約束の胤を生み出す女

2015/07/10 0

JW クリスチャン 王国の子たち 教理

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ものみの塔は、
約束の胤を生み出す「女」は、天のみ使いたちの組織であると教えています。

本当でしょうか。
調べてみましょう。

約束の胤を生み出す女

まず、人類を解放する胤の約束について読んでください。

創世記 3:15
15 そしてわたしは,お前と女との間,またお前の胤と女の胤との間に敵意を置く。彼はお前の頭を砕き,お前は彼のかかとを砕くであろう」。

サタンを打ち砕き、人類を罪と死から開放する約束の胤を地上に送り出すために神は「女」を用います。

この女を理解するために2通りの道があります。
ひとつは文字通りの女について、他方は象徴的な女についてです。

まず創世記の約束はアダムとエバに語られましたので、女はエバであると分かります。
エバは約束の胤を生み出す経路となりました。

また、胤の約束はアブラハムとその正妻のサラに繰り返されました。
それで、サラもやはり約束の胤を送り出す経路となりました。

創世記 4:25
25 それからアダムは再び妻と交わりを持ち,それによって彼女は男の子を産み,その名をセツと呼んだ。彼女の言うところでは,「カインがアベルを殺したので,神はその代わりに別の胤を立ててくださった」からであった。

創世記 17:15-21
15 神はアブラハムになおもこう言われた。「あなたの妻サライについては,あなたはその名をサライと呼んではならない。サラがその名となるのである。16 そしてわたしは彼女を祝福し,また彼女によってあなたに男の子を与える。わたしは彼女を祝福し,彼女は幾つもの国民となる。もろもろの民の王たちが彼女から出るであろう」。17 これを聞いてアブラハムはうつ伏し,笑いながらその心の中でこう言った。「百歳の人に子供が生まれるだろうか。それにサラが,そう,九十歳にもなる女が子を産むだろうか」。
18 その後アブラハムは[まことの]神に言った,「ただ,イシュマエルがみ前に生き長らえればよいのですが」。19 これに対して神は言われた,「あなたの妻サラは本当にあなたに男の子を産む。あなたはその名をイサクと呼ばねばならない。そしてわたしは彼に対してわたしの契約を立て,彼の後の胤のために定めのない時に至る契約とする。20 しかしイシュマエルに関しても,あなた[の願い]を聞き入れた。見よ,わたしは彼を祝福して子を多く生ませ,非常に多く殖えさせる。彼は必ず十二人の長を生み出し,わたしは彼を大いなる国民にならせる。21 だが,わたしの契約は,来年この定めの時期にサラがあなたに産むイサクに対して立てるであろう」。

サラから生み出された人々はやがてイスラエル国民となり、神はその国民と律法契約を結び、その契約の目的を表明なさいました。

それによると、イスラエル国民は祭司の王国となるとされています。
それはつまり、イスラエル国民が約束の胤を地上に送り出す経路となり、その国民から胤の王国、つまりサタンを砕くメシアの王国が実現し人類を罪と死から解放することになっていました。

出エジプト 19:1-6
1 エジプトの地を出た後,第三の月のその同じ日に,イスラエルの子らはシナイの荒野に入った。2 すなわち彼らはレフィディムをたってシナイの荒野に入り,その荒野に宿営を張った。イスラエルはそこで,山を前にして宿営したのである。
3 そしてモーセは[まことの]神のもとに上って行った。するとエホバは山の中から彼に呼びかけてこう言われた。「これはあなたがヤコブの家に話し,イスラエルの子らに告げるべきことである。4 『あなた方は,わたしがエジプト人に対して行なった事柄を見た。それは,あなた方を鷲の翼に乗せてわたしのところに連れて来るためであった。5 それで今,もしわたしの声に固く従い,わたしとの契約をほんとうに守るなら,あなた方はあらゆる民の中にあって必ずわたしの特別な所有物となる。全地はわたしのものだからである。6 そしてあなた方は,わたしに対して祭司の王国,聖なる国民となる』。これが,イスラエルの子らにあなたの言うべき言葉である」。

当たり前のことですが、律法契約が締結される時からサタンはイスラエル国民が自らを滅ぼす「胤の王国」を生み出すことがないように働きかけました。

イスラエル国民は、神を代表する組織でしたけれどサタンの働きにより腐敗し結果的に「胤の王国」を生み出すことが出来ませんでした。

しかし、サタンに乗っ取られた神の地上の組織のなかで、神は約束の胤を生み出す経路を確保なさいました。

西暦1世紀にダビデの家系の処女マリアに、み使いは彼女をとおしてメシアが生まれることを発表し、イエスが誕生し、王国の業が開始されました。

イエスは、メシアとしてサタンにハイジャックされた神の地上の組織から、アブラハムの胤、王国の子たちを連れ出し「胤の王国」を発足させました。

神は「胤の王国」を生み出す「新しい契約」をイエスの死により導入し、役割の終了した律法契約を破棄しました。また「新しい契約」によりあらゆる国民に「胤の王国」の成員になる道が開かれました。

