは「天にあるもの」で、その他は「地にあるもの」と言えます。

エフェソス 1:10
10 定められた時の満了したときにおける管理のためにご自身のうちに意図された意向によるものであり,すなわちそれは,すべてのもの,天にあるもの地にあるものを,キリストにおいて再び集めることです。[そうです,キリスト]において,

古い「律法契約」と比較すると「新しい契約」の優越性が分かります。

「律法契約」は生来のイスラエル国民だけのものです。

しかし、罪のためにイスラエル国民は、必要とされる王国の子たちの全員を提供することができませんでした。

罪があるので、どの国民にとっても、王国の子たち全員を提供することはできません。
それで一つの国民との律法契約は、この点で力不足あるいは無能であったために廃止されました。

神は、一つの国民との間の律法契約の力の無さをご存知でしたから、罪を贖うキリストの犠牲に基づき、全人類との「新しい契約」を約束なさいました。

「新しい契約」は律法契約のような雛形ではなく、キリストの犠牲による実体そのものであり、罪を贖われた全人類の中から必要とされる王国の子たち全員を提供することが可能になりました。

啓示の書はそのことを教えています。

啓示 5:9-10
9 そして彼らは新しい歌を歌って言う,「あなたは巻き物を受け取ってその封印を開くにふさわしい方です。あなたはほふられ,自分の血をもって,あらゆる部族と国語と民と国民の中から神のために人々を買い取ったからです。10 そして,彼らをわたしたちの神に対して王国また祭司とし,彼らは地に対し王として支配するのです」。

王国の子たちは、新しい契約下の人類のあらゆる部族、言語、民の中から、つまりあらゆる国のバプテスマを受けたクリスチャンの中から均等に選ばれます。

あらゆる国のバプテスマを受けたクリスチャンたちは「新しい契約」の中にいます。
しかしそれは、彼らが王国の子たち(「天にあるもの」)として選ばれたことを意味しません。
あらゆる国のバプテスマを受けたクリスチャンたちは、王国の子たちとなるように招かれたに過ぎません。

「新しい契約」下のバプテスマを受けたクリスチャンたちは、自分が何に招かれているかを認識する必要があります。

そして、その召しにふさわしく行動する必要があります。
そうすれば、やがて王国の子たちとして選ばれるでしょう。
なぜなら、今は「天にあるもの」を集めるときだからです。

バプテスマを受けたクリスチャンの中には、「雑草」のような偽クリスチャンもいます。そのような雑草のような偽ものは、王国の子たちとして選ばれるはずがありません。

また、バプテスマを受けたクリスチャンで、王国の子たちへの招待を理解できない、また認識できない人は、単にまだ選ばれていないだけです。

王国の子たちへの招待は、全ての人たちに差し伸べられていますが、その価値を見出している人は少ないでしょう。

マタイ 7:13-14
13 「狭い門を通って入りなさい。滅びに至る道は広くて大きく,それを通って入って行く人は多いからです。14 一方,命に至る門は狭く,その道は狭められており,それを見いだす人は少ないのです。

西暦1世紀当時のユダヤ人にとって、キリストを受け入れるかどうかは、命か死を意味しました。

ルカ 13:23-24
23 さて,ある人が彼に言った,「主よ,救われつつある者は少ないのですか」。[イエス]は彼らにこう言われた。24 「狭い戸口を通って入るため,精力的に励みなさい。あなた方に言いますが,入ろうと努めながら入れない者が多いからです。

バプテスマを受けたクリスチャンで王国の子たちとして選ばれたものでさえ、その立場を失うかもしれません。

聖書は王国の子たちに対する警告で満ちています。
その一例を挙げます。

啓示 2:25-19
25 それにしても,あなた方が持っているものを,わたしが行くまでしっかり守りなさい。26 そして,征服する者,わたしの行ないを終わりまで守り通す者には,わたしは諸国民に対する権威を与え,27 その者は鉄の杖で民を牧し,彼らは粘土の器のように打ち砕かれるであろう。それは,わたしが自分の父から受けたのと同様であり,28 わたしはその者に明けの星を与える。29 耳のある者は霊が諸会衆に述べることを聞きなさい』。