ここで、注目すべき点は、
律法契約は、アブラハムの生来の胤を生み出しその役目を終了したこと、
その主要な胤はイエスキリストです。
イエスは、「新しい契約」を導入するために罪のない犠牲の死を遂げる必要がありました。
イエスはご自分に期待された全てのことを達成し「新しい契約」を有効としました。
そして、この「新しい契約」により約束の「胤の王国」が誕生することになります。
「胤の王国」はあらゆる国民から選ばれた王国の子たちで成っています。

ですから、創世記の「女の胤」を生み出す女は、「新しい契約」であるといえます。
使徒パウロはその点をガラテア書で説明しています。

ガラテア 4:22-31
22 たとえば,アブラハムは二人の子を得たと書いてあります。ひとりは下女により,ひとりは自由の女によってです。23 しかし,下女による[子]は実際には肉の方法で生まれ,自由の女による[子]は約束によって[生まれ]ました。24 これらの事は象徴的な劇となっています。この[女]たちは二つの契約を表わしているからです。一方はシナイ山から出ていて,奴隷となる子供たちを生み出すもの,すなわちハガルです。25 そこで,このハガルは,アラビアにある山シナイを表わし,今日のエルサレムに当たります。彼女は自分の子供たちと共に奴隷の身分にあるからです。26 それに対し,上なるエルサレムは自由であって,それがわたしたちの母です。
27 というのは,こう書かれているからです。「喜べ,子を産まないうまずめよ。声を上げて高らかに叫べ,産みの苦しみのない女よ。見捨てられた女の子供らは,夫のいる女の[子供ら]よりも多いからである」。28 そこで,兄弟たち,わたしたちは,イサクと同じように約束に属する子供です。29 しかし,その当時,肉の方法で生まれた者が霊の方法で生まれた者を迫害するようになりましたが,今もそれと同じです。30 しかしながら,聖書は何と言っていますか。「下女とその子とを追い出しなさい。下女の子が自由の女の子と一緒に相続人となることは決してないからです」。31 それゆえ,兄弟たち,わたしたちは,下女の子供ではなく,自由の女の[子供]なのです。

天にみ使いたちの組織があることは理解できますが、
この点で、「も塔」が教えているように、「胤」を生み出す天の女は、神の妻のようなみ使いたちの天の組織ではありません。

聖書は上なるエルサレムが天の組織ではなく「新しい契約」を表していると述べています。 天のみ使いが胤を生み出すのではなく、神の約束による「新しい契約」が胤を生み出します。

天の組織と地上の組織について

地上の組織はすぐにサタンにハイジャックされます。
古代イスラエルがそのことを物語っています。

天の組織は、サタンと対峙しておりハイジャックされることはありません。
ですから、王国の子たちは天の組織に属します。
キリストがそのための道を作りました。

律法契約の終わりとともに神は地上の組織を用いていません。
王国の子たちは地上の宗教組織の導きや保護を必要としません。
彼らは天の組織の保護と導きを受けます。

啓示 22:8
8 . . . わたし(み使い)は,あなた,また預言者であるあなたの兄弟たち,そしてこの巻き物の言葉を守り行なっている者たちの仲間の奴隷にすぎません。

マタイ 18:10
10 あなた方はこれら小さな者の一人をも侮ることがないようにしなさい。あなた方に言いますが,天にいる彼らのみ使いたちは,天におられるわたしの父のみ顔を常に見守っているのです。

ものみの塔協会は、自らを「母なる組織」と言って、聖書に書かれていることを超えて自らを高めマイコンJWを虜にしています。

ものみの塔の偽りの教えにより、神が人類に差し伸べている今の時期の召しについてマイコンJWたちは誤った理解と期待を持っています。JWたちは、胤の王国の成員になることを否定します。

それは、「胤の王国」による自らの滅びを回避するためのサタンの働きによります。

約束の胤を生み出す女は、新しい契約を表しています。
➡ そして、全人類が新しい契約に招かれています
➡ 人は、キリストを受け入れて悔い改めバプテスマを受けて新しい契約に入ります
新しい契約に入っているバプテスマを受けたクリスチャンの中から、天の王国を相続する王国の子たちが選ばれます。

そしてキリストの王国によりサタンと彼の胤の頭が砕かれます。

これらの聖書の真理の混乱はサタンの働きによります。
ですから、ものみの塔協会は神の器ではなく、サタンの器です。

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プロフィール



1972年にバプテスマを受けてクリスチャンになりました。

その後、エホバの証人として宣教活動を40年ほど行い、長老のときに「ものみの塔協会」の方針と異なる立場をとったために長老を削除されました。

長年のエホバの証人としての人生は「ものみの塔協会」の崇拝の様式とキリストの教えとの不調和を経験することになり、「ものみの塔協会」の始まりからの歴史をインターネットを用いて調査し、この団体がロスチャイルド資本によるシオニズム運動の器として始まったこと、宗教組織を利用したロスチャイルド資本の国際投資企業であること、小児性愛者の不適切な扱い、預言や教理上の破綻などの腐った実を知りました。

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