啓示 3:4-6, 15-18
4 「『とはいえ,サルデスのあなたのところには,自分の外衣を汚さなかった少数の名があるにはある。彼らは白い[外衣]を着てわたしと共に歩くであろう。[それに]ふさわしい者だからである。5 征服する者はこのようにして白い外衣で身を装うのである。そしてわたしは彼の名を命の書から決して塗り消さず,わたしの父の前またそのみ使いたちの前で彼の名を認める。6 耳のある者は霊が諸会衆に述べることを聞きなさい』。
15 『わたしはあなたの行ないを知っている。あなたは冷たくも熱くもない。わたしは,あなたが冷たいか熱いかのどちらかであってくれればと思う。16 このように,あなたがなまぬるく,熱くも冷たくもないので,わたしはあなたを口から吐き出そうとしている。17 あなたは,「わたしは富んでおり,富を得たのだから,何一つ必要なものはない」と言いながら,自分が惨めで,哀れで,貧しく,盲目で,裸であることを知らない。だから,18 わたしはあなたが,富んだ者となるために火で精錬された金を,また,身にまとってあなたの裸の恥が現われないようにするために白い外衣を,そして見えるようになるため自分の目に塗る目薬をわたしから買うように忠告する。

全人類が「新しい契約」に招かれています。
「新しい契約」に入っているバプテスマを受けたクリスチャンたちは王国の子たちへの召しを理解する必要があります。今は「天にあるもの」を集める時だからです。

そして、現実はイエスが予言なさったように展開しています。

マタイ 22:1-14
1 イエスはさらに答え,再び例えによって彼らにこう話された。2 「天の王国は,自分の息子のために婚宴を設けた人,[つまりそのような]王のようになりました。3 彼は,婚宴に招いておいた者たちを呼ぶため,自分の奴隷たちを遣わしましたが,その者たちは来たがりませんでした。4 再びほかの奴隷たちを遣わそうとして言いました,『招いてある者たちにこう言いなさい。「ご覧なさい,わたしは正さんを整えました。わたしの雄牛と肥えた動物はほふられ,すべての用意ができました。婚宴に来てください」』。5 ところが,彼らは無関心で,ある者は自分の畑に,別の者は自分の商売に出かけて行きました。6 しかし,ほかの者は,その奴隷たちを捕まえて不遜に扱い,それを殺してしまいました。
7 「そこで王は憤り,自分の軍隊を送ってそれら殺人者たちを滅ぼし,彼らの都市を焼きました。8 それから彼は自分の奴隷たちに言いました,『婚宴はたしかに用意ができているのだが,招いておいた者たちはそれに値しなかった。9 それゆえ,市外に通ずる道路に行き,だれなりとあなた方の見つける者を婚宴に招きなさい』。10 そこで,その奴隷たちは道路に出て行き,邪悪な者も善良な者も,その見つけた者をみな集めました。こうして,婚礼の部屋は食卓について横になる者たちでいっぱいになりました。
11 「王が客を見回るために入って来たとき,結婚式の衣をまとっていない人をそこに見つけました。12 それでその人に言いました,『君,結婚式の衣を着けずにどうしてここに入って来たのか』。その人は何も言えなくなりました。13 そこで王は僕たちに言いました,『その手足を縛って彼を外の闇に投げ出しなさい。そこで[彼は]泣き悲しんだり歯ぎしりしたりするであろう』。
14「招かれる者は多いが,選ばれる者は少ないのです」

最初に天の王国に招かれた生来のイスラエル人たちは言い訳をして招待に応じませんでした。
それから、その招待は善人も悪人も合わせて全ての国民になされましたが、招かれた人の中にはふさわしくない人もいました。

「新しい契約」および「王国の子たち」への招待は聖書が入手できる全ての場所の人々に差し伸べられています。
それにより、多くの人々がバプテスマを受けたクリスチャンとなり「新しい契約」に入りました。それらのクリスチャンの認識や信仰の質はさまざまです。雑草のような偽ものもたくさんいるでしょう。また天への召しを理解できない人もいるでしょうし、頭で分かってもその意味を認識できない人もいるでしょう。

ですから、「招かれる者は多いが,選ばれる者は少ないのです」。

キリストは天への道を開きました。

キリスト以前は誰も天への招待を受けていません。

マタイ 11:12-13
12 ただ,バプテストのヨハネの日から今に至るまで,天の王国は人々の押し進む目標となっており,押し進んでいる者たちはそれをとらえつつあります。13 すべて,つまり預言者たちと律法とは,ヨハネに至るまで預言したからです。

ルカ 16:16
16 「律法と預言者たちとはヨハネまででした。その時以来,神の王国は良いたよりとして宣明されており,あらゆるたぐいの人がそれに向かって押し進んでいます

ヨハネ 1:9-13
9 どんな人にも光を与える真の光が世に入ろうとしていた。10 彼は世にいたのであり,世は彼を通して存在するようになったのに,世は彼を知らなかった。11 彼は自分のところに来たのに,その民は彼を迎え入れなかった。12 しかし,彼を迎えた者,そうした者たちすべてに対しては,神の子供となる権限を与えたのである。その者たちが,彼の名に信仰を働かせていたからである。13 彼らは,血から,肉的な意志から,また人の意志から生まれたのではなく,神から[生まれた]のである。

エフェソス 1:8-14
8 [神]はそれを,あらゆる知恵と分別とにおいてわたしたちに満ちあふれさせてくださいました。9 そのご意志の神聖な奥義をわたしたちに知らせてくださったことにおいてです。それは,10 定められた時の満了したときにおける管理のためにご自身のうちに意図された意向によるものであり,すなわちそれは,すべてのもの,天にあるもの地にあるものを,キリストにおいて再び集めることです。[そうです,キリスト]において,11 この方との結びつきにおいて,わたしたちはまた相続人として選定されたのです。ご意志の計るところに応じてすべてのものを作用させる方の目的のもとに,わたしたちがあらかじめ定められていたからであり,12 それは,キリストに望みを置く点で最初の者となったわたしたちが,その栄光の賛美に仕えるためでした。13 しかしあなた方も,真理の言葉,すなわちあなた方の救いについての良いたよりを聞いた後,この方に望みを置きました。そして信じた後,やはりこの方により,約束の聖霊をもって証印を押されたのです。14 それはわたしたちの相続財産に関する事前の印であり,また,[神]ご自身の所有物を贖いによって釈放し,その栄光ある賛美とすることを目的としています。

ヤコブ 1:18
18 [父]は自らそう意図されたので,わたしたちを真理の言葉によって生み出し,わたしたちがある意味で被造物の初穂となるようにされました。

ヘブライ 11:39-40
39 しかしなお,これらの人々は皆,その信仰によって証しされながらも,約束[の成就]にあずかりませんでした。40 神はわたしたちのためにさらに勝ったものを予見し,わたしたちを別にして彼らが完全にされることのないようにされたからです。

西暦1世紀にキリストが天への道を開いて以来今日まで、今は「天にあるもの」を集める時であり、「地上のもの」を集める時ではありません。

それで、バプテスマを受けたクリスチャンで「地にあるもの」は、復活によるか、あるいは大艱難を通過するかによって地上での永遠の命の祝福を受けるでしょう。それは、神の憐れみを受ける神を知らない人類の大半と同じ扱いとなります。この点で神に不公平はありません。

エフェソス 1:10
10 定められた時の満了したときにおける管理のためにご自身のうちに意図された意向によるものであり,すなわちそれは,すべてのもの,天にあるもの地にあるものを,キリストにおいて再び集めることです。

マタイ 5:7
7 「憐れみ深い人たちは幸いです。その人たちは憐れみを受けるからです。

ローマ 2:6-11
6 そして,[神]は各々にその業に応じて報います。7 良い業における忍耐によって栄光と誉れと不朽性とを求めている者には永遠の命です。8 一方,争いを好み,真理に従わないで不義に従う者に対しては,憤りと怒り,9 患難と苦難があります。それは,有害な事柄を行なうすべての人の魂に,ユダヤ人を初めとしてギリシャ人にも臨みます。10 しかし,栄光と誉れと平和が,良い事柄を行なうすべての人に,ユダヤ人を初めとしてギリシャ人にもあるのです。11 神に不公平はないからです。

「王国の子として天への招待」は、キリストの弟子たちでさえ当初理解できませんでした。

神の救いの計画の全てを把握してはじめてその意義を理解し認識することができます。
そのような理解や認識は神の霊の働きによります。
それは、クリスチャンの信仰であり、信仰は神の霊の実のひとつです。

ヨハネ 16:13
13 しかし,その者,すなわち真理の霊が到来するとき,あなた方を真理の全体へと案内するでしょう

あなたがバプテスマを受けたクリスチャンで「新しい契約」の当事者であるなら、今差し伸べられている召しは天の王国の子たちの召しであることを知る必要があります。神は真理の霊をとおしてその理解に導かれるでしょう。

エフェソス 1:13-19
13 しかしあなた方も,真理の言葉,すなわちあなた方の救いについての良いたよりを聞いた後,この方に望みを置きました。そして信じた後,やはりこの方により,約束の聖霊をもって証印を押されたのです。14 それはわたしたちの相続財産に関する事前の印であり,また,[神]ご自身の所有物を贖いによって釈放し,その栄光ある賛美とすることを目的としています。
15 そのゆえにわたしも,あなた方が主イエスに対し,またすべての聖なる者たちについて抱く信仰について聞くにつけ,16 あなた方のことを感謝してやみません。わたしは自分の祈りの中で引き続きあなた方のことを述べています。17 わたしたちの主イエス・キリストの神,栄光の父が,ご自身についての正確な知識という点で知恵と啓示の霊をあなた方に与えてくださるようにするため,18 [また,]あなた方の心の目が啓発されて,[神]があなた方を召してくださったその希望は何か,聖なる者たちのための相続財産として[神]が擁しておられる栄光ある富は何か,19 そして,わたしたち信じる者に対する[神]の力の卓抜した偉大さがどんなものかを,あなた方が知るようになるためです。それは[神]の強大な力の働きによるのであり,

フィリピ 3:13-16
13 兄弟たち,わたしはまだ,自分が[それを]とらえたとは考えていません。それについては一つのことがあるのみです。すなわち,後ろのものを忘れ,前のものに向かって身を伸ばし,14 キリスト・イエスによる神からの賞である上への召しのため,目標に向かってひたすら走っているのです。15 それで,わたしたちのうち円熟した者は皆,このような精神態度を抱きましょう。そして,もしあなた方が何かの点でこれと異なる考え方をしているとしても,神はここに述べた[態度]をあなた方に啓示してくださるでしょう。16 いずれにしても,自分がどこまで進歩したかに応じ,その同じ仕方で整然と歩んでゆきましょう。

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プロフィール



1972年にバプテスマを受けてクリスチャンになりました。

その後、エホバの証人として宣教活動を40年ほど行い、長老のときに「ものみの塔協会」の方針と異なる立場をとったために長老を削除されました。

長年のエホバの証人としての人生は「ものみの塔協会」の崇拝の様式とキリストの教えとの不調和を経験することになり、「ものみの塔協会」の始まりからの歴史をインターネットを用いて調査し、この団体がロスチャイルド資本によるシオニズム運動の器として始まったこと、宗教組織を利用したロスチャイルド資本の国際投資企業であること、小児性愛者の不適切な扱い、預言や教理上の破綻などの腐った実を知りました。

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